タロット+AURA-SOMAサーファーブログ!

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エステティシャンの皆様へ

2008-09-26 08:55:51 | エステティシャン
連載シナリオ『ハートに火をつけて』

7 同・回想前(武彦のマンション)
芳恵「殴ったの?」
  武彦、コクリと頷く
武彦「チョットだけな」
  芳恵、下を向き頭を振り
芳恵「バカじゃないの!あんた課長なんだか
 ら部長に文句言われるのあたり前でしょ」
武彦「給料下がって、文句ばかり言われたら
 やってられっかよ」
芳恵「歩合が付かなくなった分、ボーナスが
 良くなるって言ってたでしょ」
武彦「もうイイよ、辞めたんだから」
  武彦、芳恵の髪を撫でる
芳恵「良くないわよ、これからどおするのよ」
  武彦、芳恵を抱きしめる
武彦「大丈夫だって」
  武彦、芳恵にキスをして、尻を撫でる。
  芳恵、不意をつかれ怒りの表情が和らぐ。
 ♪電話の着信音
芳恵「もう!」
  芳恵、受話器を取り、
芳恵「ハイ田辺じゃなかった、中田です」
慶次の声「武彦居ます」
芳恵「どちら様ですか?」
慶次の声「慶次です」
芳恵「刑事?」
  芳恵、受話器を押さえ、
芳恵「あんた、警察からみたいよ?」
  武彦、電話を取り、畏まった表情を作り、
武彦「刑事さん、スミマセン示談で済ませま
 すから」
  芳恵、不安な表情
    ×  ×  × 
  電話ボックスの中の慶次
    ×  ×  × 
慶次の声「何言ってんだよ、俺だよ慶次」
  武彦、芳恵の顔をみて笑いながら
武彦「ナンテね!よう久しぶり」
  芳恵、安堵の表情
慶次の声「何バカやってんだよ!それより
 俺、旅に出るけど、一緒に行かね?」
武彦「行く、行く」
慶次の声「おまえ、仕事してんだろ?」
武彦「今日辞めた」
慶次の声「冗談だろ」
武彦「マジ」
慶次の声「本当かよ、そんじゃ丁度良いや」
  芳恵、今度は怪訝な表情で武彦を見詰る。
    ×  ×  × 
武彦「・・・うん・解かった、そんじゃ」
  武彦、電話切る。
芳恵「誰?」
武彦「慶次、おまえも知ってるだろ、2,3
 度会ってるから」
  芳恵、疑問が解けた表情で
芳恵「ああ、アノ慶次君、海外から戻ってき
 たの?」
武彦「もう、1年前に戻ってたんだって
 あいつも水臭いな、俺に知らせねえで」
芳恵「それで、遊びに来るの?」
武彦「ううん、また旅にでるから、一緒に
 行かないかって」
芳恵「え!何処行くの、海外?」
武彦「国内だって」
芳恵「私も仕事休んで行こうかな?」
武彦「ダメだよ、これ男の旅だもん」
  芳恵、ムッとした表情に成り。
芳恵「好いでしょ、付いて行っても」
武彦「半年か1年だぞ、おまえ仕事どうする
 んだよ」
  芳恵、驚いて
芳恵「1年・・・!あんたこそ仕事どうする
 のよ」
  武彦、気にも留めずに、
武彦「辞めたから丁度いいじゃん」
芳恵「バカじゃないの」
  芳恵、ゲームのコントローラーを
  TVモニターに投げつけ
武彦「何すんだよ!コレ持って行くんだぞ」
芳恵「バカ!お前なんか出て行け、
 もう、帰ってくるな」
  芳恵、泣き出す。
  武彦、TVの電源を入れ、ゲーム機の 
  動作を確かめる。
  芳恵、泣きながら、武彦を見て
芳恵「もうイヤ・・・」
  芳恵、声を上げて大声で泣く

コメント
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