むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

籠字(かごじ)

2015-03-22 | 書道

昭和41年 桑原翠邦先生の還暦書会記念が北海道 帯広市で開催されたとのことです。

 

 

主催者は「小室吉助先生」で号は疎林です。

桑原翠邦先生が吉助先生のところでお書きになった「籠字」です。

 

 

 

還暦酔邦敬具と書かれています。

面白いですね!翠邦でなく酔邦です。

だいぶお酔になっていたのでしょう。

上には思い出したのでしょう。吉助の「吉」の字を書き足しています。

 

 

 

 市議会副市長宅での祝宴だったようですね。

 雅印の数を見たら22個ありました。(ご参考までに)

 

お教室には、先生が育てられた「ファイアーリリー」が飾られていました。

この状態が桜の咲く頃でも保っています(笑)

どうでしょう?梅雨のころは資料の山になっているかも知れませんね。

 

(酔 萬 鶴)