ザクとは違うのよね

投稿再開しました。 できるだけこまめに更新します。。。

SW3

2005-08-28 15:15:37 | 映画
 先週、とうとう「スターウォーズエピソード3」を観た。公開したのは結構前だったが、混んでる時に観るのは嫌なので、3ヶ月近くたった今なら楽に入れるだろうと思って。
 しかし、日曜だったこともあったのか、入ってみると、残りの席はあと僅かだった。うーん、おそるべしスターウォーズ。仕方がないので、高さはちょうどいいが、一番左端に座る。

 内容は、正直期待値が高すぎたので、実際観てみると、少し物足りなさを感じてしまった。
 2時間半の上映時間は、決して短いとはいえないんだが、ボリューム的にその時間では収まりきるような内容ではなかった。エピソード4~6に繋げないといけないため、無理やりこじつけた感じが出すぎ。

 そして、一番違和感を感じたのが、アナキンが暗黒面に取り込まれていく過程。今回の主旨は、アナキンが暗黒面に取り込まれ、ダースベーダーになるまでを描いているんだけれど、あまりにも簡単に悪に走りすぎなんじゃないの?
 愛を選ぶか、正義を選ぶか、その葛藤に苦しむ姿を丁寧にやって欲しかったんだけれど、少し悩んだ後、マスターウィンドゥを殺したかと思えば、その直後には、正体を現したシスの前にひざまずいて「忠誠を誓います」だって。軽っ、軽すぎる。

 そしてそして、最後のアナキンvsオビ=ワンの対決だが、冒頭のドゥークー卿との闘いで手も足も出なかったオビ=ワンと、それに勝ったアナキンなのに、二人が直接闘うとまったくの五分五分。しまいにはオビ=ワンが勝ってやんの。そりゃアナキンが一度やられないと話が進まないとはいえ、ちょっと強引でない?

 決して、駄作とかつまらなかったというわけではないんだけれど、これで完結なんでしょ。最後なんでしょ。そう思うと、この作品は充分納得のいくものではなかったように思えてしまう。3時間あっても良かったから、もう少しじっくりやってもらえれば内容の濃いものに仕上がってたんじゃないかな。