皆さん、こんにちは。
休日の上級に日程が合わず、平日の開催に参加しました。
開始前にCB1100が車庫前に4台も並んでいて、ちょっと迷ったのですが、午前中だけCB1100に乗ってみる事にしました。
走行270km。多分、イントラさんの試走程度でタイヤもほぼ新品でした。車庫前の完熟走行で、すぐに受けた印象は以下のとおりです。
連動ブレーキはリアブレーキがやたらと良く効いて減速してくれるという印象です。強く踏んでもロックしてくれません。フロントを握った感じは普通なので、フロントよりリアの方が効くイメージがあります。私はリアブレーキは、どうしても減速して小さく回りたい時などに使うだけなので、後でコースを走ったときには殆ど違和感を感じませんでした。良いブレーキだと思いましたが、人によってはリアを使い過ぎて失速してしまうことがあるかもしれません。
バンク角は噂の通りで、車庫前完熟の時点で、直パイ的な動きをするとすぐに右側でマフラーを擦りました。
18サイズのタイヤは、マフラーを擦らないようにするために、少し意識的にハンドルを切ってバイクを立てて旋回するようにしてみたのですが、確かに径の大きさを感じる切れ味です。ただ、切れにくいかというとそうではなくてまったりとした感じになります。午前中乗っている間は、ハンドルが重いとか切りにくいということは全くなかったのですが、午後1300に乗り換えるとやっぱり違いは歴然としているという印象でした。
最初にメインスタンドを立ててまたがった印象は、タイヤ径の分だけハンドルが遠いところにあるように感じましたが、走り出して前傾姿勢をとるとコンパクトで良い感じでした。
午前中のコースは下図のようなものです。
特に難しいところはなく、車両を試すには丁度良いコースです。
全体として言うと、扱い易さや安定感のレベルは高いと思います。走り始めは特にバンク角が小さいので限界を探るのに神経を使いますが、そのためにあれこれ試してみるということが容易に行えるという点は、やはりそういうレベルの高さが現れていると思われます。振り返るとブレーキの安定感は抜群だったように思えます。ハードブレーキングとか寝かせたままのブレーキングでストレスを感じることはなかったと思います。
3000回転を超えるところからのトルクは案外あって、そのレベルでは750よりもパワフルなようです。1100ccの排気量を感じさせます。
課題というか、難しさですが、3000回点以下のトルクの薄さです。
2000回転から3000回転の間の加速が時間がかかる印象があります。3000を越えるといい感じになりますが、そこまで待つ必要があります。
そうすると、(13)から(16)のS字コーナーなどは、旋回したあとの加速がもたつく感じがあり、1300の立ち上がりのイメージを期待しているとギャップがあります。
さらに、小さい旋回になって、もっと回転が落ちる状況になって、おそらく2000回転以下、アイドリングに近いところでは、全くアクセルがついてこないことがあります。図のレイアウトで言うと、(6)と(10)は、ほぼ最少回転半径に近い小さな旋回ですが、(6)は160度、(10)は180度の旋回角があります。(6)は全く問題なくアクセルがつながるのですが、(10)では回り切ってハンドルを切り増ししてアクセルを開けにいった時に、コンマ何秒の間に回転がついてこないということがありました。
1回だけ、本当に回転がついて来なくて、完全に回りきったところでバイクが前に進まず、そのまま倒れ込んで、もうこれは絶対転ぶと思ったのですが、そのまま頑張ってアクセルの開度を維持していたら、やっとついてきて、そこからフロントを横にズリながら立て直したという「事件」がありました。この時ばかりはバイクの神様に助けられたと思うのですが、後で路面を見たら、(10)を完全に回りきったポイントから2メートル以上左ステップを擦った後が残っていました。今、振り返って考えると、左コーナーですから、リアブレーキを使い過ぎていたかもしれません。ないしは、もっと走らせようとするときには、意識的にリアを使わないようなテクニックを考える余地があるかもしれません。ただ結果としては、あれを乗り切れたというのは、やはり扱いやすい車両であることの証明なのだろうとも思えます。1300で、同じ状態になったら絶対に立て直すことはできなかったと思います。
午前中走って、もうこれ以上、タイムを追求すると「危ない領域」になりそうだというところまで行ってしまったので、車両は予定通り交換することにしました。
私の走り方では、1300より2秒くらい遅れる印象ありました。750のスペシャリストであれば、下の方のトルクの不足をカバーするテクニックを持たれているでしょうから、そういう人がどのように走らせるか、見てみたいと、つくづく思います。
中級で750に乗っている人が移行するのは容易だと思いますし、モアパワーを感じることができるのでステップアップには具合がよいでしょう。下の方のトルクがないので、小さくて深いUターンとかは失速ゴケに気をつける必要があります。CB900を思い出します。
まあ、良いこと、悪いこと、両方ありますが、限界を攻めようというのでなければ、扱い易いよいバイクだと思います。
ちなみに最後の写真は、午前中走り終わった後のフロントタイヤです。バンクできない右側のヒゲが残っています。左側のヒゲはきれいに無くなりました。
休日の上級に日程が合わず、平日の開催に参加しました。
開始前にCB1100が車庫前に4台も並んでいて、ちょっと迷ったのですが、午前中だけCB1100に乗ってみる事にしました。
走行270km。多分、イントラさんの試走程度でタイヤもほぼ新品でした。車庫前の完熟走行で、すぐに受けた印象は以下のとおりです。
連動ブレーキはリアブレーキがやたらと良く効いて減速してくれるという印象です。強く踏んでもロックしてくれません。フロントを握った感じは普通なので、フロントよりリアの方が効くイメージがあります。私はリアブレーキは、どうしても減速して小さく回りたい時などに使うだけなので、後でコースを走ったときには殆ど違和感を感じませんでした。良いブレーキだと思いましたが、人によってはリアを使い過ぎて失速してしまうことがあるかもしれません。
バンク角は噂の通りで、車庫前完熟の時点で、直パイ的な動きをするとすぐに右側でマフラーを擦りました。
18サイズのタイヤは、マフラーを擦らないようにするために、少し意識的にハンドルを切ってバイクを立てて旋回するようにしてみたのですが、確かに径の大きさを感じる切れ味です。ただ、切れにくいかというとそうではなくてまったりとした感じになります。午前中乗っている間は、ハンドルが重いとか切りにくいということは全くなかったのですが、午後1300に乗り換えるとやっぱり違いは歴然としているという印象でした。
最初にメインスタンドを立ててまたがった印象は、タイヤ径の分だけハンドルが遠いところにあるように感じましたが、走り出して前傾姿勢をとるとコンパクトで良い感じでした。
午前中のコースは下図のようなものです。
特に難しいところはなく、車両を試すには丁度良いコースです。
全体として言うと、扱い易さや安定感のレベルは高いと思います。走り始めは特にバンク角が小さいので限界を探るのに神経を使いますが、そのためにあれこれ試してみるということが容易に行えるという点は、やはりそういうレベルの高さが現れていると思われます。振り返るとブレーキの安定感は抜群だったように思えます。ハードブレーキングとか寝かせたままのブレーキングでストレスを感じることはなかったと思います。
3000回転を超えるところからのトルクは案外あって、そのレベルでは750よりもパワフルなようです。1100ccの排気量を感じさせます。
課題というか、難しさですが、3000回点以下のトルクの薄さです。
2000回転から3000回転の間の加速が時間がかかる印象があります。3000を越えるといい感じになりますが、そこまで待つ必要があります。
そうすると、(13)から(16)のS字コーナーなどは、旋回したあとの加速がもたつく感じがあり、1300の立ち上がりのイメージを期待しているとギャップがあります。
さらに、小さい旋回になって、もっと回転が落ちる状況になって、おそらく2000回転以下、アイドリングに近いところでは、全くアクセルがついてこないことがあります。図のレイアウトで言うと、(6)と(10)は、ほぼ最少回転半径に近い小さな旋回ですが、(6)は160度、(10)は180度の旋回角があります。(6)は全く問題なくアクセルがつながるのですが、(10)では回り切ってハンドルを切り増ししてアクセルを開けにいった時に、コンマ何秒の間に回転がついてこないということがありました。
1回だけ、本当に回転がついて来なくて、完全に回りきったところでバイクが前に進まず、そのまま倒れ込んで、もうこれは絶対転ぶと思ったのですが、そのまま頑張ってアクセルの開度を維持していたら、やっとついてきて、そこからフロントを横にズリながら立て直したという「事件」がありました。この時ばかりはバイクの神様に助けられたと思うのですが、後で路面を見たら、(10)を完全に回りきったポイントから2メートル以上左ステップを擦った後が残っていました。今、振り返って考えると、左コーナーですから、リアブレーキを使い過ぎていたかもしれません。ないしは、もっと走らせようとするときには、意識的にリアを使わないようなテクニックを考える余地があるかもしれません。ただ結果としては、あれを乗り切れたというのは、やはり扱いやすい車両であることの証明なのだろうとも思えます。1300で、同じ状態になったら絶対に立て直すことはできなかったと思います。
午前中走って、もうこれ以上、タイムを追求すると「危ない領域」になりそうだというところまで行ってしまったので、車両は予定通り交換することにしました。
私の走り方では、1300より2秒くらい遅れる印象ありました。750のスペシャリストであれば、下の方のトルクの不足をカバーするテクニックを持たれているでしょうから、そういう人がどのように走らせるか、見てみたいと、つくづく思います。
中級で750に乗っている人が移行するのは容易だと思いますし、モアパワーを感じることができるのでステップアップには具合がよいでしょう。下の方のトルクがないので、小さくて深いUターンとかは失速ゴケに気をつける必要があります。CB900を思い出します。
まあ、良いこと、悪いこと、両方ありますが、限界を攻めようというのでなければ、扱い易いよいバイクだと思います。
ちなみに最後の写真は、午前中走り終わった後のフロントタイヤです。バンクできない右側のヒゲが残っています。左側のヒゲはきれいに無くなりました。
現在検討中です。何とかしたいのですが‥‥‥。