119番通報をして救急車を呼んだ時、消防車が現場に来ることがあります。「救急車を呼んだのになぜ消防車が来るの?」と思ってしまいますが、ではなぜ、救急の現場に消防車が来るのでしょうか?
消防署が救急車と消防車を間違って手配をした・・・わけではありません。
理由はいくつか考えられますが、まず救急隊の救助活動に困難が予想される時に、消防隊も同時に出動します。たとえば、交通事故で負傷者が何人か出た場合、負傷者を病院に搬送する他に、車に挟まれたりしている人を救助しなければなりません。そんなとき、救急隊員だけでなく、負傷者救出の技術に長けたレスキュー隊員が消防車で現場に駆けつけ、救助活動に当たるのです。
そのほかにも、事故の際の交通整理、救急隊が不足している時の人員補助、救急車が到着するまでに時間がかかる場合の応急手当や病院への搬送など、状況に応じて様々な活動に加わります。このような理由から、消防隊員は現場の状況に応じて救急の現場に向かうことがあるのです。
消防隊は、火事以外の緊急時でも民間人の命を守るために働いてくれているのですね。
事務局 農澤
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