尾瀬ヶ原の二日目。
昨夜は、20時に就寝。
長~い夜と相部屋ということで・・・
何度も目が覚めてしまいましたが
ただひたすら・・・目を閉じて眠り朝を待ちました。(笑)
何度目か?数えきれないくらい、目が覚めて・・・
ふと、窓の外を見たら薄明るくなっていた。
待ちに待った、朝の瞬間でした!(笑)
カメラを手に・・・そーっと部屋を抜け出して
二日目、最初の一枚!!! 4時35分でした。
幻想的な風景に、思わずシャッターを押し続けました。
刻々と、表情が変わってきました。
5分後、白い世界に覆われてきました。
その後、真っ白になり何も見えなくなってしまいました。
早朝のこんな表情の尾瀬を見られたのもラッキーです。
6時。山小屋の朝食は、早いです。
出発も早い人が多く、次々と快晴の尾瀬を歩いて行きます。
私達も、7時30過ぎには尾瀬ヶ原を歩き始めました。
強い太陽の光が、水面を輝かせていました。
今日も晴れてよかったね!
青空と雲と燧ケ岳が水面に映っていました。
秋には、この葉が赤く色付くそうです。
「オゼコウホネ」
花数は、少なかったけれど存在感のある花でした。
水辺にトンボ。もう少し紅い色をしていました。
「ワタスゲ」も柔らかい景色を作ってくれています。
「ミズチドリ」 白い花が目立ちました。
はい!人が少しきれてきたのでカメラをゆっくり構えて・・・
大胆に木道に座り込んで・・・一枚!(笑)
可愛らしい表情が印象的でした。
「クガイソウ」 スーッと伸びた、しなやかな姿。
「オニユリ」 蕾の状態がほとんどでした。
やっと、咲いた花に出合えました、
のんびり、日焼けするのも気にかけず・・・
快晴の尾瀬ヶ原を満喫できた二日間でした。
今年は、「キスゲ」の花は鹿による食害の影響で、
花数が少ないと、毎年来ているカメラマンの情報でした。
年々、黄色一面の「キスゲ」の群生に出合えることが
難しくなっているのかもしれませんね。
尾瀬ヶ原を後にして・・・
帰りの「山ノ鼻」→「鳩待峠」は、ただただ上る!
カメラは、収納。上を目指して・・・
ひたすら足元に注意して、えっちら!おっちら!
この日は、土曜日とあって沢山のツアー客と、すれ違いました。
尾瀬ヶ原を目指して、軽やかに下って行きました。
人間、欲がでてくるものですね。
帰り際、今度の目標が私の心の中に芽生えました。
夢と希望が大きい目標ですが・・・
「今度は、まだ踏破してない”燧ケ岳”に挑戦してみたい!」
そんな気持ちが、どこからともなく現れてきました。
いつの日か・・・実現できるといいなぁ~♪・・・密かな願いデス。(苦笑)
「2010年 尾瀬の夏!」 は、これでおしまい!