銘墨
私は土曜日をお稽古日にしています。
午前中のお稽古は私どもは休日とあって、ゆっくりと出来ますね。
先生との雑談?余談?笑談?・・・
お稽古の筆を休めて、この日は銘墨に話題が移りました。
大巨先生と千羔(ちこう)先生の揮毫した墨です。
この金色のものが千羔先生の揮毫で、僕(大巨先生)のより高いんですよ。と笑いです。
先生の説明に火が付いてきました。
もう止まりません。
止められません。
奥から大事そうに箱が出てきました。
先生のご説明が始まりました!
「桑原翆邦先生の銘墨」です。
これは美術品の部類なのでしょうね。
とても磨るような代物ではありません。
これは揮毫が浮いています。
銘?号?は掘っています。
凹凸も面白いですね。
あとはご説明出来ません。
知識がありませんので・・・。
今は木型職人が少なくなって、印刷の張り付けのような揮毫が多いとも聞きました。
私はゲスなものですから、思わず定価などを合計していました。
これが一本24,000でしょ。
これが・・・・
合わせるとひと財産ありますね。
まさにお宝です。
私はいただいたモノや父親が使っていた墨を使っていますので、今の所は不便はありません。
でも、美術品的な代物はありません。
みなさんも今度お稽古場に行きましたらご覧ください。
ご説明の時間が長くなるかも知れませんが・・・。
萬 鶴