5月初旬
ブーは、旅立ちました。
数日前から元気がなく食事も食べなくなりました。
前にも何度かそういう時があったので、見守っていたのですが・・・・元気になれませんでした。
その時は突然きました。
震える体を抱きしめました。
ただ、「大丈夫だよ~、オカーシャンいるよ~」と抱きしめることしかできませんでした。
そして・・・
ぶーは、虹の橋へと旅立って行きました。
14歳でした。
息子に亡くなったことを知らせましたら、年末、正月、GWも帰って来なかったのに
雨の中車を走らせてやってきました。
目も開かない子犬のブーを、自分のお小遣いからミルクを買って育てた息子です。
いろんな思いがあったのでしょう。
冷たくなった体をなでてました。
わずか二時間の滞在で戻って行きましたけど・・・
昨年の大震災と原発事故で、ご飯、水もないまま一ヶ月近く取り残されたブー
強行突破で家に入り、助け出してくれた主人に感謝でした。
時々、後ろから両手で抱きしめて、「オカーシャン、ブー大好きだよ~」と言うと
フゥーと鼻息で返事してくれたね。
ブー、いっぱいいっぱい、楽しい時間をありがとう。
オカーシャンは、ブーといられてとても幸せだったよ。
いつの日か、オトーシャン、オカーシャンと出会える時がきたら・・・見つけて飛んで来てね。
ありがとうね。
ぶー、先輩にゃんこのミーちゃん、なっちゃんに会えたかい?・・・
リードも首輪ももうないよ。
思いっきり走りまわっていいんだよ。