初心者&中年サーファーの為に・・・
毎週水曜日は、SURFオヤジのサーフィン講座30回目
雨降りでグシャグシャなジャンク波
鏡の様なフラットな海面
水のトンネルが出来るチューブ波
巨大なスープがサーファーを飲み込むBIGウェイブ
波の種類は様々、波を知る事はサーフィン上達の早道
1羽生浦とシークレット
私はサーフィンを始めた年の夏休みに
2年連続で新島にサーフィン修行に行きました。
サーフィンだけが目的だったとは言い切る事はできませんが、
サーフィン修行がメインの夏休みでした。
新島では羽生浦がメインで奥にシークレットが有ります。
台風時は、レアなケースですが黒根港の防波堤に沿って極上のチューブ波が立ちます。
一年目の夏は、羽生浦とヘリ下に波があり、シークレットには行かなかったのですが、
2年目は、波の無い日が続き、殆どシークレットでサーフィンしました。
この時に不思議に思ったのは、同じビーチで繋がっているのに、
羽生浦がフラットの日もシークレットは膝~腰の波が有り。
一旦、波が上がると、羽生浦はチューブ波になるのに、
シークレットはチューブを巻きません。
地形は波の種類を分けるのです。
2地形と波の種類
〇地形
遠浅の傾斜
沖からのウネリにブレーキがかかり厚めの波になりやすい。
急勾配
ホレた波に成る事が多い。
深度
右から左へ深くなる・ライトブレイクになりやすい。
左から右に深くなる・レフトブレイクになりやすい。
左右対称に深くなる・三角波に成りやすい。
〇波質
ビーチブレイク
海底が砂地になっており、サイズが上がるとクローズアウトしやすい。
地形の変化が起き易く、地形の変化により波質も変化する。
リーフブレイク
海底が岩や珊瑚なっており、サイズが上がっても風の状態にもよるがクローズアウトし難い。
地形が変化し難い為。ブレイクポイントが同じ所も多い。
リバーマウス
川の土砂が地形を形成するため、玉石が多い所もある。
土砂や玉石で固定されれば、大きなサイズのウネリもホールドしチューブ波になる事もある。
3波の種類と大きさによるテイクオフ難易度
〇ビーチブレイク
サイズ(膝~ダブル)
波質(ブレイクが比較的早い、サイズが上がるとダンパー気味になる)
ブレイク箇所が複数あり、他のサーファーの邪魔にないならにように
テイクオフの練習が出来ます。
波の割れ方(波質)が地形、風、波の大きさにより変化する為、テイクオフの練習には適しています。波が大きくなりダンパーなるとテイクオフの難易度が上がります。
チューブに成る波はリーフブイレイクと同等にテイクオフが難しくなります。
〇リーフブレイク
サイズ(腰~トリプルオーバー)
波質(クリーンなブレイク、チューブ波)
サイズが小さい時は慣れればテイクオフはビーチブレイクより簡単です。
チューブ波のテイクオフの難易度は高くなります。
〇河口(リバーマウス)
サイズ(腰~トリプルオーバー)
波質(波の大きさ、地形により変化、チューブ波)
波が小さい時はビーチブレイクと同等のテイクオフの難易度ですが、
サイズが上がるとカレントが強くなりチューブ波はリーフブレイク以上に
テイクオフ難易度が上がります。
〇堤防&岬
サイズ(腰~トリプルオーバー)
波質(マシンブレイク、ロンウォール)
サイズが低い時は、ビーチブレイクと同等のテイクオフ難易度は低い。。
サイズが上がっても適したボードを使用して慣れればテイクオフ難易度は低くなります。
〇アウターリーフ
サイズ(BIGウェーブ)
波質(硬質、巨大なブレイク)
巨大ブレイクは人力(パドリング)ではテイクオフ不可能
波の種類を極め、波のサイズにあったサーフボード使用するのが
サーフィン上達のカギ。