日本人がわんさかいるようだ。
しかも元高級官僚やら、悠々自適のリタイア組が地元の大切な賓客として一等地に住み着いている。
早い奴等で50代前半、遅い組でも60歳までに日本を離れた連中が既に優雅に巣を張っている。
やたら多い元政府機関の職員とかが、職権乱用に近い形で既得権を手に入れて暮らしてる様子だ。
毎週ゴルフをやって、食事は殆ど外食で、優雅に過ごして月20数万円で済んでるから、成功だとかほざいてる。
そいつらを商売相手に日本企業も根を下ろしているようだから、規模は小さくても立派な日本社会が形成されてしまっている。
日本国内よりもっと陰湿で強烈なミニ日本社会が形成されている雰囲気だ。
もう世界中どこへ行っても同じような事態になってしまっているのかも知れないな。
これでは日本にいるようで毎日イライラしそうだな。
カンボジアは治安やインフラ面で不安材料が多いせいか敬遠されているようだから、ここが一番面白そうな気もする。
タイのバンコク周辺なんかも政情不安が続けば逃げ出す連中も出てくるから案外狙い目かもしれない。
カナダやオーストラリア、ニュージーランドは金がないと暮らしにくいらしい。経済難民になるのなら日本国内に居た方がまだ楽だろう。強制送還なんて最悪だからな。
何もしないで年金で暮らせる所となると限られてくるのだが、ベトナムやタイの山奥とかに意外な穴場が見つかるかもしれない。
もう30数年前になるが、南米の秘境ペルーのマチュピチュにも日本人の女が住み着いて、現地人の子を産んで根を下ろしているのを見て驚いたが、ああいう地の果てでも流れていって住み着いてる奴がいるんだから、普通の都市で日本人が群れてないところなんて、もう地球上にはないのかも。