「今、お前は幸せか?」
小学、中学、高校...?と好きだった人に久しぶりに会って聞かれた言葉...
「うん、幸せだよ!!あなたは?」
「 ... 」
「えっ? 奥さんと上手くいってないの?」
「まあ、いろいろ...あるからな。」
「 ...そう... あなたは幸せだと思ってた... まぁ、また、飲みに行こ!」
「おぅ...」
***
相手がかなり酔っぱらってたとは言え
思いっきり肩を抱き寄せられた。
**
「完璧、これ、セクハラだよ!!」
「まぁ、別にいいじゃないか!」
***
「お前はバカか。」
とりとめのない話をして
笑いながら何度も頭を小突かれた。
私の頭の中は一緒に遊んでいた30数年前にワープした。
***
もう、あの頃私じゃないんだけど、な(笑)
男の人はいつまでも変わらないね。
ときめきはしなかったけど、女扱いされたことがとても嬉しかった。
もう、女でいられる時間は残り僅か...
男もそうだ...
50過ぎ、先が短くなると自分の人生を振り返る...
今のままでいいのか?
これからの人生、このままで後悔はないのか?...
人間は寂しい生き物だな...
何人の人間が死を迎えたとき
自分の人生は幸せだったな...って思うんだろ?
***
彼はひとりっ子の私にとって一番身近なやさしい異性だった。
意識しすぎて男の子の顔もまともに見れないどうしようもない私を
彼氏ができるまで成長させてくれた大切な人だ。
友達と遊ぶところにもついて行った。
「この娘、お前の彼女?」
「いや...親戚の娘」
ちょっと寂しい思いをしながら聞いていた言葉だ。
彼が私をおいて、結婚した時はちょっとショックだった。
私がいるのに...(笑)
幼いころはそれが恋だと思ってたけど...
ただの思い込みだったんだと思う。
唯一普通に話せる異性だったからな...
「大好きなお兄ちゃん」 それ以上でもそれ以下でもない関係だった。
「大好きなお兄ちゃん」は幸せでいて欲しいと思う。
飲んで話を聞けば楽になるだろうか?
何かアドバイスはできるだろうか?
私の方が良かったって思ってもらえるのだろうか?(笑)
***
ん、な事を思ってると
私が元旦那が浮気した時に言った言葉を思い出した。
相手の女がかわいそうだから自分ができることをしてあげたいという旦那に
「ひとりの女を幸せにできないのに他の女を幸せにできる筈ないでしょ!」
「またもっとかわいそうな女がいたらそっちに行くんでしょ?」
「あなたにそんな力あるわけないでしょ!?」
***
そうだ。
夫婦仲が悪くなったのはその人本人のせいだ。
仲良く年を取って行きたい、幸せな老後を過ごしたいと思うなら
どうすればいいかは自分で考えるのだ。
大事にされたいと思うなら相手を大事にしないといけないんだ。
彼はとてもやさしい人だからお母さんが年を取り、大事にしすぎて奥さんとの関係が
ギクシャクしてるんだと思う。
人生終わる前にトータルで幸せだったと思える人生にして欲しいと思う。
そして、自分自身も...
私にできることなんて何もないのだ。
夫婦の事は夫婦で解決するしか方法はないのだ。
ただ、ただ...彼には
男の人への免疫をつけてくれたことに感謝しよう。
たくさんの楽しい思い出に感謝しよう。
幸せな人生であるよう祈ろう。
***
私は...
今の自分の幸せのみを死守しよう。
自分の家族だけを守ろう。
周りを幸せにする力などないのだ。
完結。
小学、中学、高校...?と好きだった人に久しぶりに会って聞かれた言葉...
「うん、幸せだよ!!あなたは?」
「 ... 」
「えっ? 奥さんと上手くいってないの?」
「まあ、いろいろ...あるからな。」
「 ...そう... あなたは幸せだと思ってた... まぁ、また、飲みに行こ!」
「おぅ...」
***
相手がかなり酔っぱらってたとは言え
思いっきり肩を抱き寄せられた。
**
「完璧、これ、セクハラだよ!!」
「まぁ、別にいいじゃないか!」
***
「お前はバカか。」
とりとめのない話をして
笑いながら何度も頭を小突かれた。
私の頭の中は一緒に遊んでいた30数年前にワープした。
***
もう、あの頃私じゃないんだけど、な(笑)
男の人はいつまでも変わらないね。
ときめきはしなかったけど、女扱いされたことがとても嬉しかった。
もう、女でいられる時間は残り僅か...
男もそうだ...
50過ぎ、先が短くなると自分の人生を振り返る...
今のままでいいのか?
これからの人生、このままで後悔はないのか?...
人間は寂しい生き物だな...
何人の人間が死を迎えたとき
自分の人生は幸せだったな...って思うんだろ?
***
彼はひとりっ子の私にとって一番身近なやさしい異性だった。
意識しすぎて男の子の顔もまともに見れないどうしようもない私を
彼氏ができるまで成長させてくれた大切な人だ。
友達と遊ぶところにもついて行った。
「この娘、お前の彼女?」
「いや...親戚の娘」
ちょっと寂しい思いをしながら聞いていた言葉だ。
彼が私をおいて、結婚した時はちょっとショックだった。
私がいるのに...(笑)
幼いころはそれが恋だと思ってたけど...
ただの思い込みだったんだと思う。
唯一普通に話せる異性だったからな...
「大好きなお兄ちゃん」 それ以上でもそれ以下でもない関係だった。
「大好きなお兄ちゃん」は幸せでいて欲しいと思う。
飲んで話を聞けば楽になるだろうか?
何かアドバイスはできるだろうか?
私の方が良かったって思ってもらえるのだろうか?(笑)
***
ん、な事を思ってると
私が元旦那が浮気した時に言った言葉を思い出した。
相手の女がかわいそうだから自分ができることをしてあげたいという旦那に
「ひとりの女を幸せにできないのに他の女を幸せにできる筈ないでしょ!」
「またもっとかわいそうな女がいたらそっちに行くんでしょ?」
「あなたにそんな力あるわけないでしょ!?」
***
そうだ。
夫婦仲が悪くなったのはその人本人のせいだ。
仲良く年を取って行きたい、幸せな老後を過ごしたいと思うなら
どうすればいいかは自分で考えるのだ。
大事にされたいと思うなら相手を大事にしないといけないんだ。
彼はとてもやさしい人だからお母さんが年を取り、大事にしすぎて奥さんとの関係が
ギクシャクしてるんだと思う。
人生終わる前にトータルで幸せだったと思える人生にして欲しいと思う。
そして、自分自身も...
私にできることなんて何もないのだ。
夫婦の事は夫婦で解決するしか方法はないのだ。
ただ、ただ...彼には
男の人への免疫をつけてくれたことに感謝しよう。
たくさんの楽しい思い出に感謝しよう。
幸せな人生であるよう祈ろう。
***
私は...
今の自分の幸せのみを死守しよう。
自分の家族だけを守ろう。
周りを幸せにする力などないのだ。
完結。