当時にくらべるといまはお肉でもお魚でも大体のものは口にするようになった
頑ななまでにこだわっていたあの頃はどこへ行ってしまったのか
いまは思う
ひとはバランスよく何でも食べる方が健康的なんだと・・・
2003年1月31日(金)
古い民家の土蔵を改造したカフェがある
わたしにとってはなくてはならないお店で
ほとんどの食料をここで調達している
一般的ではないが知るひとぞ知る自然食品のお店
他では食べることのないケーキも
ここでだけは食べている
ジノリの花や果実の模様が愛らしい
当時にくらべるといまはお肉でもお魚でも大体のものは口にするようになった
頑ななまでにこだわっていたあの頃はどこへ行ってしまったのか
いまは思う
ひとはバランスよく何でも食べる方が健康的なんだと・・・
2003年1月31日(金)
古い民家の土蔵を改造したカフェがある
わたしにとってはなくてはならないお店で
ほとんどの食料をここで調達している
一般的ではないが知るひとぞ知る自然食品のお店
他では食べることのないケーキも
ここでだけは食べている
ジノリの花や果実の模様が愛らしい
珈琲が好きでよく喫茶店に出かけた
家で淹れる珈琲よりも対価を払って得る空間・時間
決して一人ではない中での一人の空間・時間
自分だけのひとときを味わう・・・
友とのおしゃべりを楽しむときもある
お店のひととの会話が弾むときもある
なかでも心を喜ばせてくれたのは珈琲カップだった
美しい絵柄、繊細な色づかいとフォルムに魅せられて
行くたびに違うカップに会えるのが嬉しかった
それが「喫茶日記」を始めるきっかけとなったのは間違いない
いまはコロナのこともあってお店で珈琲を楽しみ嗜むことも以前に比べたら少ない
ご時世だね
2003年1月30日(木)
冬の万平ホテルはとても静か
訪れる人も少ない
陽だまりの中でしばし本の中へと没入
窓の外の雪景色に心を遊ばせながら
両肘をつき両手でカップを支えて
おもむろに珈琲を口へと運ぶ
行儀悪くてもこうやっていただくのが一番好きだ
ノリタケの主張しない優しい花柄がいい
2003年1月29日(水)
冬場暖炉が焚かれてある喫茶店には
家から近いこともあってよく出かける
南面に大きく開けた窓からの眺めは
ここを訪れる誰もが絶賛する
暖かい陽射しが眠気を誘う窓を背にして
k氏のパソコン雑誌を勝手にめくる
ここにくれば誰かしらに会える
ロイヤル・ドルトンの洗練されたデザインが
珈琲を引き立てる
この頃からすでに十数年が経ち
いまは訪れることも少なくともに楽しく笑い語り合った人たちの姿も・・・
時は移ろい我が身も移ろい当たり前だが昔のままではない
いまは今の楽しみを味わいつつ
気持ちはいつも青々としていたい
何年振りかで過去のデータを調べていたら
失くしたと思っていたファイルが見つかった
読み返してみて行動派の自分がそこにいるのに懐かしくもあり
今の自分が嘘みたいに縮こまっているのに驚いた
遠い日々の日記ではあるがいま
ここに再び登場させたいと思う
2003年1月23日(金)
彦根プリンスホテルの
ラウンジから眺める琵琶湖は
とても物憂げで
水面をジーッと見下ろしていると
自分も波になったような気がして
溶け込んでしまいそうになる
それでいてとてもリラックスした気分
そこでのモーニングコーヒーは最高・・・
昨年のこと思い出して喫茶日記をつけることにした
この日から1年余り「喫茶日記」を続けていた