タロット+AURA-SOMAサーファーブログ!

タロット、AURA-SOMA、美容、映画、jazz&ロックなど何でもあり!スピリチュアルサーファーのブログです。

タロット好きのみなさんへ

2020-07-25 08:27:44 | タロット

『隠者の館』

毎週土曜日はタロット劇場『放蕩息子foolの旅』

       GOLDEN DAWN タロットⅢ『女帝』

イタリアに戻る船の中の賭場(カジノ)で

有り金を全部すってしまったfool君は、

船賃は前払いしてあったのですが、

船旅中ツケで飲食いしていたので、

文無しのfool君はイタリアに船が着くなり、

無銭飲食で牢屋にブチ込まれてしまいました。

牢屋に入れられて数ヶ月後、

目隠しをされ何処かへ連れてこられたfool君です。

目隠しを取られた瞬間、

fool「あ!お妃さま、お久しぶりです」

衛兵「コラ!乞食面を上げるでない、控えろ」

女帝「好いのじゃ、久しいのうfool」

fool「ごめんなさい」

女帝「何を謝っているのじゃ?」

fool「あの船はお妃さまの船だったんだね、僕また働いてお金を返します」

衛兵「乞食、おまえは一生無料働きだ」

女帝「そこの衛兵、口を慎めfoolは副将軍でお前の上司なるぞ」

fool君に向かって衛兵は土下座しながら、

衛兵「失礼しました、fool副将軍お許しを」

fool「いいんだよ、僕もう副将軍じゃないんだから」

fool君は、以前の活躍で国の英雄的な存在になっています。

女帝「チェリオ将軍は残念だったのう」

fool「チェリオがどうかしたの?」

女帝「おまえは知らぬのか?」

fool「何が?」

女帝「チェリオが塔から落ちて死んだことを」

fool「チェリオ死んじゃったの?」

fool君、涙をボロボロ流しながら大泣きする

fool「チェリオ死んじゃった、チェリオ死んじゃった、可哀そうだよ~エーンエーン」

女帝「foolおまえも塔から一緒に落ちたと聞いておるぞ」

fool「そう僕も塔から一緒に落ちて、アルテミス様にザリガニにされて、アポロン様に子供にしてもらって、アンの裁判に間に合ったんだ」

女帝、fool君の意味不明の発言に首を傾げる

女帝「foolお前を探しておったのじゃ」

fool「何で?」

女帝「以前、お前が山の仙人から貰ってきたネクタルがもうないのじゃ」

fool「あ~、ネクターとかいう桃のジュースだね」

女帝「そうじゃ、そのネクタルじゃ」

※ネクタル(ネクター)は神が飲む不老不死の飲み物

女帝は70歳をゆうに超えているのに30代に見える!

女帝「fool、また山の仙人の処へ行ってネクタルを買ってきてくれ」

fool「分った、でもお妃さまにあげた、あの金貨じゃないと仙人はネクターを売ってくれないよ」

女帝「あの金貨はだめじゃ!死ぬときに使うから」

fool「死ぬときに使うのは銅貨だろ?えらい人は金貨がいるのかい?」

女帝、ドギマギしてから

女帝「そうじゃ貴族は金貨がいるのじゃ」

fool「へ~知らなかったよ、でもお妃さま沢山金貨もってるだろ、仙人はあの金貨じゃないとダメなんだ、あの金貨ならネクター買えるよ」

女帝、悩んだ末、閃いたように林檎を手に持ち

女帝「ネクタルはもうよい、foolこの林檎はおまえの頭陀袋にあったもので、三月経っても腐らぬそうじゃな?」

fool「そうだよ、2年経っても腐ってないね」

女帝(モノローグ)「やはり、コレはヘラ様の黄金の林檎じゃ」

女帝「foolこの林檎をひと口食べてみろ」

女帝はfool君に林檎を指し出す

fool君は一瞬のうちに林檎を芯まで全部食べてしまい

fool「あ~美味しかった、3日も何も食べてなかったんだ」

女帝「あ!バカ全部食べってしまった」

fool「僕の林檎だから全部たべても好いだろ?」

女帝「おまえは、その林檎を何処で手に入れた?」

fool「アフリカで農婦に貰ったよ」

女帝(モノローグ)「その農婦はヘラ様じゃ!女神は人間に化けて現れると云うし?」

女帝「foolおまえに任務を与える、その林檎を買ってこい」

fool「僕はまだ、お妃さまの部下なのかい?」

女帝「そうじゃ、しかし行方不明になって職務を離れておったので小姓に格下げじゃ」

fool「やったー、これで家の借金も返せるよ」

女帝「おまえの家の借金はもうないと聴いたぞ」

fool「え!何で?」

女帝「おまえの妻が例の金貨で払ったようだ」

fool「それ本当かい!ヤッターヤッタ―」

飛び跳ねて喜ぶfool君です。

女帝「fool、早速西へ旅立て」

fool「西?僕は南で林檎をもらったよ?」

女帝「ヘラ様の林檎は西の果てにあるのじゃ」

fool「ヘラ様?僕は南で農婦に貰ったんだよ」

女帝「よいのじゃ西へ行け」

fool「あ!お妃さまにお土産があるよ」

fool君は懐から大道芸人に貰ったガラス玉を女帝に手渡す

女帝「こ!コレは??」

女帝、側近に向かって

女帝「ルビンスタインを呼べ!」

しばらくして鑑定士のルビンスタインがやってきてガラス玉を鑑定する。

ルビンスタイン、女帝の耳元で小声で囁く

ルビンスタイン「お妃様これは本物のダイヤです」

女帝「fool、おまえは今日から副将軍に復帰じゃ」

fool「ヤッターヤッタ―でも何で?」

女帝「支度金に金貨100枚を出そう」

fool「借金がないなら支度金は要らないよ」

女帝「このダ!ガラス玉のお礼じゃとっておけ」

fool「お土産だからお礼は要らないよ」

女帝「分った、西へ行くのに供の者をつけよう、明日西へ旅立つのじゃ」

fool「西だね、子供じゃないから何度も言わなくてもわかるよお妃さま」

fool君と女帝、見つめ合い大笑いする。

foolが女帝に渡したガラス玉はのちに『南アフリカの星』と云われる世界最大のダイヤモンドだったのです。

次週へつづく・・・・

『クロスの中はあなたの宇宙です・・・・』

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