火災発生時、消防車は火災現場に到着するまで何分くらいかかるのでしょうか?
消防車は、出動命令があってから約5分で火災現場に到着するよう、各地に消防署や消防分署等が配置されています。消防隊員は119番通報を受けて出動命令が出てから、1分以内で準備・出発するように訓練されていますから、通報から火災現場到着までに要する時間は、平均6分前後ということになります。(救急車の場合も同じです。)
もちろん、6分もかからずに到着することもあれば、火災発生場所が遠方だったり道路が渋滞したりしていると、かなりの時間を必要とすることもあります。
ですので、消防隊が到着したときにはすでに火が消えていることもありますし、出火原因等によっては数時間かかっても消えない場合もあります。
特に家庭で出火した場合、
・消火器等の消火器具や水等での初期消火
・119番通報をするかしないかを早期に判断すること
この2点が、被害を抑えるのにもっとも重要な行動と言えます。
消防車が6分ほどで到着するといっても、火災が起きた際の6分間は、10分にも20分にも思うほど長く感じられるでしょうし、119番通報する判断が遅ければ遅いほど、火災が拡大する可能性は高まります。
「自分の力では消火できない」と感じたらすぐに119番に電話をし、消防車の到着を待って下さい。
事務局 農澤
大阪消防設備協同組合のトップページはこちら⇒ http://www.syoukumi.jp/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます