ポジティブな私 ポジ人

サンコンドタコン母性愛

1月15日、旅先から息子が「日本の最西端に着いた」と、写真を送ってくれた。



私も札幌の写真を取って、直ぐに送った。



日本の西の端とはいえ、南の島。それと北の風景。
南の島は暖かそうだなあ。比べると空の青さが、全然違う。

息子はずいぶん遠くへ行ったものだ。
私と息子がつながっていた赤ん坊の時から一番遠い距離に息子が居る、そんな事を考えた。
ファザーコンプレックスだった私が、父亡き後、son complexサンコンプレックスになって来たんじゃないかと、そんな事が頭に浮かんだ。
父へ向けられていた愛着や依存心が、息子へと向かう。

ファザコンだった私が今は、サンコン…。大昔、そんな名前の元外交官のタレントさんがいたなあ。

サンコンプレックスと同時に、daughter complexドーターコンプレックスでもある。

まだ娘が小学生の頃だった。
フルタイムで働いていたのだが、時折精神的に辛くなる時がある。
そんな時、いつも浮かんでくるのは、得体の知れないぼんやりとした暖かなイメージ。何だったっけ?なんだったっけ?これは…家に帰れば何か“ソレ”があったはずだ。
そしてそれを辿っていくと、いつも娘に突き当たるのだった。
まだ小学生の娘が、まるで私の母親であるかのような、倒錯した感覚があった。
今も昔も変わらず、娘は私にとって頼れる”タフガイ“のような存在だ。
やはり、愛着や依存心が娘に向かう。

ドーターコンプレックス、略してドタコン…
ドタバタしながら結婚するみたいだ。

子供たちは、私の心の拠り所。

先日のNHKドキュランドへようこそ「私は子どもを持つべきか?気候危機世代のためらい」を、少し複雑な気持ちで観た。
子供を産むか産まないかの選択を、地球環境の不安から産めないと、結論づける若い女性達が増えているそうだ。
2022年カナダ制作のドキュメンタリーだった。
私が20代だった頃、同世代の友人はすでに似たような理由から、子供を持たない事を決めていた。
当時も、フロンガスによるオゾンホールの問題や、大気汚染、海洋汚染等など、地球環境の問題はあった。

あれから40年。
更に宇宙規模から地球規模から日本国内の問題まで、大小様々で複雑な問題が増え続けている。日本の若者も、こんな問題だらけの中、子供は産めないと決断を下すのだろうか。いや、もう下しているからこそ、少子化なのかもしれないけれど。

でも、私は思うのだ。子供がいない生活は考えられないと。
子供がいると苦労もするし、お金もかかる。けれども、彼らは文字通り、未来の希望だ。希望なくして、人類は生きられない。

子育ての苦労も辛さも、彼らの笑顔を見たら吹き飛んで行くのだ。彼らのためなら、頑張れる。実際頑張ってきた。これからだって、彼らが困難に遭遇したら、きっと頑張っちゃう。
母の性(さが)なんだな。




コメント一覧

ミーコ
今現在も、そしてこれから先も心の支えになるんでしょうね〜。心の支えにする、でしょうか?笑
ポジ人
ミーコ様、コメントありがとうございます。
激しく同意。子供達に色々教えられたね。
ミーコ
サンコンさん笑いました、ワイルドだけどチャーミングなギニアの方でしたね。サンコン、ドタコン激しく共感!産めないのではなくて産まないなら、それは本当にもったいないです。子どもは直接的間接的に多くのことを教えてくれます、育てた以上の恩恵をもらっていますよ♡
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