野方商店街

野方商店街
昭和のはじめ、西武鉄道の開通により野方駅ができ、乗降者もまばらでしたが、数店のお店が駅周辺にできました。幸いにして戦禍を免れたために食糧や衣料品さらに映画館や銭湯などを利用するために遠方より電車を利用して多くのお客様で賑わいをみせました。さらに商品の安さが評判となり昭和期までは商店街は非常に賑わいました。平成6年末に5つの商店街がまとまり野方商店街振興組合へと移行しました。現在組合員数、店舗・事務所数では中野区内最大の商店街となっています。
今まで年初に新春青空賀詞交歓会として振る舞い酒、開運だるまくじ等を行なってきましたが、本年より鎌倉銭洗弁天の御宝船をお年賀として野方駅前広場にてお客様にお配りし、現金が当たるお年玉プレゼントを行ないました。3月には震災復興チャリティーイベント「リメンバー3.11」を行い福島県白河市などの物産販売や義援金の募金活動を、今は総額65万円が当たるスクラッチを行っています。7月下旬には北原小学校を会場に納涼盆踊り大会と夜店市を共催します。芸術の秋にはアールブリュット文化を中心とした野方まちめぐりストリートギャラリー展、アールブリュットde街おこしイベントを開催して商店街を身近な美術館にします。10月は同時に野方地区まつりとしてカーニバルを開催して路上にて模擬店やイベントを行い多くの来街者でにぎわいます。今年は野方商店街20周年のため大きなイベントを計画中です。