DVDはオートクチュールの全て
本はシンプルな白
私が若い頃はスーパーモデルの
パク スジュは、韓国生まれの
について、5話完結のドキュメンタリー
映像で、お針子さんや、職人さん
が奮闘する姿をメインに話が
進んでいきます。
2004年
オートクチュールの作業の
映像です。
シャネル本店の上のアトリエでは、
カールラガーフェルドとクロエ時代
から仕事をしているベテランから
若手まで様々な年齢の方が
働いています。
女性が多いです。
カールのデッサンと、コメントや
説明を聞いてそれを形にしていく
お針子さん達は精神的にも
体力的にもタフでないと
出来ません。
毎日ある変更や、12日間かかり作り
あげた服がキャンセルされたりします。
ショー4日前なのに追加で
ドレスを作れとか言われます。
さすがにムッとしたり、
作っている服が上手くいかなくて
愚痴を言ったりしますが、
皆様絶対に投げ出しません。
“困難が魅力!自分で困難を
乗り越えて向上できるから
この仕事が好き”と
お針子のロレンスは言います。
ショーの前日は朝4時49分まで
作業をしていました。
広い農場に住むガロン職人の
マダム プージューは75歳
カメラに”歓迎しないわよ!!”
と言うけど、根はいい人。
可愛い猫ちゃんを飼っていて
馬を育てています。
ガロンは、生地の糸
から
機織り機で編んだ組紐のような
物でスーツの縁を飾る
装飾品で、ボタンを着けた部分や
肩や、裾などに縫い付けて使います。
マダム プージューはシャネルの
仕事の依頼が来てから15日間
2時間の睡眠で作業しています。
“人間の限界なんて思い込み次第よ。”
と言うマダムの作るガロンは、
一流の作品で他では真似出来ません。
シャネル服は、ほどんど手作業
で、職人の技術が詰まっている
芸術です。
フィットモデルのアマンダも
大変だと思いました。
試作の靴に釘が残っていたり、
服の修正でお針子の針が
刺さってしまったり、
でもアマンダはリアクションは
するけど、我慢しています。
みんな本当に忍耐強いです。
ショーの映像も色々トラブルが
ありますが、無事に終わります。
ショーのVIPの方が来店する
映像も。
アメリカ人のセレブな
夫婦が、まず旦那さんが
奥さんに着て欲しい服を選びます。
そして奥様がフィッティングを
します。
しかしその場で服は持ち帰りません。
オートクチュールは、
顧客の体型のマネキンを作り、
その人に合わせて服を作ります。
VIPクラスですと、年間100着ぐらい
オーダーするそうです。
この映像は、2004年。
その、15年後
カール ラガーフェルドは
お亡くなりになりました。
ショーの後の打ち上げで、43年間
働いたお針子が引退する時に、
“僕は50年間飽きもせずやってる”
と笑います。
さらにその後15年間…
65年!凄すぎます。
今は、この映像で
スタジオディレクター
のヴィルジニー ヴィアールが
後を引き継いでデザイナー
になっています。
洋書は、カールラガーフェルドの
キャンペーンの写真をまとめた
写真集で、80年代から、最近
家庭画報などで見かけた写真が載って
います。
カールは写真家で自身の撮った写真
もあります。
カバーは裏表違う写真
このスーツのスパンコールも
多分手作業。素晴らしいです。
本はシンプルな白
私が若い頃はスーパーモデルの
時代。クラウディア シファー
はブリジット バルドーの再来
と言われました。
パク スジュは、韓国生まれの
アメリカ在住のモデル。
ロレアルのミューズに選ばれた時
のインタビューで
好きな本は、シャーロット ブロンテ
のジェイン エアと言っていました。
カーラとビンクスのこの写真は
カーラとビンクスのこの写真は
かなりお気に入りです。
ちなみに私はカール ラガーフェルド
の本を集めていますが、
シャネルや、カールのブランドの
物は我が家に一つもありません。
にわかファンです…