20代から30代ぐらいまで椎名誠さんの
本が大好きでかなり読みました。
みんなでどこかに出かけては
美味いものをワシワシ食べる感じが
楽しそうで椎名さんは
いい人生を送っているなあと
おもいました。
そんな椎名さんも歳をとり
お母様がお亡くなりになったり
不安神経症になったり
色々あるわけです。
変な人扱いされたり変な人に
付きまとわれたり、変な人に
出会ったり色々あります。
いい事ばかり起きる人生は
ありません。
チベットの旅のお話は
とても良かったです。
パリの旅行中、里美と祐児はかなり
険悪な状態になります。
里美さんの行動や人の対応に
イラついた祐児がどういう事なの？
と貴重な時間を割いて聞きます。
里美にはちゃんと理由がありました。
フェイスブラインドネス。
または相貌失認。
私は知りませんでした。
人の顔がちゃんと認識出来ないそうです。
実は私は色弱で薄い色の区別が
あまり出来ません。
里美さんはそれでも顔以外の
情報で人を認識できるように
していますがそれでも分からない時
があるのです。
結構大変だと思いました。
本では2人が色々な事件を
解決していきます。
角田さんの短編集は
面白くてつい借りてきてしまいます。
この短編集はみんな振られています。
本のお話で一番印象的だったのは、
マキトとゆりえの恋愛。
私は音楽好きだけど、
好きなミュージシャンと友達に
なったり、彼女になったり
したいとは思わないタイプ。
一度友達に追っかけをしないと
言われ付き合ったけど
全然楽しくなかったです。
待っている時間も無駄に感じたし、
ライブ前の貴重な時間私なら
集中して音楽聴きたいなあと
思ってました。
私は人では無く音楽が好きなんだと
思います。
ミュージシャンは遠い雲の上の
人なのでプライベートで嫌な思いをして
自分ががっかりしたくない。
私はただのファンなんです。
角田さんはなんだか煮え切らない人を
書くのがとてもうまいです。
平さんのお母様の介護の話と
お父様や級友の事が書いてある本です。
私の父親は50歳で亡くなったの
ですが、体調が悪い時はやっぱり
怒りっぽかったりなんか変でした。
長い事介護する事は無かったのですが
父親の毎日変わる精神状態に
母親は振り回されかなり疲労困憊
していました。
なので平さんの気持ちはわかります。
母親は病弱ながら入院した事が
無く元気です。
本を読んでやっぱり介護は
大変だとおもいました。
でもそうなったら
私は母親の介護はすると思います。
たまに母親は変な事言ったり
怒りっぽかったりしますが
本当に体調が悪い時には
あまり喋らないので分かりやすいです。
平さんの本は世代的にかなり
共感出来ます。
介護するようになり気持ちが
行き詰まりを感じたら
平さんの本を読もうと思います。
3連休でいい天気です。
連休中日の人混みには
もう負けちゃうヘタレな私は
ユキちゃんとのんびり過ごして
います。
また図書館で本を借りて来たので
本を読んで1日終わります。
最近年取ったせいか
出かけて疲れるより
買い物をするより
1日本読んでこの本良かったわあー
と感動する方が充実した日
を送った気がします。
1日何回もかわいいねぇ。と褒められてご機嫌なユキちゃん。