むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

初夏はまだかな?

2014-06-24 | 書道

6月も下旬になりました。

今日も東京地方は雨が降っています。

水滴の写真を撮りましたので、ご紹介いたします。

少し筆を休めてご覧になっていただければ幸いです。

 

 

何も変哲もない草花や葉っぱでも、水滴があるだけで絵になりますね。

何故でしょうか?

 

 

この水滴が次の動きを予測させるからでしょうか?

まんまるの不思議さもあります。

 

 

ついでに、プランターで育てているキュウリもご紹介いたします。

可愛いでしょ。

あと4~5日すれば収穫できます。

 

 

雨の日に、ビニール傘をさしてパチリしました。

気持ちが安らぐ画像かも知れません。

 

 

自作の蚊取り線香立て(外用)です。

 

 

家用もすでに活用していますよ。

梅雨明けはいつになるのでしょうか?

書道の紙もかなり湿り気を含んでいます。

この湿り気を利用するのも良いのでしょうね。

 

(萬 鶴)


焼き鳥屋で「明鏡止水」

2014-06-21 | 書道

筆勢ますます高まる頃・・・

と言いたいのですが、喉の渇きを感じるこの頃です。

友人と待ち合わせて、武蔵境の焼き鳥屋に行きました。

 

 

何故か、先ずはビールですね。

何故なのでしょうか?

風習?習慣?・・・分かりません。

 

 

消化が良くなるように、ジアスターゼの入っている、大根おろしが付け合わせです。

これも日本食(文化)の知恵なのでしょう。

何でも知恵って大事ですね。

 

 

やはり、旬のモノは美味しい。

今どきの枝豆はGOODです。

きっと、産地にも拘っているのでしょうね。

 

 

続いて・・・

隣の席の方が「とろろサラダ」を注文していました。

これが本当に美味しいのですよ。

家でも作れますので、お試しを。

さて、酒は何にしようかな?とメニューを見ました。

 

 

有るじゃないですかぁ~!

吉野先生が揮毫されたラベルの「明鏡止水」が!

もちろんこれにしましたよ。

 

 

なみなみと注がれる酒「明鏡止水」

いいですねぇ~。

これもこだわりです。

おかわりもしちゃいました。

 

 

焼き鳥はお任せコースでお願いしました。

普段、焼き鳥屋さんですと煙もうもうで、帰る時は衣服に臭いがつくことが通常です。

でも、このお店は焼く場所はガラス張りで仕切られており、煙が店内に充満しません。

備長炭で焼く姿と塩をふる格好も絵になります。

 

 

2時間ちょっといましたかね。

美味しい焼き鳥と会話。

そして、「明鏡止水」をいただき、満足な夕刻でした。

 

(萬 鶴)


漢字の源

2014-06-19 | 書道

時代は変わっても、面白いことは面白!

先日、6月14日付けのA紙に面白い記事がありました。

「漢字の源 タッチでたどる」です。

 

 

まぁ~いろいろとご意見はあるかと思いますが、これも時代の流れです。

私もパソコンもipadを活用している一人です。

分からない意味なども、検索するとかなり載っていますね。

大変便利な時代になりました。

このブログだって、パソコンで送って基本的には全世界の方が見ることが出来るのです。

さて、本題です。

読むと「漢字の成り立ちマスターになろう」と言う授業です。

「象形文字!」ものの形からできた字

「上」  横棒の上に点があるから・・・。

「鳴」 口+鳥の合体漢字だね先生。

 

 

こんな風にipadを使って・・・

はってんして・・・

鉛筆で書いて・・・

興味のある人は筆を持って・・・

やがて、書道の素晴らしさを感じていただければと思います。

私も書道の素晴らしさを少しずつですが、理解しはじめました。

しかし、道遠くです。

先日、全紙の下敷きを買い求めました。

半切から全紙(正確には全紙四分の三)のお手本をいただきました。

雙暢展用です。

 

 

さて、書宗院展のお知らせが同封されていました。

7月22日(火)~27日(日)

東京銀座画廊美術館です。

 

(萬 鶴)


秋山彩翆さん カルチャーセンターの講師に!

2014-06-16 | 書道

土曜日の稽古場です。

吉野先生より秋山彩翆さんが地元のカルチャーセンターの講師に選ばれたとの話がありました!

我がむさしの墨友会のメンバーが講師になることは嬉しい情報です。

すそ野を広げるには良い機会だと思います。

 

 

場所は西新井の駅前です。

みなさま、お声かけください!

よろしくお願いいたします。

 

 

 

土曜日のお稽古場です。

私がお伺いした時は、玉村鳳春先生がお稽古を受けておりました。

吉野大巨先生も頷いています。

何点もお出ししていましたね。

さすがです!

 

 

ご存知の中田仙鶴先生です。

“春は花 秋は月”と書かれた扇です。

萬鶴さんこれ差し上げますよ!

いただいてよろしいのですか?

どうぞ!でした。

ラッキーな土曜日のお稽古です。

 

 

 

夫唱婦随と書かれていました。

我が家には無縁の言葉かも知れません。

勝手にどうぞ。と言う言葉は無いのでしょうか?

それが我が家です。

 

 

私のあとはいらっしゃらなかった様子で、先生といろいろなお話をしました。

桑原翆邦先生の書かれた写真を見せていただきました。

先生は萬鶴さん、これを雙暢展用にしましょう。と全紙 四分の三(小雅箋 聯落ち)にお手本を書いていただきました。

この時間を費やしたのは2時間半でした。

時計は午後1時を過ぎていました。

特別なお稽古だと思います・・・。

 

 

萬鶴さん 裏技もありますよ。

全体のバランスを考え左から書く時も・・・です。

先生もこのような裏技を使っていたのですね。

 

 

 

 先生が大きく深呼吸しました。

4枚目でお手本の完成です。

「断塵俗愛静」と言う字です。

些細なことを気にせず、静かな境地を愛すると言う意味のようです

良いお手本をいただきました!

さっそく、廣悦堂さんへ行って紙類を仕入れてきました。

あとは・・・

書くだけです。

 

(萬 鶴)


「聴月」

2014-06-13 | 書道

 梅雨に入り長雨が続いています。

みなさまも体調を崩さぬようご自愛ください。

 

 

 庭のカンパニューラと言う花も雨に打たれて可哀そうです。

 

 

 

女房も洗濯物が干せず、困っている様子です。

やはり、コインランドリーに行かねば・・・と思っています。(私が)

 

 

半切を乾かす吊り場所も、洗濯物の干し場になってしまいました。

エアコンをかけて乾かしています。

これが現実感の生活です。

昨日の夕刻からやっと晴れ間が出てきました。

 

 

午後7時ごろの月です。満月でした。

辺りは薄明るく、お月さんも赤く見えます。

 

 

午後10時近くの月です。

コンパクトデジカメで撮りました。

やはり、腕でなく性能がいいのでしょう。

 

 

我が家の玄関に、内田藍亭先生に書いていただいた「聴月」を飾っています。

書いていただいたのは秋でしたでしょうか?

眺める月

聴く月

風流ですね。

こんな年齢にもなったのでしょう。

さて、「聴月」とはです。

良く分かりませんが、ネットで調べてみると、中国清朝時代の末・・・と書かれています。

ここでは“聴月楼”で説明がありました。

文中には面白いやりとりが書かれています。

月が何か言うわけはないから聞くことなんかできないと・・・

・・・「聴月の二字は大きな意味があるんです・・・

・・・聴月楼空に接し、楼高く月を聴く、穏やかな羽衣の楽、桂伐る斧音静静、・・・

 

昨夜の満月を眺めて、聴く月を勉強?してみました。

ネットも便利です。

書って面白いですね。

 

(萬 鶴)


鶴嶺さんからDVDが届きました!

2014-06-07 | 書道

六月に入り、東京地方も梅雨入りしました。

体調も崩しやす時期ですのでご自愛ください。

 

 

庭の草花はたっぷりと雨水を受け、元気に成長しています。

草花にとっては恵みの雨かと思いますが・・・・。

何ごとも度を超すと思わぬ結果が出てしまいます。

 

さて、先日 山崎鶴嶺さんから、第36回墨華書道展のDVDをいただきました。

 

 

吉野先生より、コピーしてお仲間にと渡されたものを、ダビングしていただきました。

パソコンで動画を見ながら、デジカメでパチリです。

一番簡易な(幼稚)方法でのDVD写真の取り込みです。

 

 

このビデオは遠藤史佰先生のご友人が撮影したそうですが、銀座画廊美術館の入口付近からエレベーター前など全体の雰囲気が良く分かる内容です。

吉野先生のご説明(解説)が始まりました。

 

 

 

丁寧にゆっくりとご説明されています。

比田井天来先生・桑原翆邦先生の若き日の書も、いろいろな視点でのご説明です。

 

 

へぇ~そうなんだぁ~。そうだったんだぁ~。と思うことがシバシバです。

その内容につきましては、何かの機会にご覧いただければと思います。

 

 

きっと、このようなデーターが大事なのでしょうね。

記録に残すことも、「温故知新」 継承と未来へのつなぎになります。

私も写真(カメラ)が好きですが、ストーリーを考えながら撮るようにしています。

入口から始まり、会場の雰囲気、作品の展示の仕方、個々の作品、そして その時のちょっと目に入ったモノなどもです。

書もそのストーリーが必要なんでしょうね。

いつも反省ばかりです。

 

(萬 鶴)


 ブログも更新しないと・・・・

2014-06-01 | 書道

ブログも更新しないと、お出でいただく方にも失礼かと思います。

さりとて、むさしの墨友会としてのブログですので、本来なら墨友会の活動などをご紹介するのが筋かと思います。

最近、みなさんの環境も変化し、集まって何かすることも以前ほどは無くなりました。

これも流れかと思います。

でも、アップしないことには意味がありませんので、私(萬鶴)の個人的なことが多くなっていることをお許しください。

私も個人のブログを持っていますので、時には重複することもあります。

さて、今日は我が家の古いものをご紹介いたします。

 

 

私が生まれた頃にはあったようですので、もう70年以上前のものだと思います。

戦中に使われていたのか、コンクリート製の防火用水です。

セピアでパチリしてみました。

 

 

今でも使っています。

赤い字が薄くなりましたので、ペンキを入れてみました。

さしずめ、我が家の塼文?かも。(笑)

 

 

以前、ご紹介しています。

隣の実家です。

先日、千葉で震度5弱の地震がありましたよね。

瓦の一部がずり落ちました。

そのくらい古い家です。

東日本大震災の時は、屋根瓦で棟の所が5~6か所崩れました。

 

 

廊下の電灯傘もレトロです。

レトロと言うより、昔のままです。

 

 

下駄箱もこんな風に

 

 

何も入っていない蔵。

もの置きになっています。

 

 

蔵のニ階から外を眺めるとこんな風に。

三重の扉になっています。

 

 

先祖代々、熱心な仏信徒でした。

檀家の総代も続いています。

とりあえず、私もやらされています。

こんなことを言ったら罰あたりですね。

仏壇には曼荼羅が三幅かけてあります。

 

 

一つは慶応二年と書かれています。

約150年前のものです。

 

 

これは明治五年。

 

 

もう一つは明治十一年です。

 

 

 

そして、先代が使っていた硯箱です。

覚えていますよ。

お爺ちゃんは達筆で、すべて筆で書いていましたね。

お婆ちゃんも、親父も、母も、姉も・・・。

何故、私だけが・・・と感じています。

突然変異なのでしょう。

 

 

これは携帯用の筆入れです。

最後に何とか、書道に関することで締めくくりました。

 

 

そんな萬鶴もこの顔から60数年経ったことにまります。

今日も萬鶴がなんとかまとめました。

 

(萬 鶴)