災害が起こった際の避難時、最低でも一人一日3リットルの水が必要になると言われています。
そこで不安なのが「お湯をどのように調達するか」ということ。
水は個人で備蓄しておいたり避難所等で配給されたりするので、ある程度容易に手に入れることができるかもしれませんが、電気やガスが使用できない中、お湯を沸かすことは容易ではありません。それでいて、インスタント食品の調理や乳児用のミルクなど、避難時であってもお湯は必要不可欠です。
そんなとき、炭や携帯燃料以外で、お湯を沸かすことのできる防災グッズが話題を呼んでいます。
この「湯わかしBOX」という商品は、火を一切使わずにアルミの反応熱を利用してお湯を沸かすというもの。
200mlの水を10分で95℃まで、1Lの水を40分で75℃まで温度を上げられるそうです。火を使うことが無いので安全な上に、有効期限が6年と長持ちするため、避難袋に入れておくだけでいざという時に役に立ちそうですね。
各地で震災・風水害が多く発生している昨今、経験を生かしたアイデアグッズがたくさん販売されています。
便利な防災グッズを集めて、自分だけのオリジナル避難袋を作るのも面白いかもしれませんね。
事務局 農澤