猫ちゃんと節約したい独り身おばさんの暮らし

ちょっと臆病な猫のユキちゃんと一人暮らし歴20年以上の
やる気ないパートのおばちゃんの暮らし

バナナフィッシュのアニメを観た後に海流のなかの島々を読む

2019-05-01 07:57:59 | バナナフィッシュ
アマゾンプライムビデオで
何度も観たバナナフィッシュのアニメ
はヘミングウェイをタイトルにしていて、
スナイパーのブランカが読んでいる
のが海流のなかの島々です。

昭和46年に日本で刊行されましたが
ヘミングウェイは亡くなり、出版社と
4番目の奥様が編集しました。

画家のトマスハドソンは、
良い父親で成功して裕福な
生活をしています。

ビニミは、子供達と、海で大魚と
釣りで闘う話がメイン。

キューバは、猫ちゃんや、女性との
情事

洋上はマングローブの銃撃戦や
闘いの話。

ヘミングウェイの人生の経験の
全てを表現した作品です。

48年くらいの訳なのでちょっと古臭い
表現の日本語で、
猫ちゃんはヘミングウェイが飼ってた
名前だそうですが、

ボイシーとプリンセッサ(王女)は
いいけど、

大山羊、ひとりぼっち太郎、
ひとりぼっち次郎

どうした?このネーミング…

私が若い時読んだ時は、
まだ猫を飼った事がなくて、
キューバの猫ちゃんの話しも
スルーでしたが、
今読むとヘミングウェイは
本当に猫が好きだったんだなあ
と思います。


一文に

人と動物が愛し合うなど、おそらく
実に滑稽なことなのだろうか、
俺には全然滑稽には思えぬ。

とあります。
見返りを求めない無償の愛が
そこにはあります。








バナナフィッシュを観た後ヘミングウェイ キリマンジャロの雪を読みました。

2019-04-28 09:13:13 | バナナフィッシュ
バナナフィッシュ アニメ

吉田秋生先生の漫画バナナフィッシュが
アニメ化されていると聞いて、
アマゾンプライム
ビデオでダウンロードしましたが、
期間があるらしいので、何回も
観ています。

全部まともに観ると9時間ぐらい
かかるので、ダイジェストで
観たりしています。


キリマンジャロの雪は、
ヘミングウェイの代表作。

30年前の高校生の時から20代後半
ぐらいまでヘミングウェイは
かなり読んだのですが、
忘れていました。

アッシュがキリマンジャロについて
話すシーンがありますが、
本当に一節で、これは豹の
話ではありません。

ハリーは右脚が壊疽していて、
救助の飛行機を待ちながら
過去を回想します。
モローは、奥様で実家はニューヨークで
かなりリッチな家柄。

ハリーは作家なので、ヘミングウェイ自身と
かぶります。

高校生の時何故ヘミングウェイに
ハマったかと言うと、
文章がカッコいいから。
日本語訳も、もちろん原文も
カッコいいです。
カッコ良さをどう表現したら
いいのか私の語彙不足では、
難しいのですが、

めちゃくちゃロックです。

アッシュの人生をぶち壊した
ディノがヘミングウェイを
悪くした感じなので、
どうしようもないオヤジだな
と思いながら、ちょっとドキッと
してしまいます。