平日開催の上級ですが、14名が参加。なぜか土日開催の常連さんが殆どを占める不思議な顔合わせ。やはり上級の開催が少なくなって、皆さん、一度たりとも見逃せないという気持ちが働くのでしょうか。かく言う私も31日の土曜日が仕事になっていしまったため、「振り替えて」参加しました。
この日の担当はT網さんとS浦さんです。S浦さんはこの日が桶川応援の最後になるということだったので、2回も前を走ってもらえたのはラッキーでした。S浦さんは私と同じく大柄なので、フォームのアドバイスは特に参考になりました。
午前中のコースはバリアブルで、2ヶ所のZターンがアクセントになっています。このZターンのリズムさえ掴んでしまえば、特に難しいことはないのですが、③④および⑧⑨の位置を見るとわかるように普段は横方向に走っているところを縦に走るので、Zターンの二本目のパイロンを回る時に飛び出してしまうのではないかという緊張感があります。2本目のパイロンを、バイクは多少立ち気味(つまりスピードが落ちているので)にして、ハンドルをしっかり自分で切り返していって回り切るまで我慢するといった感じの操作になります。
この日、素晴らしかったのは、午前中14名で12時半まで走りながら、ただの1回しかパイロンが倒れなかったことです。皆さん、極めて精確な走りをしていたわけです。
こちらは午後1番のコースです。こういう性格がことなるセクションが組合せていて、なおかつ細かいセクションにボリューム感がある設定は私は大好きです。今月一杯で廃車になるCB900にお別れを告げるにはうってつけのレイアウトと言えるでしょう。
最初はガーッと加速してポンとUターンをする加速を味わうセクションです。③まで目一杯加速して、③で軽くブレーキをかけて左に倒し込み④⑤のZターンではしっかりスピードを落とさなければなりません。ただしイントラさんから指摘があったように、④の手前のパイロンでスピードを落としすぎてしまわないように注意します。③を曲がるスピードを維持したまま右に切り返し、④の直前で一気に減速してブレーキをかけたまま④を倒し込み、④⑤のZターンに必用な速度を作るとよいのです。
⑥⑦は連続的な切り返しをいかにスピードを維持したまま走り抜けるかということがテーマになります。直パイが3本ですから、1本目と3本目はその前後のスペースを使って余裕を作るようにして2本目のパイロンの切り返しに焦点を当てます。
折り返して後半のコース。⑨から⑩は間隔6.75m、振れ幅(オフセット幅)4.5mのオフセットパイロンが10本。⑪かた⑫は間隔4.5m、振れ幅4.5mのオフセットパイロンが13本並んでいました。
この4番の復路は細かいオフセットが置かれることが多いのですが、多くの場合は間隔、振れ幅ともに不等長で適度に散らして置かれるのが普通です。
この日は逆に等間隔で本数を置いてもらったので、普段出来ない練習ができました。こういう等間隔の場合には、リズムを作り、それを維持し続けるということが何より大切になります。
⑨から⑩は、間隔は短めですが、しっかりと加減速を行ってコンパクトなコーナリングを心がけます。ブレーキを使えれば小さく回れるので、次のパイロンに向かう加速もできるようになります。減速があいまいなまま曲がろうとすると膨らむので次の加速のスペースがなくなってしまいます。
⑪から⑫は、ほぼUターンに近い深いコーナーになることと、間隔が短くなるので粗い加減速は禁物です。コーナリングの後半でアクセルを開けるタイミングを探りながら失速しないようにリズムを維持したまま走ります。
さすがに⑪から⑫では、パイロンが随分倒れました。転倒者も続出でしたが、低速ですからお怪我がなくてなによりです。
倒れたパイロンを光Ginjiさんがパイロン起しの技で起してくれるのですが、どうしても位置がずれていきます。そのうちに段々目茶苦茶にきつい不等長の部分ができたりして、それはそれで笑みがこぼれるような楽しいセクションになっていったのでした。
最後は、再びバリアブルです。⑧⑨のUターンで、この前に走った4.5mのオフセットパイロンの走り方を試しましょうという感じでしょうか。
今年初の夏日となる恵まれた一日でした。
この日の担当はT網さんとS浦さんです。S浦さんはこの日が桶川応援の最後になるということだったので、2回も前を走ってもらえたのはラッキーでした。S浦さんは私と同じく大柄なので、フォームのアドバイスは特に参考になりました。
午前中のコースはバリアブルで、2ヶ所のZターンがアクセントになっています。このZターンのリズムさえ掴んでしまえば、特に難しいことはないのですが、③④および⑧⑨の位置を見るとわかるように普段は横方向に走っているところを縦に走るので、Zターンの二本目のパイロンを回る時に飛び出してしまうのではないかという緊張感があります。2本目のパイロンを、バイクは多少立ち気味(つまりスピードが落ちているので)にして、ハンドルをしっかり自分で切り返していって回り切るまで我慢するといった感じの操作になります。
この日、素晴らしかったのは、午前中14名で12時半まで走りながら、ただの1回しかパイロンが倒れなかったことです。皆さん、極めて精確な走りをしていたわけです。
こちらは午後1番のコースです。こういう性格がことなるセクションが組合せていて、なおかつ細かいセクションにボリューム感がある設定は私は大好きです。今月一杯で廃車になるCB900にお別れを告げるにはうってつけのレイアウトと言えるでしょう。
最初はガーッと加速してポンとUターンをする加速を味わうセクションです。③まで目一杯加速して、③で軽くブレーキをかけて左に倒し込み④⑤のZターンではしっかりスピードを落とさなければなりません。ただしイントラさんから指摘があったように、④の手前のパイロンでスピードを落としすぎてしまわないように注意します。③を曲がるスピードを維持したまま右に切り返し、④の直前で一気に減速してブレーキをかけたまま④を倒し込み、④⑤のZターンに必用な速度を作るとよいのです。
⑥⑦は連続的な切り返しをいかにスピードを維持したまま走り抜けるかということがテーマになります。直パイが3本ですから、1本目と3本目はその前後のスペースを使って余裕を作るようにして2本目のパイロンの切り返しに焦点を当てます。
折り返して後半のコース。⑨から⑩は間隔6.75m、振れ幅(オフセット幅)4.5mのオフセットパイロンが10本。⑪かた⑫は間隔4.5m、振れ幅4.5mのオフセットパイロンが13本並んでいました。
この4番の復路は細かいオフセットが置かれることが多いのですが、多くの場合は間隔、振れ幅ともに不等長で適度に散らして置かれるのが普通です。
この日は逆に等間隔で本数を置いてもらったので、普段出来ない練習ができました。こういう等間隔の場合には、リズムを作り、それを維持し続けるということが何より大切になります。
⑨から⑩は、間隔は短めですが、しっかりと加減速を行ってコンパクトなコーナリングを心がけます。ブレーキを使えれば小さく回れるので、次のパイロンに向かう加速もできるようになります。減速があいまいなまま曲がろうとすると膨らむので次の加速のスペースがなくなってしまいます。
⑪から⑫は、ほぼUターンに近い深いコーナーになることと、間隔が短くなるので粗い加減速は禁物です。コーナリングの後半でアクセルを開けるタイミングを探りながら失速しないようにリズムを維持したまま走ります。
さすがに⑪から⑫では、パイロンが随分倒れました。転倒者も続出でしたが、低速ですからお怪我がなくてなによりです。
倒れたパイロンを光Ginjiさんがパイロン起しの技で起してくれるのですが、どうしても位置がずれていきます。そのうちに段々目茶苦茶にきつい不等長の部分ができたりして、それはそれで笑みがこぼれるような楽しいセクションになっていったのでした。
最後は、再びバリアブルです。⑧⑨のUターンで、この前に走った4.5mのオフセットパイロンの走り方を試しましょうという感じでしょうか。
今年初の夏日となる恵まれた一日でした。
私が意識していることは、以下の通りです。
1)フルロックまで行かなくても、回れます。午後1の細かいオフセット⑪~⑫では、なるべくフルロックまで持っていくようにしましたが、最後にどこまで切れるかよりも、倒し込みの最初の段階でより大きく切ることを意識しています。その方が小さく回れるからです。
2)手前から回り込むというラインは、なるべくしないようにしています。先般の記事でも説明したとおりで、手前から回り込むと倒し込み開始点ですでに大回りすることを予定してしまうからです。前半が大回りになれば当然後半も大回りになります。ですから必ず小さく回れると信じてパイロンに近いところから倒し込んで失敗して大回りになってしまったら次のパイロンまでに「リカバリーする」ことを考えます。リカバリーという時にはスピードが落ちたりスムーズでなくても仕方がないと考えます。
3)あと、私の最近のテーマは切り返しで、ハンドルを自分の手で早めに切り返してあげることで、1)で言うような初期の切れ角を早く大きくすることができます。これは決まると気持ち良いです。
その他、かんじさんはCB400に乗っていましたよね。
CB400は、ギア比が低くエンブレが利きやすいですから旋回中の失速が起こりやすくなります。それを逆用して、パイロンに近いところで「スピードを十分に落として」一気にフルロックに持っていって「小さく回る」という考え方もあります。大きい旋回が取れるところでそれをやると、「失速」ということになりますが、上のレイアウトではもともとスピードが低いのですから問題にならないわけです。
お互い頑張りましょう。