おはようございます。連日の練習と度を超えた寒波で、心も身体もボロボロですが、芸術に触れてリフレッシュ!よる年波には勝てないただけーまです。
今回はリチャード・グラツァー&ウォッシュ・ウエストモアランド監督の『アリスのままで』です。記憶を失っていくアリスと周囲の様子を描いたヒューマンドラマ。ジュリアン・ムーアの熱い演技が印象的でした。
※本作で彼女はアカデミー賞主演女優賞を受賞し、カンヌ、ベネチア、ベルリン、米/英アカデミー、ゴールデングローブ、世界6大映画祭の主演女優賞を獲得する史上初の快挙を達成しました。
<Story>
高名な言語学者として知られ、ニューヨークのコロンビア大学の教授を務めるアリス(ジュリアン・ムーア)は、50歳になったその日、最高の誕生日を迎えた。(中略)ところが、そんなアリスに異変が起きる。UCLAに招かれて講演中に、突然言葉が頭から抜け出たのだ。(中略)ジョンと一緒に病院を訪れたアリスは、若年性アルツハイマー病を宣告される。(オフィシャルサイトより抜粋)
アリスがアルツハイマーだと診断された後に、意識がある内に行うスピーチがあるんですが、その刹那を生きることの重要性を説いた内容が感動的でした。涙目で訴えかけるジュリアン・ムーアの熱演が素晴らしかった。
原稿にマーカーを引きながらスピーチをするアリス
記憶喪失系って結構泣けるかなーと思ってたんですが、あんまり感動できず。
寧ろ、病が進行するにつれて徐々によそよそしくなり、最終的にはアリスの元から去っていく家族たちになんだか残酷な印象を覚えました。最後に看病したのはアリスが最後まで心配していた、放蕩娘のリディア(クリスティン・スチュワート)だったのは心温まる設定で良かった。
アリスに寄り添う次女リディア
「すべてを忘れる。けれども愛した日々は、消えはしない。」というのが、日本でのキャッチコピーですが、最後に映された思い出が現在の家族ではなく、アリスが子供の頃の思い出だったのがなんだか暗示的でした。(オーソン・ウェルズの『市民ケーン』におけるソリを思い出します。本作はフロイトとは全く無縁でしょうが!)
今回はリチャード・グラツァー&ウォッシュ・ウエストモアランド監督の『アリスのままで』です。記憶を失っていくアリスと周囲の様子を描いたヒューマンドラマ。ジュリアン・ムーアの熱い演技が印象的でした。
※本作で彼女はアカデミー賞主演女優賞を受賞し、カンヌ、ベネチア、ベルリン、米/英アカデミー、ゴールデングローブ、世界6大映画祭の主演女優賞を獲得する史上初の快挙を達成しました。
<Story>
高名な言語学者として知られ、ニューヨークのコロンビア大学の教授を務めるアリス(ジュリアン・ムーア)は、50歳になったその日、最高の誕生日を迎えた。(中略)ところが、そんなアリスに異変が起きる。UCLAに招かれて講演中に、突然言葉が頭から抜け出たのだ。(中略)ジョンと一緒に病院を訪れたアリスは、若年性アルツハイマー病を宣告される。(オフィシャルサイトより抜粋)
アリスがアルツハイマーだと診断された後に、意識がある内に行うスピーチがあるんですが、その刹那を生きることの重要性を説いた内容が感動的でした。涙目で訴えかけるジュリアン・ムーアの熱演が素晴らしかった。
原稿にマーカーを引きながらスピーチをするアリス
記憶喪失系って結構泣けるかなーと思ってたんですが、あんまり感動できず。
寧ろ、病が進行するにつれて徐々によそよそしくなり、最終的にはアリスの元から去っていく家族たちになんだか残酷な印象を覚えました。最後に看病したのはアリスが最後まで心配していた、放蕩娘のリディア(クリスティン・スチュワート)だったのは心温まる設定で良かった。
アリスに寄り添う次女リディア
「すべてを忘れる。けれども愛した日々は、消えはしない。」というのが、日本でのキャッチコピーですが、最後に映された思い出が現在の家族ではなく、アリスが子供の頃の思い出だったのがなんだか暗示的でした。(オーソン・ウェルズの『市民ケーン』におけるソリを思い出します。本作はフロイトとは全く無縁でしょうが!)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます