シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

大連旅行 (列車に乗り込む)

2011年10月23日 | 旅行
大連は、一泊二日。
それも往復 列車(中国語:火車)。
それも往路は混んでいて、4時間で行く特急がとれなくて、
5時間半かかる列車、それも朝6:45瀋陽北駅発。

初めての列車、初めての北駅内、
バスも6時前には無いし、、、。

大連旅行といっても周囲の街や観光地に行く余裕はないので、
単に、みんなが言う「大連っていいよ~」 の
大連をちょっとみにいけばいいかなあという程度の旅行です。

北駅の改札口入り口は現在工事中で、駅より左側、、、って
  私、元の入り口も知らない!
  欧州とかだと、ホームまで入れて切符は乗車してから拝見。
  でもここは日本と同じ。
  だから、改札から中がどうなっているかも未知の世界。

「きったないですよ~」
とも言われましたが、いろ~んな国をまわってきているので、
ちょっとやそっとでは驚かないと思います・・・

改札を入って、体育館の中のような所にでました。
朝一番だからか、床に不要なゴミはちらばっていません。
出発ホームの番号が書かれた下の改札に、また並んで出発15分前の改札にならびます。
   そこから随分歩くと聞いているのですが、
   15分で自分が乗る列車に辿り着けるか? 不安。
列ならぬ列に並び、
改札が開き、せっせとホームに向かいます。
なが~い列車の列から自分の車両を見つけ出します。

誰かに自分の席に座れられていたら、、、と意を決して自分の席を探すと
案の定! やっぱり~ 座っている!
   「となりと席を替わってくれ、家族がこっちの席だ」とかなんとか。
私は「下」の席なんだけど、あなたのは?
   「下」
まっいいかと、代わりました。
   そうそう、きっぷを交換することはないの?
   「不要」 そっ。

列車の座席には、
  硬座(こうざ) 硬い座席、、、ふつうの席。
  軟座(なんざ) ベッドのようになったもの。  写真
     で、「上」の席か「下」の席があります。
     上だったら不便ですから。

     毛布が敷かれ、また掛け布団に毛布と枕が置かれていました。
     皆白いきれいなカバーがかけられています。
  10月始めで、外はジャケットを着ていればいい程度でしたが、
  電車の中は、さっむかった!
  
私には、横になると座席が硬く感じて腰があたって痛かったので、
掛け布団を体の下から上に巻くようにしてくるまりました。

そして、切符拝見が来ました。
案の定、「席の番号が違う!」って言われちゃったじゃない。
で、ここから私は身振り手振りで、「となりの「下」と替わった」と。

切符を取り上げられて、違う席の番号が書かれたカードを手渡されました。
こんなの誰からもきいてないけど?
 
                       (つづく)