K馬日記

映画や美術、小説などの作品鑑賞の感想を徒然なるままに綴っていきます。

第16回文化庁メディア芸術祭

2013年02月20日 | 美術
お久しぶりです!
最近は、友達が海外旅行に行っているFBの写真を尻目に、簿記の勉強と筋トレばっかの退屈な日常を送っています。
最後の休みなので、後悔しないように過ごしたいんですけどね笑

なので、今回は久しぶりに心の潤うイベント~!
第16回文化庁メディア芸術祭に足を運んできました!
芸術好きを豪語しておきながら、実は初めてです、メディア芸術祭。
昨年は、ぼくの好きな「魔法少女まどか☆マギカ」が受賞したみたいですね。
場所は国立新美術館、前回記事にしたアーティストファイルと同時開催中です!
しかし、アーティストファイルと違って、メディア芸術祭は入場無料。
かつ、アニメーションやコミック、エンタメなど、美術に興味がない人も楽しめるような内容のせいか、展示室は平日のお昼時にも関わらずこの盛況ぶり!



普段の美術展の休日並みの人の入りでしたね笑
メディアアート恐るべし・・・!

この芸術祭は、アート、エンターテイメント、アニメーション、マンガの4部門で、国内外の応募作品の中から選ばれたものを展示しています。
アート部門に関しては、完全に現代アートで言うところのヴィデオアートです。
色々なコンセプトを狙って作られた映像が所狭しと並んでましたね。

ちなみにこれがアート部門の大賞作品、Cod.Actの《Pendulum Choir》です。



まあ、普通にHPで見れます。
HPで見られない他の作品撮ってくれば良かったな笑
男性が直立のまま固定されて、宗教音楽のような歌を歌っている映像です。
ちなみに、男性を直立に固定している機械は音楽に合わせて動き、直立の男性が花弁のように広がったり閉じたり、あらぬ方向を向いたりと、人の動き(というか機械の動きですが)を音響要素の一環として用いている点がとても面白い試みでした。
奇妙な視覚映像が形式的な音楽と合致して、とても不思議な気分でしたね。
大賞を受賞したのにも納得です。一番心地よい作品でした。

あと、Quayolaの《Strata #4》という作品が個人的には好きだったかも。
ルーベンスの絵の、構図の割合などを分析して、ホログラム化した映像。
ルーベンスの良さは欠片もない、ルーベンスの色の配置に従順なホログラム映像と化していましたが、なんとも言えない魅力がありましたね・・・
撮ってくれば良かった・・・orz

エンタメ部門もなかなか面白かった。
Perfumeの紹介映像が圧巻でした。世界中からPerfumeの踊りを踊るCGキャラクターの映像を集めてきて一同に会させる展示で、あまりの数の映像数に圧倒されました。
そして、CG映像のクオリティの高さ!エンタメのクリエイターすげえ・・・
今パンフ見たらエンタメ部門の大賞だったのね、納得。
《Perfume"Global Site`Project"》という作品でした。

エンタメ部門は、他にもミュージックビデオがあったり、PSPのソフトがあったり、本当に色々ありました。
Facebookに応用できるPC技術とかも受賞しててびっくり笑
ミュージックビデオは数が多いので選考は難しいかもしれませんね・・・
丹下紘希氏の作品とかは受賞しないのかしら・・・

マンガ・アニメ部門は、意外と知ってる作品が少なかった。
マンガ部門で『ましろのおと』と『岳』
アニメは『アシュラ』と『おおかみこどもの雨と雪』
ぐらいかな?知ってたのは。。
マンガは同人誌上がりの作品とか、海外の作品、アニメはオリジナル短編が多かったのでまあ知らなくても無理ないですよね!笑
ちなみにアニメ部門の大賞は大友克洋の『火要鎮』という作品。気になる。
『アシュラ』も前々から前々から見たかった作品。。
原作は『銭ゲバ』のジョージ秋山。気になるー!!

マンガ部門は『GUNSLINGER GIRL』っていう漫画が気になるかな~。
イタリアが舞台で、少女が暗殺者を担うという設定。
アニメ化もされてるんだとか。
今度漫画喫茶で読んでみるかな~。

色々とっつきやすい展示だと思うので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
24日までです。期間中は日替わりで映画やアニメの上映が美術館近くのシネマート六本木でやっているようです。無料で映画が観れるチャンス!笑
詳細はHPにて!!

普通に宣伝してしまた。

hona-☆

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