その5年後、
旦那から今度は
「好きな女ができた」と告白された。
それが、三女がお腹にいる時
男ってこう、何で タイミングの悪い時に何かしでかすかな…
長女が難病を持って産まれたので、
私は妊娠初期はかなり気を使っていた。
こんな状態の時に、
告白を受けた事で、
よっぽど黙ってるのが苦しかったんだろうな…というのと
腹が立つというより、あきれた…
一度、自分の精神安定のために実家に帰ったが、
気の休まることはなかった。
いくら、どう考えても
お腹の子供を産み育てるために、
まして、上2人もいるから…
旦那の元に帰るしかなかった。
浮気なんて私が普通にしておけば、
暫らくしたら戻ってくるよ、とも思っていた。
仕方なく、
「お前が子供ばかりで、自分の事をほっといた」とか
「実家の親が子離れしていなくて、帰れ帰れとうるさい」(←これはその通り…)
「男って言うのは…云々… 全部お前が悪い」
という言い分を全て聞き入れ、
反省するなら、手をついて謝れ…
それなら戻ってきてもいいぞ
という申し出に
全面降伏して帰ったのだ。
そうなると、
彼女とのデートで朝帰りしようが、
何しようが
何も言えない状態になった。
まして、私が怒れば、事態は悪くなる一方…。
ひたすら、普通に笑って過ごすことを心がけた。
私は、旦那の両親の三度のご飯を作り、
洗濯をし、掃除をし、
子育てをし、長女の病院も通った。
時々、旦那からノロケ話を聞く羽目にもなる…
自分の精神安定を保つために考えたのが
自分も浮気をする(←良く聞く解決方法だよね~笑)
でも、
子供を産んだ後って
母乳出るんだよ~~、知ってる(みんな知ってるね?笑)
生理は来ないから、もってこいっちゃあもってこいなんだけど…
男に乳首を触られたもんにゃぁ(←娘がブログを見るけど…ま、いいか笑)
ぴゅーーっって、
(^u^)ぷぷっ 笑える
それがいいって言う男を探す…
…って 気持ちわるっ
…って言う ひとり妄想をしながら
現実、そんな時間の余裕なんてなく、
まして、子供の母として、
強くたくましく生きるため
日々、頑張ったのだ
その点、、
ひとりで自営をしていて、
仕事がないと言う父親は
お金はあまりないと思うけど、
時間は死ぬほどあったようで、
家の廊下ですれ違って
あれ~、いたんだ(・・?
数週間ぶりに見たな…
という、父親の存在が薄い家庭になっていった。
精神安定上、次に考えたのが
自分もパートに出る
自分のお金ができて、
化粧をしたり、オシャレもできるようになり
後日、「最近綺麗になった」と旦那から言われる…
仕事をするってことは、いい事だ。
次に考えたのが、
好きな男を作る
会社に好きな男を作ると、
もっと仕事が楽しくなるでしょ?
自分も綺麗になるし…
丁度、会社に真面目な年下の男の子がいた。
(丁度…ってね!?心が地獄になると、何を考えるか解からんよ!笑)
無理やり、その子のことを好きだと思いこんだ。
思いこむとその気になる…
(簡単な心だ)
すれ違う時、休憩時間など、
できるだけ話かけた。
向こうも、楽しそうに時間を作っては近寄ってきた。
そうこうしているうち、すれ違うたびにドキドキした。
会社で「○○さんて結婚してたよね?」と
聞かれたぐらいだから噂が広まっていたのかも知れない。
バレンタインデーにチョコをあげたら
ホワイトデーにお返しが来た。
赤いカワイイ髪留め2個…
純粋そうな子だったから、
手渡す時、とっても緊張して可愛かった…(*^。^*)
買う時、きっと悩んだんだろうな…と嬉しかった。
(私は小悪魔か…いまは大熊だけど…笑)
ある時、旦那がノロケるので、負けずと言ってしまった
そこで、旦那は激怒
そいつを探しに行って殴ってやる…と。
(男はいいけど、女はやっちゃいけないんだよ~!!)
なんだそれそれ、なんだ、それ
はいっ、みんなご一緒に
***
ま、私の場合、
母親なので、娘たちに顔向けができなくなってはいけないと、
それ以上の事は特に何にもなく、
そのパート先も旦那の入院騒ぎで数ヵ月休んだ後、
直ぐに離婚騒ぎで、
事務所に「辞めます」と挨拶だけして帰ったから、
その男の子がその後、どうしたかは解からない…
今となっては名前すら思い出せなんだけど はは…
クレヨンしんちゃんのモノマネが上手で
いつも、「ぞ~~さん、ぞ~~さん」って歌ってたことと
顔は何となく覚えてる…
たま~~に 思い出すんだよね。
死ぬ時に思い出す男が何人になる事やら
後、ひとりだけでいいぞぉ~~
いや、、、もう いないかな…
追記
男心は「男の沽券」という厄介なモノに
左右される事があってめんどくさい。