ガソリンの値段がジワジワ上がってきていますね。
正月のアメリカとイランの軍事的緊張の影響で、これからまだ値上がりしそうな雰囲気です。
1月12日付、北海道新聞
ガソリン高騰、懐にずしり 道内55週ぶり150円台 ドライバーら悲鳴
ガソリンの平均小売価格が150円台になるのは2018年11月以来。
以前の値上がりは「北海道胆振東部地震」(9月)が起きた時だったのですね・・・
全道が停電するという予測もつかない事態でしたし。
あの時は、地震が起きたのが冬じゃなくて良かった、と心底思いました。
この後、我が家もハイブリッド車に乗り換えました。
ガソリンの値段が上がるということは、灯油の値段も・・・
北海道の灯油価格の推移グラフ(18リットルあたり)青は北海道、灰色は全国平均
2020年1月6日時点での灯油価格は18リットルあたり、北海道1688円、全国平均1685円。
ガソリン代の高騰が生活に響いてくるのはもちろんなのですが、
北海道は冬場の暖房費が尋常じゃないのです・・・
なので、灯油代もハンパないという。
↑こういう灯油ストーブが北海道では一般的。
屋外に設置している灯油タンクから、灯油を引っ張ります。
戸建てだと、この他に家にボイラーがあって、温水を各部屋のパネルヒーターに送って温める集中暖房式が定番。
冬場の暖房による灯油の消費量は1ヵ月で約200リットルくらい。(家の広さによっても違いますが)
今だと灯油価格は1リットルあたり93.7円なので、
93.7円×200リットルで18,740円。
だいたい2万円くらい暖房費がかかるのですよ。
下手にケチるわけにもいかないですし(ケチったら凍死します)、
冬場は灯油代の値上がりのニュースを聞くたび懐が寒くなるのです;
最近では、屋外のタンクから灯油を抜きとる灯油泥棒まで出る始末で・・・
だから、正月のイランと米軍のドンパチもよくやってくれたな、と。
この先、2,3か月後、原油価格は更に値上がりするってことですよね。
今シーズンもしかめっつらが止まりません・・・
唯一の救いは雪もあまり降らないほど暖冬だということ。
といいつつ、北海道でも暦の上でもこれからが一番厳しい寒さになるので、
果たしてどうなるかな・・・
春先まではじっとガマンの時になりそうです。