中小企業診断士の独り言

中小企業や商店街を支援している中小企業診断士のブログ

亀戸大根(かめいどだいこん)

2014-12-26 18:42:45 | 日記
亀戸大根(かめいどだいこん)
亀戸大根は、文久年間(1861~1864)の頃、香取神社周辺で栽培され始め、さかんに栽培された明治の頃は「おかめ大根」とか「お多福大根」と呼ばれていましたが、大正初期に産地の名をつけて「亀戸大根」と呼ばれるようになった。亀戸大根は一般的なダイコンに比べ、茎が白く葉が大きく柔らかいのが特徴で、クサビ状にとがった根は30センチ程度でわずか200グラムほどの日本一小さいダイコンです。
当地は荒川水系が上流から運んだ肥えた土のため、肉質がちみつで白く輝くような大根ができ、根も葉もいっしょに浅漬やぬか味噌漬にしておいしく、新鮮な野菜の少ない早春の青物として江戸市民から喜ばれた。初物好きの江戸っ子は、亀戸大根を待ってぬか味噌を取り出し、その年初のぬか漬をしたものである。今では住宅化が進み今では「幻の大根」となり、都市化の中で、生産は葛飾区高砂に移った。葉柄が真白でやわらかい株を残すためチョウによる自然交配の防止、冬の太陽熱を上手に取り入れて旬のおいしさを育てるヨシズ栽培の技など、多くの努力と工夫で栽培を続けている。
 旧産地の亀戸周辺では、商店街の若手経営者グループが「亀戸大根を地域のシンボルに」と、小学校での栽培体験、亀戸大根にちなむお菓子づくりなどを行ない、また亀戸大根をメニューに取り入れている料亭もある。
 亀戸大根の写真は味噌の丸定前にて







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロフィール

東京都江東区生まれ 中小企業診断士 商店街支援、小売業・飲食業・サービス業診断 創業診断、 2014年02月 中華そば Kちゃん診断 2回 ミラサポ 2014年02月 有限会社清算 清算人 6月まで 2014年03月 ONの橋商店街診断 2014年04月 全国商店街支援センター よろず相談アドバイザー (現 任) 2014年06月 亀戸K事業協同組合診断 2014年07月 亀戸K通り会商店街診断 2014年07月 製造小売菓子店経営診断 江東区 2014年09月 飲食店経営診断(中華・日本そば・インド料理) 2014年09月 N区商店街振興組合連合会 組合決算書精査 2014年10月 ネット通販創業診断 中野区