介護や精神福祉の問題には、キーパーソンという人がいます。
ケアプラさんによると「介護をしていく上で判断・決定の中心となる人物」なのだそうです。
で。
7月に私はケアプラよりニコニコでキーパーソンを解任されていて、 今は義兄がキーパーソンです。
姑さんのショートステイまで車で10分ちょい。
義妹の病院は徒歩圏内です。
ファイナンシャル・プランナーの資格を持ち、自分の姑の認知症や老人ホーム選定にも立ち会ったと自称する義兄に、ケアプラがコロっと騙されたのもむべなるかなです。
だから今は、すべての決定権が義兄にうつっていて、私はひたすら前線では働いてるだけだから、義兄に決定を一つひっくり返されたら終わりだという話を旦那様にしたら。
旦那様はなぜか「今までそんなこと言わなかった」と怒りだして、「なぜ今、その話をしたのか」と散々詰め寄られました。
私的には、ずっと懸念だったんだけど。
旦那様には「キーパーソンが移った」という実感がなかったらしい。
いや、説明したし。
そもそもキーパーソンが移った現場にいたのは、旦那様で、私は欠席裁判だったのですが。
義実家のことに嫁が口出ししまくるのは、なかなか難しいです。
今までいろいろやってこられたのは、キーパーソンだったから。
それが今は。
決定権はないけど、前線で戦って、毎度毎度戦況判断させられるのは私。お金を出すのも我が家。
キーパーソンの座はあまり譲りたくなかったんだけど……兄弟とケアプラで決めたから、仕方ない。
相続の際の介護の貢献度による寄与分って、実際にはほとんど取れないらしいんですけど。
キーパーソン抜けたからこれも全くのゼロになるのかなぁとか、私はいろいろ考えてたんだけど。
夫婦間の連携がないと色々難しいなぁと思う次第です。