シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

日本の駅の椅子に可愛い座布団

2011年05月18日 | 瀋陽の冬
日本で真冬の2月初旬のことです。
中国の旧正月(春節)を利用して一時帰国していました。
東京駅から群馬県の高崎方向に伸びている高崎線の ある駅での光景です。

プラットフォームに並んでいる椅子に、、
可愛い座布団が並んでいるではありませんか。



そのまま座ると、冷え切った椅子では寒いから、この座布団で
随分と冷えが違うものでしょう。

実は、当地 瀋陽の冬には、中華料理屋の店内ので、こういう光景が見られます。
外は、マイナス20度以下の時、店内は暖房が効いていても 寒い!
コートを着たまま食事するなんてこともあります。

店の入り口のドアが、二段階(最初のドアと、次にもドア)になっていても、
そこに布団のようなカーテンが下がっていても、
マイナス20度以下の冷気は、す~っと入ってきます。

こじんまりした地元の韓国料理屋のドアが内側まで氷っていたこともありました。

暖房が壊れた店もありましたっけ。
とっても食事をしていられる状態ではなくて、しばらくそこには行かなくなりました。

そんなマイナス20度以下の食堂で、この駅のようにプラスチックの椅子に
座布団を敷いているところもあります。

子供の室内の遊び場用の発泡スチロールの30cm角を組み合わせる敷物の、
1ピースを座布団代わりに敷いているところもありました。

和食の座敷では、掘りごたつ風になっている足下に小さな座布団がいくつも
敷かれているところも。
    これって、板敷きの上にマットが引かれていても真冬には足下が
    冷たいので、座布団があると随分違います。

バスにも座布団欲しいなあ。
冷たいですよ、バスの椅子は。
服に付いた雪や氷がとけてバスの椅子にたまっていることもあって、
知らないで座ると大変。例のスウェットスーツ用のズボンを履いていてセーフ!
窓も氷っているし。
当地の中国の方でさえ、冬場にバスに乗った話をすると
    「バスは、冷たいでしょ」と。

その座布団が、最近、取り外されています。
明け方や夜の気温もプラス10度を超えるようになった瀋陽です。
先週までは、もう少し肌寒かったのですが。

昼間も20度を超えるようになりました。
扇風機も売り出されています。
    昨年9月末に、暑く感じるときがあって小さな扇風機を買おうと
    思ったら、どこにももうありませんでした。

欧州にいたとき、酷暑の時、売れ切れが相次いだので、翌年新たに生活を
始めた方に、扇風機が売り出されたら即買った方がいいと言ったら、
その年は、涼しい夏で、ほとんど出番無し! 難しいですねえ。

今年は、扇風機をそろそろ選びにあるこうかなあ。まだ必要ではないけれど。
エアコンがあっても、まあ扇風機程度で過ごせるときもあるでしょうし。。。


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