中国、露の最新鋭戦闘機24機購入へ...米に対抗
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121122-OYT1T01154.htm?from=ylist
【北京=大木聖馬】中国の国際問題専門紙「環球時報」は22日、ロシアメディアの報道を引用する形で、中国がロシアの最新鋭戦闘機「Su(スホイ)35」を24機購入すると伝えた。
同紙によると、ロシアの武器輸出公社はすでに中国側と大筋で合意し、21日まで訪中していたセルゲイ・ショイグ露国防相が機体の引き渡し時期などを協議したという。正式契約は1~2年内に行う予定で、契約金額は15億ドル(約1230億円)を超えるとみられる。
同紙はSu35について、エンジンは米軍の最新鋭ステルス戦闘機F22より優れ、電磁妨害の特殊な環境下ではF22の能力を上回ると紹介。ロシアも今後10年間の主力戦闘機として配備する方針という。
中国は現在、次世代ステルス戦闘機「J(殲)20」や「J31」を開発中だが、実戦配備までにかなりの時間がかかるとされる。米国は、開発中の最新鋭ステルス戦闘機F35をアジア太平洋地域に配備していく方針を示しており、中国は当面、Su35の導入で対抗していくとみられる。
(2012年11月22日19時08分 読売新聞)
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