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山中から渡来銭ざくざく...有力者が数万枚隠す?

2012-11-24 07:12:29 | 文化

山中から渡来銭ざくざく...有力者が数万枚隠す?

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20121122-OYT1T00538.htm?from=main7

大分県竹田市の山中で見つかった、緑色にさびた銅銭

 大分県竹田市教委は、市内の山中から、約100キロの銅銭が見つかったと明らかにした。

 鎌倉時代から江戸初期にかけて中国から輸入された渡来銭で、唐時代の「開元通宝」や明時代の「永楽通宝」など数種類が交じっており、数万枚あるとみて、埋められた時期や当時の流通形態などを調べている。

 市教委文化財課によると、9月下旬、私有地で、木材などを運ぶための作業道を作るため、重機で斜面を削った際に出てきた。

 一部、穴をひもでつないだ銅銭もあったが、多くはバラバラで緑色にさびていた。また、銅銭が入っていたと見られる木おけの木片も見つかり、有力者が戦などの有事に備えて埋めていた可能性があるという。

 県教委埋蔵文化財センターによると、県内で1か所で見つかった銅銭としては最大量という。市教委は1枚ずつ洗浄、種類ごとに分類し、調査している。

 下関市立大の桜木晋一教授(貨幣考古学)によると、1か所で見つかった銅銭の量では、九州では1919年に福岡県久山町で見つかった約9万4000枚が最多。60年頃に同県や宮崎県で約4万枚が発見されて以降は万単位での出土はなく、約50年ぶりの大量出土という。桜木教授は「当時の経済活動や技術水準、信仰がうかがえる貴重な史料」と話している。(阿南沙弥香)

(2012年11月23日22時53分 読売新聞) 



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