はるらんまん 3人娘と生活…その後

日々思ったこと、感じたことを3人娘の母として...、日記のように適当に書いてます!! 55歳で再婚! 

かわいそうだな...

2015-07-26 23:53:45 | ブログ
少し前、

母(84)と温泉に行って

母が服を脱ぐのに相当な時間がかかるようになっていて驚いた

両手がしびれてうまく動かせなくなり、

ペットボトルの蓋が開けられなくなった。

買い物をしてお財布からお金を出すのに時間がかかる。

部屋のちょっとした段差に躓く。

布団の上げ下ろしができなくなった。

たんすが開けれなくなった。

高いところのモノが取れなくなった。



出来なくなる事がどんどん増えて行く....


***

なつから借りた池田清彦さんの「やがて消えゆく我が身なら」の本の

「老いの悲しみ」の章で

「老化とは徐々に進行していく体の不自由さを後追いで脳が納得していくプロセスなのだ」

とあるけど、その通りだね。

「こんなこともできんくなって...」と母が言う...

家族に迷惑をかけたくないと思っている人はボケた方が幸せなのかも...

家族は大変だけど...

***

さぁて 私は思うように体が動かなくなったらどうしよ。

そうなる前に3ヶ月くらいで病気になって死ねないかな。

父は肺がんになって、病院で告知されてから

8ヶ月で亡くなった

その間、抗がん剤治療や骨折で何か月か入院してたけど

ベットで寝たきりになることはなく、

お見舞いに行ってもいつも起きて何かしていた

亡くなった日も自分で歩いて病院に行ってたし...

葬儀の時、

お年寄りさんからは「いい死に方だね~~こんな死に方がしたいわ」って言われた。

母は「おじいさんの下の世話も全くせんかったわ」って。

急に亡くなると残されたものは辛いかもね。

私も娘たちの迷惑にならないように

ちょうどいい時に死にたいな(笑)

そのちょうどいい時のタイミングが難しいけど...

...ってこればかりは計画通りには行かないよな。

***

今は日々の忙しさでそれどころじゃないから

定年したら、家の中を片づけて...

傷害のあるふゆの事を福祉の人に相談して...

できるだけ自分の事は自分でやって...って思うけど

どうなんだろうね~~

面倒見なきゃいけない親が、旦那の親と自分の親の4人いる人もいるんだから

ひとりぐらい何とかなるかな(笑)

***

老いていくという事が核家族で育った私には実感がわかない...

なので、母の姿を見、

なるほどね...って勉強させてもらっていることに感謝している。

ま、まだ母が動けるからそんな事も言える事だけど...

動けなくなったら...

言いたくない事を言ったり早く死んでくれって思うんだろうな...

家族にそう思われないよう、

ほどほどのところで どうかひとつ 母も私も...

***

そ~いや

先日、母がベットから落ちて動けんで

狭い方に挟まったので

朝まで抜け出すのに時間がかかったって言っていた。

携帯で連絡しようにも携帯には届かんし...

挟まったままもがいてたって。

腕に大きなあざができてたのにそれに気づいたのも

一日後...って。

痛い事にも鈍感になっていくらしい...

ベットから落ちたら、上がればいいじゃん...って話じゃないみたい...

その姿を想像するとわらいそうだったけど

わらっている場合じゃないみたい...

近所のおばあさんもベットから落ちてから

調子が悪くなったみたいだし...

いろんなことがあるんだな....