K馬日記

映画や美術、小説などの作品鑑賞の感想を徒然なるままに綴っていきます。

『サウルの息子』

2016年04月29日 | 映画
おはようございます。ゴールデンウィークが始まりましたね。念願の能登半島に行けるのが楽しみでならないただけーまです。 今回も2月に鑑賞した作品ですが、カンヌでグランプリを受賞したネメシュ・ラースロー監督の『サウルの息子』の感想を更新します。 <Story> 1944年10月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。サウルは、ハンガリー系のユダヤ人で、ゾンダーコマンドとして働いている。 . . . Read more

『ライチ☆光クラブ』

2016年04月24日 | 映画
睡眠不足が高じて目の隈が半端ないただけーまです。とにもかくにも眠いです。 (もう2ヶ月も前の話ですが……)内藤瑛亮監督の『ライチ☆光クラブ』を鑑賞しました。原作は『幻覚ピカソ』や『帝一の國』でおなじみの古谷兎丸先生!美少年のディストピアというなんか特定の層を狙ったような設定ですが、そういえばぼくの腐女子姉は古谷先生が好きですね…… <Story> 煙と油にまみれた蛍光町の廃工場 . . . Read more

『人生スイッチ』

2016年04月21日 | 映画
おはようございます。久しぶりの投稿です。仕事に忙殺されるというらしからぬ状況に陥り疲れが取れないでいるただけーまです。 ダミアン・ジフロン監督の『人生スイッチ』を鑑賞しました。ペドロ・アルモドバル監督も製作に携わった本作品、少し奇妙な短編集のような映画でした。 <Story> 関わってきた人々もろとも両親の家に突っ込もうとするパイロット、間違えて車をレッカー移動されたことが原因 . . . Read more

『キャロル』

2016年04月08日 | 映画
最近全く映画の更新が追いついていないただけーまです。今回は今更ですがトッド・ヘインズ監督の『キャロル』です。 <Story> 1952年ニューヨーク、クリスマスを間近に控えて街は活気づき、誰もがクリスマスに心ときめかせている。マンハッタンにある高級百貨店フランケンバーグのおもちゃ売り場でアルバイトとして働く若きテレーズ・ベリベット(ルーニー・マーラ)。フォトグラファーに憧れてカメ . . . Read more

FACE展2016

2016年04月02日 | 映画
以前記事にも書きましたが、個人的には最も好きな公募展であるFACE展2016に行って参りました。名称が変わる前の選抜奨励展の頃から通っているんですが、今年も素晴らしい作品が目白押しでした。 今年の作品は自己同一性や人の両面性を感じさせるものが多かった印象です。審査員の本江邦夫氏も「曖昧で内向的」であり「意識が内と外に分裂した『二重性』にかかわる様態」と表現しています。 最近インターネットを引き . . . Read more