前山寺
もみじの新緑が光っています
ヒコーキ雲と一緒に
国の重要文化財三重塔です
この前山寺には有名な前山寺三重塔があります。この塔は特に「未完成の塔」とも「未完成の完成塔」ともいわれて名高いものです。
何故そんな名がついたのでしょうか。まず全体の写真を見てください。この写真を見ると、皆さんは不思議なことがいくつかあることに気づかれるでしょう。
その一つは、塔というものには、一層にも二層にも三層にも、縁〔えん〕と手すり(勾欄〔こうらん〕)がついているものですが、この塔には一層だけにはあるけれども二層、三層にはありません。それでは全然つけるつもりがなかったかといいますと、縁の板をのせるために、横に四角い貫〔ぬき〕が出ていますので、はじめは縁をつけるつもりだったのでしょうが、何かの理由でやめてしまったようです。その他にも各所にやりかけと思われる所がありますので、この塔は未完成の塔だといわれておりました。
しかしよく見ると、もともと塔は上るものではありませんので、二層、三層の縁や手すりは飾りなのです。そこで飾りをとってしまうと、実はこのような形となるので、これでいいのだ、これで完成しているのだという学者もありまして、「未完成の完成塔」という名もつきました。
しかし何れにしても何の不調和感もなく、各層の重なり合った美しい曲線、高くそそり立った九輪(頂上近くの輪の九つあるところ)の荘厳さ、さすがに名塔の感を深くします。
( 以上、上田市マルチメディア情報センター 上田市の文化財 より抜粋 )
新緑のもやもやを通して・・・
美味しかったです (^^♪
奥の小皿は梅のしそ巻です 美味でした お土産用もあります
鹿威し 山から引いた水でしょうか 説明はありませんでした
参道の欅
参道入り口の欅
残照館をスケッチする人
お付き合いいただきありがとうございました (≧▽≦)