拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 瑞鳥

2017年08月16日 | ヨーロッパの風
  先日、友人の誕生日会に招かれた時のこと。
  ローザンヌの郊外に住んでいる友人宅に僕等は電車で出かけた。

  友人宅について玄関に向かうと、庭に据えられた大きな石の上に一羽の尾の長い鳥が止まっていて
  我々が近づいた時、鳥は羽ばたいて玄関上の屋根に止まったのだが、その羽ばたきにそそっかしい
  相方が驚き怖れて大声をあげてしまった。

  その声を聞いて友人夫婦がドアを開けて出てきた時の写真がこれ ⬇︎⬇︎⬇︎

        
        カササギ(鵲)も 君を祝して 訪れる 無言の祝辞 ボン・アニベルセール! : 一撮
                                  (祝・誕生日!)


  『どうしたの〜』と会話が始まって、ことの顛末を話している間も、この鳥は逃げずにじっと話を聞いている様子
  『おかしいね~、随分人に慣れているネ、この鳥』・・・・などなど話している内に鳥は再び岩に止まり降りた。
 
   この鳥は田舎に行くと時折見かけたような気がするが、こんなに近くにじっと止まって、まるで自分をよく見てくれ…と
   言わんばかりに、岩に止まり続けているし色形の美しいこの鳥、コリャ一撮しなければとポケットから携帯を取り出した。

    

  帰宅してからウィキペディアしてみると
    『 カササギ( 鵲): 中国では瑞兆( めでたい事が起こる前に現れる動物)の鳥 』・・・となっていた。

  まァ、そのせいもあってか、3組の夫婦が集った誕生日会は、スイス産の白ワインも手伝って、ボクなどは腹が痛くなるほど
  久々に笑い、手巻き寿司に舌鼓を打ち、彼等子息の明るい前途に再び乾杯する一夜だった。


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