シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

北京のひととき(4:自転車専用道路)

2010年11月21日 | 旅行
北京の道路が柵で仕切られていて、自転車バイク専用道路が出来ていました。



通勤時間帯でしたが、ゆったりしたものです。
最近は、電動自転車が多く、それも性能がよくなっていて静かなので、
最近のハイブリッド車のように音がしないので、後ろから来ても
わからないから、余計危ないとのことでした。

むか~しは、自転車の数が半端じゃなくて、道路を埋め尽くしていて、
バスのすぐ脇に群れなす自転車が、バスのタイヤに巻き込まれて、
互いに平気で自転車を抜き出して、、、なんてところを見たこともありました。

それに比べたら雲泥の差!

裕福になって、自転車人口が車へ移った。
だから、車の運転は、自転車走行並みなのだと。

目が点になりました。
というよりは、ぱっと目が見開いた感じ。

そうか、車線を気にせず、ウィンカーも出さずに、ゆらゆら車線変更し、
Uターンしたいときにする、右に曲がりたいとき、左に曲がりたいとき、
後ろを気にせず、両脇も気にせず、自分が行きたい方向へ行く!
これって、自転車走行だったんだ!

瀋陽に戻って本格的に車の運転を開始していますが、
   自転車走行並み
を頭に入れると、周囲の動きが理解出来て、運転しやすくなりました。

他方、相手は何でもありなんだ! ということを理解していないと、
   あぶない!
そりゃそう、自転車走行並みということは、運転ルールに則っていない
ということ。

まあねえ、スリランカに、美しい写真付きの運転教則本が届いた時、
有識者の集まりで「美しくて見やすい」と紹介されましたが、
   「これで勉強して運転ルールやマナーを身につけましょう」
という言葉は、出ない。。。。。

でも、当地のルールも学びました。
   赤信号でも、右折はしていい!
       右折の矢印の形をした赤信号は不可だけど。
   赤信号でも、右折していいって、想像してみてください。
   目の前を横切る歩行者は、いるんです!
       欧州の田舎道ならともかく、都会で。 目が点!
   躊躇していたら、、、
       だって、欧州では、歩行者優先です。
       だらだら歩いて切れ目が出ない小学生に、怒鳴っていた人も
       見かけていますが、それでも歩行者優先。
   後ろからクラクションを鳴らされ、外側をぐいっと追い越していきました。

思い出しました。
初めての海外生活の豪州での私の信条。
    豪(郷)にいっては、豪に従え。


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