高齢者虐待に対するニュースが気になった。
もちろん私もはしくれですから。
http://mainichi.jp/select/news/20141124k0000m040061000c.html
某番組でも取り上げられていた。
もちろんこの介護職員がやってしまった利用者の髪を抜くといった行為は許されるものではない。
ただこの容疑者の背景に何があったかなんて思うのだ。
何故髪を引っ張る事態になったのか。
もしかして利用者がひっぱたいて急にスタッフにスイッチが入ってしまったのかなとか。
もちろんお金じゃないけどお金。それもあるかもしれません。
この職員が、危険だったとしたら周りは何かフォローしたの?そういうのもわかりません。
一歩間違えればどんな介護職員だってやりかねない。だって人間だもの。腹が立つのは当たり前。
私も認知症のとこの方が経験長いし。
ほんと利用者を叩きたいなんて思ったこと何度もあります。怒っちゃいけないわけでもないです。
排便で、身体汚れてしまったからお風呂やトイレで綺麗にしようって思って誘導する。もちろんすべての人じゃないけどわかってスタッフにその汚物の汁をかけたりするような人もいる。殴ってこようとして利用者が転倒しそうになる。それを守らなくちゃいけない。
またそれを握る時も気をつけないと高齢者って手首とかすぐ痣が出来たりしちゃう。強くも握れず対応に困ること多々ある。
もちろん、腫れものを触るように「だめですよ」なんて雄著なこと言ってることが正しいわけでもない。すべてにおいて加減が必要ってこと。
日にって気分違うし。。排便リズムが上手くいかないだけでも利用者の気分って変わっちゃう。
たとえ自分が悪くなくても相性ってのもあるし。他の職員が上手く行っても自分が上手くいかない面とかも誰だってある。
家族の態度一つでもスタッフの気分って変わるもの。
よく私がブログに勝手に登場させてる唄うま爺さん一人にしてもそう。唄うま爺さんも認知症ではあります。
前いたスタッフは、大声出すことに対してまたそれを上回る大声で返し、余計に唄うま爺さんを助長させていた。施設長もそれを注意しようとしない。
杖を出すから危険だと私に教えて来た。自分は8ヶ月いるからわかってるとぬかしてた。
私は、その時入って間もなかったし、体もまだ完全ではなかったから朝3時間の週3しか勤務してなくて唄うま爺さんと接触する時間も少なかった。
でも大声出す人は前のとこでもいたし、さほどびっくりするようなことはなかった。
私は、新しい人だし試してくることもなんとなく読めた。
早速杖を私に、パンチをいれたが、それはただ単に私を試すために私のお腹を軽くつつくようなものだった。
この人はちゃんと力加減も出来るんだなって思った。
そんな時に、この勘違い職員は怒鳴る。
年上だけど。。はっきり言いましたよ。単に試してるだけであること伝えました。
大声出した時に、唄うま爺さんに聞かれたことあります「あんたはおれが怖くないんか?」と。
私は「全然。前いたとこもっと声でかいばあちゃんおったし、それにTさん(唄うま爺さん)本気で人叩いたりしないでしょ?」
ってストレートに言った。
そうすると「お前はおもろいやっちゃな」って返してくれた。
今では問題行動もすごく減りました。いろんなこと任せてるし。良い時はいい。悪い時は悪いとメリハリつけてあげること。
それだけでよかった。
たまたま私とい相性が合ったってのもまた良い結果だったわけですが。
すべてがこの対応できるわけじゃないんですよね。
こういう虐待というニュースを聞いた時、利用者どんな人だったんだろ。勤務体制大丈夫かななんてすぐ思っちゃうのであります。
介護というお仕事、大変なお仕事です。
親方もいろんな経験を積んでこられたからの意見だと読ませていただきました。
ガンバレ!
単に虐待って言葉で片付けられちゃ困るんですよね。
不可抗力でなってしまうこともありますから。
そしてよく来る家族ならともかく、ほとんど顔も見せない家族に言われるっていうのは職員として腹立つってこともあります。
でも、大抵、断片的で、暴力事件の事だけの報道なので、背景は全然分かりませんね(汗)
学校の苛めもそうだけれど、施設側も虐待という言葉で片付け、あまり詳しく追及されたくないのかもしれません(汗)
tweetyさんの言う通り、いろいろ背景に問題があるのでしょうね(汗)
そういうところも掘り下げて、同じような事件が再発しないように、匿名で情報開示してほしいものです。
でないと、例えば、暴力をふるう人にはどう対応したらいいのかとか、対策を立てるきっかけができないでしょう(汗)
疲れ切って、気持ちもイライラしながらとかもあるかもしれないし・・・
そういう場合はシフトを変えたりも必要でしょうし・・・
ベテラン職員が優遇される職場であってほしいとも思います(^^)
とにかく、認知症の介護はとても大変ですね(汗)
自分の親でも大変なのだから・・・
tweetyさんの体験談のように、こうやってうまくいったと、体験談をブログで開示してくれると、他の人の参考にもなるでしょう(^^)
介護職員の方々には本当に頭が下がります(^^)
無理しないで、ほどほどに頑張って下さい(^^)
変な固定観念が、介護職を苦しめてるのもあるんですよね。利用者にとって対応替えるのも一つの方法。
関わりすぎず、離れすぎず良い距離を取る。
必ずしも丁寧語とかにこだわらない。
私の場合。。少し暴れん坊の利用者さんの方が得意な面ありますけどね。逆に言いやすいって面もありますから。
よく事例にだす唄うま爺さん。言いやすいキャラなんですよ。気を使わせない人なんですよね。
認知症も様々。素直に甘えれないから騒いだりする。
そういうのをいかに見抜くかも私たちには課せられてます。