金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

内蔵が原因の痛みを徒手的に内蔵治療する(勉強会)

2019-10-14 20:56:31 | 内臓
内臓を治療するなんておかしいですか?



もし、おかしいと思うのなら、、、



それは知らないだけで、努力次第であなたにも本当は出来るのですが、、、







さて今回は『患者さんの気持ちになって考える』です。



治療だけではなく、いろんな面から患者さんの気持ちになって考える事が必要です。



例えば、治療院やリハビリ室でも携帯電話を使うモラルの無い患者さん。いますよね。



これを止めさすにはどうすればいいでしょう?



まず思い浮かぶのが「携帯禁止」「スマホ禁止」のポップを貼る事でしょう。実際今も貼ってますが効果は無いです。



では、なんて書いたら患者さんの心に響くでしょう?



シンキングタイムスタート!!








。。。







考えましたか?



私ならこう書きます。



『いつも携帯電話のマナーを守っていただきありがとうございます』



『公共の場でスマホのマナーを守るあなたは素敵です』



どうですか?



禁止!と強制されるよりも効果ありそうではないですか?



私はやりにくいと思いますが。



まあ、見られればですが。



この様に患者さん目線で考えると違ったものが見えてきます。



自分の目線だけで考えるから世界が小さくなってしまうのです。










では、本題です。



内臓と聞くと皆さんはどう思いますか?






・医者に行ってくれ。


・薬や手術で治療するもの。


・自分の治療範囲外。


・触れないものをどうやって治療するんだよ?





こんな感じの事を思うのではないでしょうか?



しかし、実際はそんな事は全くありません。



ハッキリ言って皆さんの思い込みです。
私も含め間違った事実を教えられて、それが常識であるように洗脳されてきているからそのように思うのです。



と、今回は気持ち悪い話をします。



知らないものを知る時や、今までの自分の常識を覆される時はいい気分はしません。



でも、そこで放棄するのか? 
踏ん張って理解する努力をするのかで成長できるかが変わります。



では、内臓から来る痛みはどのようなものがあるでしょう?



肝臓➡右肩、右頸部の痛み


心臓➡左肩、左頸部の痛み


腎臓➡腰痛


膵臓➡背部痛


子宮➡腰痛、腹痛、頭痛



この様に、皆さんも結構知っていますよね。



では、この様な患者さんが今の治療院やリハビリ室など通院していないのか?



たくさん通院しています。しかも自分は内臓が原因の痛みである事は知らずに、、、



この内臓が痛いからと言って、血液検査やCTで必ずしも異常が出るとは限りません。



むしろ出ない時の方が多いんではないでしょうか?



その理由はのちほど。。。





この様な内臓からの関連痛ではただ普通の筋系の治療をしていても効果があまりありません。



痛い動作を規定しようとしてもはっきりしません。



どんだけ強くマッサージしても効果はありません。



皆さんに分かりやすく言うと、電気をかける時に、



『どんだけ強くすんの?大丈夫なんこの人?』



ってなる人いませんか?内臓が悪い人に電気は意味ありません。どんだけ強くしても聞いてる感じはしないんです。



だって悪いのは内臓なんだから。。。



じゃあ、こんな人は医者に診せればいいんだ!と思い、医者に診てもらい検査するも異常無し。。。



挙句の果てに精神科に回され、自分は精神がおかしいんだと思い込んでいく。。。



そして本当の精神科の患者が出来上がっていく。。。







皆さんはこの事実が本当だとしたらどう思いますか?



自分には関係ないと思いますか?



皆さんは患者さんの為に仕事しているんですよね?



自分には出来ないから、無理だから、関係ないと本当に思えるんですか?







医者や不勉強なセラピストのせいでこんな患者が出来上がっていく事実は往々にしてあります。



私はそっち側のセラピストにはなりたくありません。



自分の所に来た患者さんには、そんな風にさせません。






話しを戻して、



内臓治療は可能です。この事を皆さんが信じるか信じないかは置いておいて、この事を知ってしまいましたね。



そうなると、皆さんの所に内臓治療が必要な患者さんが引き寄せられるように来る事があります。



これを、「引き寄せの法則」と言います。



治せる人の所に患者さんは引き寄せられていきます。


こんな法則が本当にあります。


私も信じていませんでしたが、実感しています。



まあ、私が言っている訳では無くて、沢山研究したえらい人達が言っているのだから、あなたの平凡な頭で否定できることではないんですよ。



今、私の所には内臓治療が必要な患者さんばかり来ます。。。



単純な腰痛とか最近お目に書かれていません。。。仕事以外でですが。。。



一番ひどい人なんか、主訴こそ腰痛ですが、サルコイドーシス、アトピー、円形脱毛症、陰部感覚障害、胃下垂、パニック障害、、、、



極めつけは左利きなのに、利き足は右足というバランスの悪さ。



痛い動作も規定でず、トリガーも見当たらない。。。



こんなひどい人、自分に治せるの?って正直思いますよ。



でも、治せるから私の所に来ているんです。



その努力をするかしないかは自分次第。



私は絶対に治します。






では、内臓治療ってどんなことをするの?


別に内臓だからと言って、薬や手術でしか治せない訳ではありません。



腎臓を例にとって考えてみましょう。





皆さんは遊走腎という病名をご存知ですか?





別名腎下垂とも言いますが、その名の通り腎臓が下へ落ち込んでしまう病気です。



酷い人では骨盤まで落ち込んでしまいます。



その為立位での腰痛が出たり、頻尿になったりします。



やせ形の女性に多い。腎臓を支えている筋膜が弱くなってしまっているためです。



そう!



内臓は筋膜によって支えられているんです。



その筋膜によって位置異常を起こしたり、機能不全に陥ったりするんです。



筋膜に異常がある為、血液検査しても何も出ないんですね。



もちろん、血液検査に異常が出る事もありますがこの場合、薬で治療を試みますがあまりいい結果は得られません。



気持ち悪い事を言います。



私はどんな薬よりも、人間の手で治療するほうが改善すると思っています。



  



これ以上言うとおかしい奴が加速するので止めておきましょう。



話しを戻して遊走腎でしたね。



この腎臓を支える筋膜をゲロタ筋膜と言います。



このゲロタ筋膜は大腰筋や腰方形筋とつながりがあります。



つまりDFL(ディープフロントライン)です。





どうですか?



この事実を知ればなんだか治療できそうな気がしてきませんか?



遊走腎は薬で治ると思いますか?



あなたの方が治療できるのではないですか?






と、まあこんな感じで内臓治療のヒントを出してみましたが、、、



やるやらないかは自由です。おそらくほとんどの人がやらないでしょう。



しかし、そこで皆がやらない事に挑戦できる人だけが他とは違った結果を残せる人だと私は思います。



何も内臓治療だけに限った事ではありません。



皆と同じことして安心している、自分の考え、世界観だけでやっているうちは何も変わりません。


気持ち悪い場所へ自ら飛び込んでいきましょう。



そしてコンフォートゾーンから飛び出していきましょう。



そうする事で初めて患者さんの為に自分が成長出来ます。













おわり