いつも私のブログを見ていただきありがとうございます。
今日は情報処理技術者試験を受験するまでのプロセスで大事だと思うことを書きたいと思う。
まず、私はこれまで色々な投稿記事の中で、
「過去問題」
がとても重要ということを言い続けてきた。
それはなぜか。個人的に思っていることは以下の3点。
①制限時間内で受験生の平均点が基準点近辺に集まるように難易度調整された良問であること
②その試験において特に重要視している内容を把握すること
③当該試験のクセや傾向に慣れること
過去問題の演習も時間を測って行うことで自分の立ち位置が客観的に評価できる。
これは予想問題集やパーツでの学習では得ることができないとさえ思っている。
ただ、誤解を与える可能性があるので1つ重要なことを書きたいと思う。
それは、基礎知識(インプット)があっての過去問演習(アウトプット)であるということ。
マークシート形式はインプットが最重要視される。
用語を覚えるもそうだし、究極は過去問題を暗記してしまえば何とかなる。
しかし、記述式や論述式の問題はインプットがあったうえで、
第3者に伝わる文書表現が求められる。
もっと言うと、【採点官】が納得する解答が必要なのである。
公式解答例などを見てニュアンス的に同じそうだと思っても、
採点官がそのように捉えられなければ得点できないのである。
繰り返しとなるが記述式や論述式の試験は、
「採点官が納得する文書力」
が必要なのだ。
そして、その文書の中に設問で問われている知識や経験を盛り込む必要がある。
字数制限がある中で端的に誤解なくすっと【採点官】の頭に入る文書が必要なのだ。
だから、大前提に基礎知識のインプットがないと、
どれだけ過去問演習をしても公式解答例に近づいていかない。
もっと言うと、自分が分かっている内容を一般的な表現に変換しつつ、
その問題で問われる核心的な要素が盛り込まれた状態で表現する必要がある。
つまり、自分よがりの解答では満足する点数がもらえないと思っている。
恥ずかしい話だが、私はこれに気付くのに数年を要した。
記述式の解答はまだごまかしがきく。
複数の設問に対して、解答する文字数も短め(10~50字程度)だからだ。
ただ、論文形式はそうはいかない。
端的に論理的に客観性を持たせながら問われたことに対して適切に
解答していかなければならない。
ここまでいろいろと書いたが、基礎知識(インプット)ありきなのである。
具体的には、以下のような内容である。
①試験に必要となる基礎知識
②試験合格に必要な情報
③実際の試験で何が問われてきたのか=過去問情報
情報処理技術者試験は全部で13区分ある。
そのうち、記述式や論述式試験は11区分ある。
それぞれの特徴をしっかりと過去問を通じて学ぶことが重要だと思う。
もし少しでお役に立てれば幸いである。
私の経験や知識が役立ちそうなものがあればまたアップしていきたいと思う。
もし読者の皆様からリクエストがあればコメントをお願いします。
(可能な範囲でお答えしたいと思います)
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