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taesanの周りに起こること・感じること

無意識の世界が 意識にのぼってくるとき

2014-07-01 12:30:47 | 心理学
私の感情は冷静だと思っていたが

実はそれはラケット感情といって表面上の感情らしい

本物の感情を感じるといたたまれなく・・存在が危ういと感じるから

感じないようにしているというだけであって

決して冷静なわけではない

つまりシャッターをおろしてしまうような状態

耳をふさいで聴かなかったことにしている・・・なんでもないふりをする


それは土曜・日のこと

心理学のアシスタントを天使のトレーナと初めて2日をともにすることになった

金曜日天使たるゆえんを感じた次の土曜

私はいつになしかリラックスして会場に行ったのだが

天使の一挙一動に何かビクビクしたというか 緊張糸が

ピーンと張りつめている

大丈夫かな

これでいいかな

怒られる?

なんだかそんな言葉が頭の上を

蚊がブーンと飛ぶように ぐるぐる と回りだした

なんだかとっても緊張してここは好かれなきゃ・・なんてことが出てくるではないか!

おっとー

これは今の状態で感じていることと違うはず

うー・・・・・ん

ぎゃは!@@



ひょっとしたら、新しい母が来た時にその瞬間からこんな風に気をまわしていたのかもしれない

その時にこんなにドキドキして・・・ひやひやして

当時5歳である

こんなに 一挙一動に目を光らせ 感じ・・・

そしてひやひやしていることなど微塵にも・・おくびにも出さず

立ち振る舞っていたのだろう

そう思うと

5歳の妙ちゃん苦しかったやろなーー

しんどかったやろな・・・

そんな考え・・思考は 数秒

今自分の立場で何をし。何を感じるか

今は60歳である

そして目の前の天使は 母ではないことは明らかである

だからこの感情は感じることはないのだ・・・

過去と今を区別しよう

そういう考えも 数秒の出来事だったと思う

過緊張が ほぐれた

一日の終わりに5歳の自分をもう少し感じておくことだなと・・・

そりゃ。。そんなことをして生きてきたら家庭は過緊張の場所で

ゆったりしたり・甘えたり・・できなかっただろうな

国分康孝氏の公演記録を読んでいると

講義の途中で泣き出した人がいるので聞いてみると

継母とのことを思い出した

国分氏はその体験を持つ方に援助を求められた

その体験を持つ方は ご飯の時がつらかったでしょうねと言ったそうだ

その文章を読み

もう一つ思い出した

御飯が、おかずが多すぎるときに残せなかった

あーもう、おなかいっぱい!って

そういって御馳走様や

おいしかったよ、おかわり! これまた言えない

そう思うと「好きなものを注文していいよ」と言われても言えないのである

子供のころに体験がないのもあるが・・遠慮が出てきてなかなか言えない

國分氏の文章の中に「親が作ったご飯は愛情と同等・・」というようなことが書いてあった

ほしいと言えない。。もういらないとも言えない・・・

あれが食べたいこれが食べたいと言って出てきたことがない

子供に迎合することは不必要だがたまには希望のものが出るとうれしいもん!ね

なかなか・・それはなかったなあ・・・・・・

そして人の話を聴いてもなぜか

苦しかったでしょうね・・とか

寂しかったでしょうね・・とは

言えなかった

その理由が 言ってみて 感じたのである

本当に苦しかった・寂しかったと

思わず声が震え涙が止まらず・・困ってしまった

だからそのことは感じないようにしていたのだなあ・・

妹のKちゃんと話していてなんでこんなに同じような体験があったのかと

苦しかったねえ・・・から次々と 運動会の万国旗みたいに芋づる式に出てきた

あまりに苦しく悲しかったりさみしかったので なかったことにしているし

そのことは決して感じたくないのである

無意識が意識に上がってきた・・心がざわめき当時の苦しさと悲しさを

再体験することになる

それで完了することができるなら・・・

当時の感情を感じることに私は抵抗しないように感じてみようと思う

不安であるが 過去と現在との区別はできるはず

過去の人と今の人との違いも意識すればできるはず

まさかそんなことが出てくるとは・・・

無意識でそのことを知っているのだから


ことあるごとに無意識で・・反応してしまうのは そうなのかもしれない

極度のストレス状態におこること

そういえば小児喘息でもあった・・・・

今は嫌なことは嫌と言おう

ほしいものはほしいと言ってみよう

自律的に甘えてみよう

子供の時に遠慮したこと・・

自分のやりたいことはなんだろう・・・・

心を解き放とう・・・

小さい私はとってもがんばっていたんだな

ちょっと休んでも、できなくても、自分のペースでやりたいことをやってみよう

還暦で一巡したんだもん

こんなことを思い出すなんて・・・

あーーびっくりやった@@

これで意識に上ったんだから 違いを創り出すことは可能になったわけだ

ちょっとうれしくなってきたな!







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