シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

久々の日本での新年度

2011年03月31日 | インターナショナルスクール
子供達が日本で、日本の学校の入学の春を迎えます。
8年ぶりに日本での春を迎えます。
日本の学校の入学式も9年ぶりです。

海外での補習校等の卒業式や入学式が実施され、
日本らしい新年度を迎える行事はこなさせて頂いていましたが。

次男にアレルギー性鼻炎があるので、春に日本にいなくてもいいや・・・
なんても思っていました。

インターナショナルスクール生活も通算8年。
この時期は、イースター休暇が2週間ほどあり、海外で春を迎える気分は
ありました。
4学期制だと、3学期から4学期へ。
3学期制だと、2学期から3学期の切れ目もありました。

日本だと春休みで学年もかわるので宿題もありませんが、
インターでは普通の学期の入れ替わりにて、宿題や試験に追われる8年
でもありました。

去年の3月31日は、長男のIB(インターナショナル バカロレア)
最終試験に向けて、春休みでも特別授業があり、
    またまた 別に たっかい個別授業代と、
    インター卒業してから、半年以上たって、
    この時の教材費 4万円程度の請求書が舞い込んできました。

同時に、日本の大学の手続きをあわててやってもいました。
忙しい3月31日でした。

この頃、スイスの北方のバーゼルで行われたバーゼル ワールドという
世界最高級の時計や装飾品の見本市にも誘われて出かけましたが、
今から思うと、別世界、夢のようなひとときでした。

子供達と、スイス ジュネーブでの 世界五大モーターショーのひとつに
ほぼ毎年出かけていました。すっごい世界でした。

二つとも、自分の生活とはかけ離れた、すごい豪華な世界を
垣間見ることが出来ました。

昨年の今頃から6月にかけて 駆け足で欧州1~2泊の旅行を繰り返して
いました。インターの都合にあわせて、時には片方はお留守番だったり。。

長男は、どこも今は、日本の特集番組やらでやって見ているから、
いまさら見に行かなくても、、、と 消極的なことを繰り返していましたが、、
やっぱり 実際に行って見るのとは大違いでしょ!
すっごく忙しい旅でしたが。
昨夜も海外旅行取材の番組を見ていて、
    あ~ここ 行った行った、見せてあげてよかったなあ~と。

欧州生活は、物価も高く、日本からも少々遠く、時差もあり、
フランス語の世界だったりで、家族皆がそれぞれの難がありましたが、
今、中国に来て、この時期が中国だったら、こうはいかなかったなあ、、とも。

そして、8年のインターナショナルスクール生活を子供達は終え、
日本の大学や高校へと 新たな世界に入ります。
小学校低学年で日本を離れ、時には、公立小学校に短気で
体験入学扱いで入れて頂きましたが、
子供達にとっては、日本への逆留学かもしれません。

私も高校時代に、アメリカ帰りの編入生がいたのを強烈に覚えています。
    英語に関して何でもすごいんだ、、、と思っていたら、
    受験英語を尋ねても、ふにゃふにゃ。
        しゃべると 英語の先生より 流暢!
    今、わが子らは、この外国帰りの編入生になるんでしょうね。

今回は、二人とも入学式は、大震災の影響もあり、この事情にて、自粛。
片方は、親同伴無しの入学ガイダンスへ。
片方は、親同伴の入学ガイダンスで、写真も撮る。

交通機関も時間が読めないみたいですね。

この8年の海外生活、ご苦労様でした。
大変だったけど、人生の 一コマどころではない、大きな場面になったことでしょう。