金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

固定観念をぶっ壊せ!!(勉強会)

2019-10-19 21:28:18 | マインドセット
これが治療の本質の部分です。。。



ここのところを素直に真剣に考える事が出来るのか。。。


出来ない人は残念ながらずっーと今のままで周りから遅れをとっていくんでしょう。。。



あなたは患者さんの為にこの事を真剣に考える事が出来ますか?










さて、今回はマインドの部分についてです。



皆さんにとっては面白くない所でしょう。



しかし、治療手技や治療の知識をいくら入れた所でここが抜け落ちていては、いい結果は出てきません。





今回の最初のお話しは「自分に足りないものは?」です。



その題名の通り自分に足りないものは何でしょうか?



私に足りないものも山ほどあります。



そんなもの自分には無い!と言う人はさぞ完璧な人間かただのアホのどちらかでしょう。



それはどこにあるのか?



そのほとんどは自分が関わりたくない部分、イヤな部分、したくない事、などの



面白くない所にあると思います。



私は治療や身体の仕組みの勉強が大好きです。



しかし、この勉強はいつもあまりしていません。



なんの勉強をしているかと言うと、マーケティングや治療院経営の為の勉強ばかりしています。



私はこの勉強は嫌いです。



でも、イヤな事から逃げていては成長も成功も無いですからね。。。



私に足りない部分だと思って頑張っていますが、、、面白くありません。



自分の為だと言い聞かせやっています。



この様に自分がしたくない事をどれだけ出来るかで周りと差が出来ると思います。



したくない事から目を背け、自分の考えだけでやっている人はずっーと成長出来ないでしょう。



それでもいいんじゃないですか。別に誰も困りませんからね( ˘ω˘ )



困るのは未来のあなた自身ですから。










さて、本題です。



今回は徹底的に聞きたくない面白くない話ですから、、、



聞きたくない人は読まなくてもいいでしょう。



でも、心のどこかで自分は成長したい、周りとは違う存在になりたいと思う人だけ読み進めて下さい。



では、いきます。







マインドセットのお話しです。






固定概念。。。





例外なく普通の人は私も含めてこれに憑りつかれているがために周りと違う結果が出せません。


有名な話では、「コロンブスの卵」がありますね。





もう一回言いますが、周りと同じでいい人の為のお話しではありませんよ(^^)






「皆さんは勉強してますか?」



この答えにほとんどの人はイマイチな答えが返ってきます。



してません!と自慢げに言える人はなかなかいないと思いますが。。。



では、「勉強は必要な事ですか?」と聞くと、、、



これもほとんどの人が「必要です」と答えます。



必要だと考えているのに、なぜしないんでしょうか???



それは、、、する『理由』が無い、又は『理由が弱いから』です。



現在の私達の状況を考えてみましょう。



・別に勉強しなくても仕事はこなせるし給料ももらえる。


・別に勉強しなくても患者さんに優しくしていれば感謝されるし自己満足も得られる。


・別に勉強しなくて、患者さんを改善出来なくても何も自分は困らない。


・別に勉強しなくても、誰にも怒られないし、今の自分は困らない。




これでは確かに勉強する気も起きませんよね。



人は本当に追い込まれないと自分の最大のパフォーマンスは発揮できないらしいです。



自分が困らなければ、基本何も行動しないのが人間です。



その『理由』を作らなければ何も行動出来ません。



これを読んでいる人は、自分を高めたい気持ちがある人でしょうから、、、



なんとかして理由を作ろうと思うはずです。



どうしたら、理由を作れるのでしょう?



それは、題名にもあるように「固定概念をぶっ壊す!」ことが理由を作る事に繋がってくと私は考えています。






例を挙げていきます。



「あなたはなぜ独立しないのですか?」



こう聞かれたとき、ほとんどの人は、、、



・自分の技術ではまだまだ力不足だから、、、


・まだ仕事を始めて〇年目だから、、、まだ早い、、、


・上司にお前にはまだ早いと言われるから、、、


・自信が無いから、、、



こんな感じに考えると思います。



もともと独立するつもりはないと考える人、そういう事を言っているんではなく、固定概念について考えて下さい。



これは、私の個人的な意見ですが、、、独立するつもりなない。と堂々と言う事ってメチャメチャ恥ずかしい事だと思うのは私だけでしょうか。。。



だって、私には独立する技術も度胸も器もない!と堂々と言ってるのと同じだと思うのですが、、、



まあ、確かに独立が全てでは無いですけどね。独立する事がえらい訳ではありません。



ただ、、、現場の治療家として技術が向上して行けば自分の力を試したくなるのは自然な事だと思うのですが、、、



それを、はなから否定するのは未熟だと露呈するのと同時に固定概念に捕われている証拠でしょう。



では、先ほどの青文字の部分の事を決めつけているのは誰なんですか?



職場のスタッフ?上司?自分?



違います。



それを決めるのは患者さんなんです。



この仕事では患者さんがあなたの価値を決めるんです。



まあ、どんな患者さんにあなたの価値を感じてもらいたいかはそれぞれですが。。。



「全ての患者さんに自分の価値を感じてもらいたい!」



と、思った人は残念ながら誰にも価値を感じてもらえないでしょう。



この話も長くなるから止めておきますが、、、



とにかく、自分で技術が無いとか、自信が無いとか、誰かに言われたからとか、、、



そんな理由はゴミ箱に捨ててしまった方がいいですよ。



これが、固定概念です。



他の誰かではなく、患者さんに聞いてみて下さい。



そこにあなたの存在価値があります。






では次は、「固い筋は強くマッサージしないと柔らかくならない」です。



これは正しいですか?



と聞くと、みんな正しくないと分かっています。



しかし、みんな力いっぱい強くマッサージしていますよね(笑)



これはなぜでしょう?



患者さんに強くやってと言われたから?



いいんじゃないですか?強くマッサージしたらいいと思いますよ(^^)



しかし、、、その固定概念があなたのレベルアップを阻害しているんです。



まあ、偉そうに言っている私自身もなかなか完全にこの固定概念を壊すことは出来ていません。



だからこうしてアウトプットしているんですが、、、



力VS力で治療しているうちは、なかなか治療の本質に気が付きません。



その答えは自分にあるんです。



治療中の自分に眼を向けてみて下さい。



そこにこそ、次のステージへの鍵があります。見つけて下さい。



そこにいつまでも居たくない人だけ。





では次は、さらにおかしな例をあげます。。。



「ガンは徒手療法では治らない」



これは全員が、、、その通り!と言いましたね( ˘ω˘ )



私もそう思いますが、、、



おかしいと思われるのを承知で言えば、、、



「治る可能性もあるんじゃないか?」



と、思っています(*´ω`*)



はい、危ない奴ですね。関わらない方がいいですね(笑)



しかし、皆さんは逆になぜ治らないと言い切れるんですか?



その理由は?誰かに教えて貰ったから?実際に治療してみてダメだったんですか?



実際、治している人はいるそうです。



私も会った事ないですが、、、怪しい度100%ですね(;´Д`)



まあ、ここまで深く考える必要はないかもしれませんが、、、



これも私達が勝手に作り出している固定観念かもしれませんよ???笑





今回は面白くない話だったかもしれませんが、、、



こんな所にこそ、あなたの今、足りない部分があったりします。





少し考えてみてはいかがでしょう?



以上です。



次回は面白い治療のお話しをしましょうね(*‘ω‘ *)







おわり


脊椎の仕組みを理解しよう!(勉強会)

2019-10-16 22:59:43 | 治療
脊椎の仕組みを理解する事は、、、



必ず治療の効果を上げます。



この様な細かい事、なぜこんな仕組みになっているのか、、、



理解しているかの差が、結果を出せる治療家とそうでない人の差でもありあます。

















さあて、今回は脊椎のお話しです。







その前の今回の為になる最初のお話しは、、、「あなたは何人治療できるの?」です。



一人で一日に診れる患者さんは何人でしょうか?



その人の施術時間にもよりますが、、、私が自分で独立して出来る数は、、、



一日に10人~多くて15人でしょう。



では例を上げます。



あなたの治療を必要としている患者さんが一日に30人居たとします。しかし、一日に診れる数は15人までしか無理です。あなたはどうしますか?



先着順?重症度?患者さんの性格、人柄?お金を持っているか?



どう選別するかはあなたの自由ですが、、、独立したら必ずこんな選択を迫られる時があります。



なんか態度悪くて、支払いの能力もなくて、嫌いな患者さんの予約が入っている所に、、、



優しくて、あなたの事をとても信頼してくれていて、たくさんお金を使ってくれる、美人な患者さんが、同じ時間に予約を入れたいと言ったら、、、



その望ましくない患者さんを診ていたがために、優良患者さんが診れなくなってしまう。。。



こんな事が起きたらどうしましょう?どうせなら優良患者さんをたくさん集めて治療した方が双方の為になると思いませんか?



それだけ繁盛したらの話しですが。。。笑



全ての人を満足させて改善するのは無理です。あなたはどんな患者さんを優先してみますか?どんな患者さんをターゲットにして集めますか?



そんな患者さんを選別するなんて、、、(;´Д`)
と考えてしまう優しいあなたは、、、



残念ながら、独立して成功するのは難しいでしょう。



何故かは、自分で考えてみて下さい。
















さて、本題です。



脊椎についてのROM、仕組み、与える影響、、、この様な事を勉強して行きます。






なぜ、これを勉強するのか?



・皆さんは柔道整復師で骨の専門家だから、知っていて当然じゃないといけない。


・脊椎は、家で言ったら「柱」の部分。柱が傾いたり機能が良くないと都合が悪いから。


・皆さんがいつもマッサージしている疾患は、腰椎~、頸椎~、のように脊椎に関連した疾患ばかりだから。


・仕組みを詳しく知り、理解する事によってアプローチの幅が広がり、結果も他の人よりも出せる。





このような理由があります。



では、頸椎からです。



何度か頸椎については勉強会で取り上げましたが、、、前のEvernoteも参考にしてください。



頸椎の特徴を上げていきます。





想い頭を支えており、神経、動脈などを保護する為に安定性を必要とする反面、広いROMも必要とするための可動性も必要な所。



安定性と可動性の相反するものを可能にする為に、頸椎にはカップリングモーションといううまく出来た機能がある。



ルシュカ関節という頸椎の関節によって安定性を得る為に、純粋な側屈や、回旋の単独の動きは少ない。



必ず、側屈には同側の回旋が付随し、回旋には同側の側屈が付随し可動域を補っている。



何かの運動の際も、頸部から始まる動きが多い。



「おーい、〇〇先生!」と背中を向けている人を呼べば、必ず振り向く際は頸部から運動を開始するのをみてみて欲しい。



軽度の前弯を呈しており、一番前方に出ている部分はC5になり、この部分の椎間板への負担は大きいことからも、頸椎ヘルニアではC5/C6あたりに好発しやすい事がわかりますね。



高齢者では、円背傾向から下部頸椎から上部胸椎にヘルニアは好発しやすいと言われています。



また、環軸関節の回旋ROMがずば抜けて大きい事も特徴の一つです。



頸椎のついて最低これくらいは頭に入れて起きましょう。






では次は腰椎です。



腰椎も前弯を呈しており、しかし椎間板は椎体の3分の一もの厚みを持っています。



これは可動域が大きいがためにクッションの役割をする椎間板の厚さが必要だからです。



特に前、後屈のROMが大きいのがL4/L5、腰仙関節です。



ヘルニアの好発部位と言う事もうなずけますね。



頸椎と違う所は、カップリングモーションが反対になっている所です。



腰椎も側屈、回旋があまり得意ではありません。



その為、回旋には側屈、側屈には回旋が付随して可動域の範囲を広げます。



例を挙げれば、右側屈には左回旋が付随してきます。



頸椎と同じでうまい事、安定性と可動性の相反するものを作り出している人間の身体の仕組みは非常に面白いです。






こんな事知って何の役に立つの?



と、思う人。



こんなわけの分からない事。。。



と、読み飛ばす人。



あなたに足りないのは、この様に物事の本質を知る事かもしれませんよ。







最後に胸椎です。



最大の特徴は、頚、腰椎と違い胸郭を構成していると言う事です。



胸郭を構成する為に肋椎関節を形成しているために、胸椎椎間関節のROMは極めて小さいです。



その中でも回旋が主な運動となります。



では、カップリングモーションはどのように起こるのでしょうか?



ここも非常に面白い所です。



胸椎は、頸椎や腰椎のROMの減少を補てんする為に働く場合もあるのです。



つまり、例えば腰椎のROM減少を補う代わりに、下部胸椎が腰椎の動きに合わせてシフトするのです。



その証拠に下部胸椎の動きは腰椎の動きに近く、上部胸椎の動きは頸椎の動きに近いです。



頸椎や、腰椎の障害が胸椎の回旋制限を作り出し、結果胸椎の後弯増強となる。



そして円背となることも考えられるんです。



この様に、本質を知って行くと、一般的な疾患がどのように成り立っているのかも知る事が出来ます。







さあ、そして最後に頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)を紹介しました。





骨盤と言う土台の上に脊柱と言う柱が立つ。



その上にある頭蓋を調整する事によって、脳脊髄液の還流を促し、脊柱のバランスを整える目的?



みたいな手法です。



皆さんに見せたように、頭蓋をいじるだけでも、脊柱の可動域を変える事が出来ます。



興味がある人は勉強してみて下さい。





以上です。




おわり


内蔵が原因の痛みを徒手的に内蔵治療する(勉強会)

2019-10-14 20:56:31 | 内臓
内臓を治療するなんておかしいですか?



もし、おかしいと思うのなら、、、



それは知らないだけで、努力次第であなたにも本当は出来るのですが、、、







さて今回は『患者さんの気持ちになって考える』です。



治療だけではなく、いろんな面から患者さんの気持ちになって考える事が必要です。



例えば、治療院やリハビリ室でも携帯電話を使うモラルの無い患者さん。いますよね。



これを止めさすにはどうすればいいでしょう?



まず思い浮かぶのが「携帯禁止」「スマホ禁止」のポップを貼る事でしょう。実際今も貼ってますが効果は無いです。



では、なんて書いたら患者さんの心に響くでしょう?



シンキングタイムスタート!!








。。。







考えましたか?



私ならこう書きます。



『いつも携帯電話のマナーを守っていただきありがとうございます』



『公共の場でスマホのマナーを守るあなたは素敵です』



どうですか?



禁止!と強制されるよりも効果ありそうではないですか?



私はやりにくいと思いますが。



まあ、見られればですが。



この様に患者さん目線で考えると違ったものが見えてきます。



自分の目線だけで考えるから世界が小さくなってしまうのです。










では、本題です。



内臓と聞くと皆さんはどう思いますか?






・医者に行ってくれ。


・薬や手術で治療するもの。


・自分の治療範囲外。


・触れないものをどうやって治療するんだよ?





こんな感じの事を思うのではないでしょうか?



しかし、実際はそんな事は全くありません。



ハッキリ言って皆さんの思い込みです。
私も含め間違った事実を教えられて、それが常識であるように洗脳されてきているからそのように思うのです。



と、今回は気持ち悪い話をします。



知らないものを知る時や、今までの自分の常識を覆される時はいい気分はしません。



でも、そこで放棄するのか? 
踏ん張って理解する努力をするのかで成長できるかが変わります。



では、内臓から来る痛みはどのようなものがあるでしょう?



肝臓➡右肩、右頸部の痛み


心臓➡左肩、左頸部の痛み


腎臓➡腰痛


膵臓➡背部痛


子宮➡腰痛、腹痛、頭痛



この様に、皆さんも結構知っていますよね。



では、この様な患者さんが今の治療院やリハビリ室など通院していないのか?



たくさん通院しています。しかも自分は内臓が原因の痛みである事は知らずに、、、



この内臓が痛いからと言って、血液検査やCTで必ずしも異常が出るとは限りません。



むしろ出ない時の方が多いんではないでしょうか?



その理由はのちほど。。。





この様な内臓からの関連痛ではただ普通の筋系の治療をしていても効果があまりありません。



痛い動作を規定しようとしてもはっきりしません。



どんだけ強くマッサージしても効果はありません。



皆さんに分かりやすく言うと、電気をかける時に、



『どんだけ強くすんの?大丈夫なんこの人?』



ってなる人いませんか?内臓が悪い人に電気は意味ありません。どんだけ強くしても聞いてる感じはしないんです。



だって悪いのは内臓なんだから。。。



じゃあ、こんな人は医者に診せればいいんだ!と思い、医者に診てもらい検査するも異常無し。。。



挙句の果てに精神科に回され、自分は精神がおかしいんだと思い込んでいく。。。



そして本当の精神科の患者が出来上がっていく。。。







皆さんはこの事実が本当だとしたらどう思いますか?



自分には関係ないと思いますか?



皆さんは患者さんの為に仕事しているんですよね?



自分には出来ないから、無理だから、関係ないと本当に思えるんですか?







医者や不勉強なセラピストのせいでこんな患者が出来上がっていく事実は往々にしてあります。



私はそっち側のセラピストにはなりたくありません。



自分の所に来た患者さんには、そんな風にさせません。






話しを戻して、



内臓治療は可能です。この事を皆さんが信じるか信じないかは置いておいて、この事を知ってしまいましたね。



そうなると、皆さんの所に内臓治療が必要な患者さんが引き寄せられるように来る事があります。



これを、「引き寄せの法則」と言います。



治せる人の所に患者さんは引き寄せられていきます。


こんな法則が本当にあります。


私も信じていませんでしたが、実感しています。



まあ、私が言っている訳では無くて、沢山研究したえらい人達が言っているのだから、あなたの平凡な頭で否定できることではないんですよ。



今、私の所には内臓治療が必要な患者さんばかり来ます。。。



単純な腰痛とか最近お目に書かれていません。。。仕事以外でですが。。。



一番ひどい人なんか、主訴こそ腰痛ですが、サルコイドーシス、アトピー、円形脱毛症、陰部感覚障害、胃下垂、パニック障害、、、、



極めつけは左利きなのに、利き足は右足というバランスの悪さ。



痛い動作も規定でず、トリガーも見当たらない。。。



こんなひどい人、自分に治せるの?って正直思いますよ。



でも、治せるから私の所に来ているんです。



その努力をするかしないかは自分次第。



私は絶対に治します。






では、内臓治療ってどんなことをするの?


別に内臓だからと言って、薬や手術でしか治せない訳ではありません。



腎臓を例にとって考えてみましょう。





皆さんは遊走腎という病名をご存知ですか?





別名腎下垂とも言いますが、その名の通り腎臓が下へ落ち込んでしまう病気です。



酷い人では骨盤まで落ち込んでしまいます。



その為立位での腰痛が出たり、頻尿になったりします。



やせ形の女性に多い。腎臓を支えている筋膜が弱くなってしまっているためです。



そう!



内臓は筋膜によって支えられているんです。



その筋膜によって位置異常を起こしたり、機能不全に陥ったりするんです。



筋膜に異常がある為、血液検査しても何も出ないんですね。



もちろん、血液検査に異常が出る事もありますがこの場合、薬で治療を試みますがあまりいい結果は得られません。



気持ち悪い事を言います。



私はどんな薬よりも、人間の手で治療するほうが改善すると思っています。



  



これ以上言うとおかしい奴が加速するので止めておきましょう。



話しを戻して遊走腎でしたね。



この腎臓を支える筋膜をゲロタ筋膜と言います。



このゲロタ筋膜は大腰筋や腰方形筋とつながりがあります。



つまりDFL(ディープフロントライン)です。





どうですか?



この事実を知ればなんだか治療できそうな気がしてきませんか?



遊走腎は薬で治ると思いますか?



あなたの方が治療できるのではないですか?






と、まあこんな感じで内臓治療のヒントを出してみましたが、、、



やるやらないかは自由です。おそらくほとんどの人がやらないでしょう。



しかし、そこで皆がやらない事に挑戦できる人だけが他とは違った結果を残せる人だと私は思います。



何も内臓治療だけに限った事ではありません。



皆と同じことして安心している、自分の考え、世界観だけでやっているうちは何も変わりません。


気持ち悪い場所へ自ら飛び込んでいきましょう。



そしてコンフォートゾーンから飛び出していきましょう。



そうする事で初めて患者さんの為に自分が成長出来ます。













おわり




大臀筋を調整する理由言えますか?(勉強会)

2019-10-13 20:23:12 | 腰部
皆さん大殿筋のリリースは得意ですよね?



では、どんな患者さんに大殿筋にアプローチしているのか?



ちゃんと自分の中で理由がありますか?









さて、私がこうやってEvernoteを書くことも残りわずかです。



もう少しの間、頑張っていきたいと思います。



今回のお話しは「あなたが患者さんに選ばれる理由」についてです。



患者さんがあなたを選ぶ理由は何でしょうか?



料金が安いから?技術が高いから?優しいから?あなたのファンだから?近いから?



では他の所でも近くて、安くて、優しくて、上手な先生がいたらあなたを選ぶ理由が無くなります。



最近近くでも新しい~〇〇整形外科~と言う場所が出来て、最新のオープン型MRIがあるそうな、、、



これでは前当院整形に「MRIがあるから」といった理由で来ていた患者さんは、来る理由が一つ無くなります。



これからの時代、大切なのは他との「差別化」です。



技術なんてのは来てみないと患者さんには伝わりません。まず、患者さんに来てもらわなければ、、、



それには、あなたの所に患者さんが来なければいけない理由を見込み患者に伝えなくてはいけません。



今来ている患者さんは「あなたでなければいけないから通院している」のでしょうか?違いますよね?



あなたの所に患者さんが来なければいけない理由を作りましょう。伝えましょう。



この間面白い整体院を見つけました。キャッチフレーズが、、、



「骨盤、腱板、僕の出番!!!」なんて書いてありました。面白いですね(=゚ω゚)ノ



これも患者さんが来る理由になります。面白いから。



この様な理由を作り、来ていない患者さんに伝えていく。



そうする事で、選ばれるセラピストになれるのではないでしょうか?









さて、本題です。



今回は、大殿筋です。大殿筋は皆さん知っていますよね?






実際にいつもリリースしていますよね?おそらく一番よく触る場所と言っても過言ではないでしょう。



では、なぜその大殿筋をマッサージしているんですか?


・そこが痛いと患者さんが言うから。

・なんとなく腰痛と関連ある筋だと思うから。

・カン


こんなんで治療していたら絶対だめですよ(;´Д`)



こんな事素人でも分かりますよ。皆さんはプロなんだからしっかりとした評価ありきの理由がある治療をして行かないとダメですよ。


では、初心に帰って大殿筋の特徴についておさらいして行きましょう。


・股関節の伸展、外旋、外転に関与。

・アウターマッスルである。

・大きい筋肉である。

姿勢維持、歩行に大きく関与。


こんな所があげられますかね(*‘ω‘ *)


この様な理由から、調整意義の大きな筋肉である事は間違いないですね。理由は省きます。



では、どんな人、どんな症状の人に大殿筋を調整したらいいんでしょう?



今回は大殿筋の股関節の外旋作用に注目してみましょう。大殿筋の外旋作用はけっこう強いです。



ここでアナトミートレインから大殿筋を含むラインを観てみましょう。


BFL(バックファンクショナルライン)です。







このラインは機能的ラインと言って回旋動作に大きく関与してくるラインです。



例えば、体幹の左回旋する時には右の大殿筋と左の広背筋が収縮します。


私は左回旋の方が得意ですから、こと回旋動作においては右の大殿筋と左の広背筋が良く働いていて短縮傾向にあると言えるでしょう。



しかし、ここで私の姿勢を観察してみますと、、、骨盤が前傾位で立位においては大殿筋が引き延ばされた状態で働いている事になります。この姿勢で大殿筋を良く使う回旋動作をしたりすると大殿筋が引き延ばされたまま働くことになるのでトリガーポイントが出来やすくなってしまいます。こうなると、いくら短縮しているであろう腸腰筋をリリースしていても、大殿筋のトリガーポイントまでは消えません。



大殿筋へのアプローチも必要になってきます。


もう一つ上のレベルの治療が必要ですね(=゚ω゚)ノ


こんな評価が出来ると治療の精度がもっと上がると思いますよ。




まあ、もちろん自分の努力も必要になってきますが、、、
仕事場だけの時間が勉強になっているようじゃ無理でしょうけど。。。
前仕事場の院長も良く言いますが、「どれだけ患者さんの為に自己犠牲出来るか」が大事だと思います。

本当に口だけじゃなく、患者さんの為に働いているのなら、患者さんの為にどれだけ自分の時間を使えるかですよね。

皆さんはどれだけ患者さんの為に自己犠牲をしていますか?

していいないですよね。。。





では、話しを戻してもう一度BFL(バックファンクショナルライン)についてです。



このラインは広背筋から上腕三頭筋にも連結しています。


大殿筋からは外側広筋にも接続しています。



これがどういう意味だか解りますか?



これらの筋も回旋動作に関与していると言う事なんです。



体幹の回旋時にROM制限、痛みが何処かに出るのであれば、この様な筋肉も評価してみると良いでしょう。



本当に関わっているから面白いです(*´▽`*)



上腕三頭筋なんかは頸部の回旋痛でも、腰部の回旋時痛でも関与していますよ。



まあ、信じるか信じないかは自由ですが、、、



果たしてあなたが信じる事は何でしょうか?自分に知識が無いから勉強会をしているんではないのですか?



こんな時はIDYです。



I(いいから)D(だまって)Y(やれ)。



冗談じゃなくて私自身もこれを意識しています。



確かにう~ん。。。と思う事も私も沢山あります。しかし、私以上に勉強してきた人達が言う事を疑ってかかるよりもとりあえず信じてやってみるんです。
やってみてから判断するんです。それも1回や2回で止めるのではなくやり続けてみるんです。
失敗ももちろんあります。
しかし、成功だけを取ろうとする人は、絶対に成功できません。
多くの、成功者ほど沢山の失敗をしています。
例えばエジソンです。
電球を発明する前にどれだけ失敗を繰り返したのでしょうか?
沢山の失敗をしてきた人ほど成功者になれると過去の時代が証明しているのです。



沢山失敗しましょう。絶対にその先には成功があります。



話しを戻して、最後に大殿筋とつながりが深い筋肉を紹介しましょう。



それは、ズバリ僧帽筋です。





これは大殿筋と構造が似ているんです。



下肢の土台が骨盤だとすると、上肢の土台は肩甲骨なんです。



この2つの表層を支える筋肉がこの僧帽筋と大殿筋なんです。



頸椎の動きと腰椎の動きがリンクしているように、この2つの筋肉もリンクしています。


良くあるのが、僧帽筋の固さが取れない時に大殿筋を調整してから僧帽筋をアプローチすると驚くほどに簡単にリリース出来る事があります。



こんなケースは僧帽筋の固さが大殿筋から来ている場合なんですね。


これも、しっかりとリリース出来ると言う条件があってこそ使える方法ですが、、、




皆さんもそれなりにリリースは上手になってきている?と思います。



しかし、出来る事を同じ様に繰り返していては手技のレベルアップにはなりません。



いかに患者さんに痛みなくリリース出来るようになるか?いかに早くリリース出来るようになるか?



同じ患者さんを毎日同じようにやるにしても、意識を変えるだけでもレベルアップする事が出来ます。



あなたの仕事はなんですか?



患者さんを治す事ではありませんか?



なら、真剣に患者さんの為に自分の時間を犠牲にしても、自分を高める為につかうべきではありませんか?



説教臭くなりますが、皆さんにプロ意識と言うものを持ってほしくてしつこく書いています。



口だけのセラピストにならないように。。。



今回は以上です。










おわり






















お金に対するマインドブロックと治療(勉強会)

2019-10-10 23:20:24 | マインドセット
皆さんお金は好きですか?



お金の話をするのはイヤだと言う人がいますが、、、



治療家はお金の事も真剣に考えないと患者さんを治すことは出来きません。。。









では、今回も面白いお話しをしたいと思います。



「エレファントシンドローム」って皆さんご存知でしょうか?



象のお話しですが、、、象は賢い動物です。



象を捕まえてきて大きな木に繋ぐと、象は逃げようとして暴れまくります。



でも何度頑張っても逃げれないと分かると急に大人しくなります。



そうなると、大きな木から小さな気に繫ぐのを変えても、、、逃げようとしません。



簡単に小さな木を倒して逃げれるにもかかわらず、、、
  




象は賢いので、悪い意味から経験で学んでしまうのです。



皆さんもこの象の様になっていませんか?



勝手に自分で限界を決めて諦めている所がある。



私はこの象の様な悪い意味で賢くなりたくありません。患者さんの為にも。



皆さんはどうですか?









さて、本題です。



お金に話しをすると、イヤなイメージを持つ人もいますが大事なお話しなので治療が上手になりたい人は真剣に聞いてくださいね。



イヤ、治療と何の関係があんだよ?(`・ω・´)



と思われるかもしれませんが、大ありなんです。



ここを軽視している人には大きな治療効果は出せないと思います。



こんな所にこそ治療の本質はあるのではないかと思います。







お金の事を私たち様な治療家が話すと、必ずこういう人がいます。



「医療は金儲けの道具ではない!」






うん。ごもっともな意見です。私だってそう思います。



では1つずつ考えていきます。



①お金儲けは悪いことなんですか?

皆さんは悪いことではないと言いますが、、、悪いイメージはあると思います。だって、みんなお金持ちの人の妬みを言う事はありませんか?無い人は素晴らしいですね(*‘ω‘ *)
ただ、私達の多くは子の時から周りの環境によって、そんな風に お金儲け=悪い事 と言った風にイメージを植え付けられて育ちます。まあ、全ての人がそうではありませんが。。。
しかし、これは別に悪いことでも何でもありません。



②私達が行っているのは医療なんですか?

ハッキリ言って医療ではありません。ビジネスです。私達は法律に守られて生活していますが、その法律が私達の行っている施術を「医療類似行為」とか「代替医療」なんて定義しているんですよ。
医療は法律で保護されます。三治整形もそうですが法人化すると税金の免除などが受けられます。
しかし、私達の行う行為は何ら保護されません。私のやろうとしている整体に至っては、消費税まで払わなければいけない始末です。
私の仕事は、患者さんの望む未来を提供する。それによって対価を頂く。と言ったビジネスなんです。
まあ、勘違いして私達の行っている事は医療だ!と言うのは自由ですが、、、
誰も守ってくれませんよ。







・お金をもらわない事が優しい治療家である。
・安くして沢山の患者さんをを診る事がいい治療家だ。
・安い料金で長い時間治療するのが、患者さん想いの治療家だ。


果たして本当にそうですか?



皆さんは、当たり前だと考えるかもしれませんね。しかし、ここにも今までの生活の中で作られたマインドブロックがかかっているんですよ。ハッキリ言ってあなたがそう思い込んでいるだけなんです。



では、同じ治療家が同じ時間、全く同じ疾患の患者を全く同じ治療したとします。



110円頂いた患者と5000円頂いた患者さんではどちらが改善率が高かったでしょうか?



皆さんも分かりましたね?当然、高い金額を頂いた患者さんの方が改善率が明らかに高いのです。



皆さんは患者さんを良くしたい、改善させたいのですよね?



なのに、なぜ安い金額を取る患者さんを改善させられない治療家が、、、



いい治療家だと思っていて、それになろうとしているのですか?



これがお金に対するマインドブロックです( `ー´)ノ









他にもあります。お金を頂かないと経営が安定しません。



これを聞くと大概の人は「生活できていく分だけお金があればいい」なんてふざけたことぬかす奴がいます。



そもそも、院を安定させないとあなたを頼ってくる患者さんは、あなたの院が無くなればどうなるのですか?



一人でもそんな患者さんがいるのなら院を潰しては絶対にダメです。安定させた収入を得て、それをさらに自分に投資すればいいのです。自分のスキルをアップさせるために投資するんです。そして、そのレベルアップしたスキルで患者さんをさらに改善させてあげればいいのです。
何も技術だけではなく、機械なんかに投資してもいいんです。酸素カプセルなんかあれば患者さんに喜ばれるでしょう?
これが、本当に患者さんの為を考えていると言う事です。




まだあります。


お金をしっかり頂かないと、患者さんも自分も本気になれません。
「110円の治療だし、良くならなくても仕方ない。。。」
「110円しか貰っていないし、こんなもんでいいだろ。。。」
なんて考えが必ず出てきます。


5000円貰えば患者さんの本気度も違ってきて、しっかり指示を守るようになります。
自分も本気で改善させなければと、必死になります。
一度、院外の患者さんから5000円貰って治療してみればいいです。


言い訳せずにさっさとやってみて下さい。そしたら言っている事がことが分かります。



まだまだありますが、この辺んにしときましょう。



あなたの考えているスタンダードな事が、逆に患者さんの改善を妨げている事があるんだって事を覚えて起きましょう。
決めるのは私でもあなたでもなく、患者さんなのです。





とは言ったものの、どうしてもいきなりこんな事を言われてどうしたもんかと言う気持ちも分かります。



患者さんにも沢山のニーズがあります。

安い保険診療を行っている場所しか行くつもりはないと言う人。
比較的この様な人は、自分の健康意識が低い傾向があります。
自分への投資が出来ないタイプですね。


いくらかかってもいいから、自分の身体を健康に保ちたいと言う人。
この様な人は健康意識が高く、改善させやすいです。
指導した事を守り、真剣に話しを聞き、また、自分の事を詳しく教えてくれます。


自分の納得したものにしか投資しない人。
この様な人は、しっかりとお話しをすると根強いファンになってくれます。
ちょっと変な言い方をすると、治ろうが治るまいがしっかり指示を守り治療に真剣に向き合ってくれます。




この様に患者さんにもタイプがあり、ハッキリ言って改善出来ない人もいます。
その多くは、患者さんの意識にも問題があります。
治してもらう。
こんな気持ちでは、なかなかいい結果はすぐには出ません。
自分で治す。
こんな気持ちを持っている人は治りがいいですね。


皆さんはどんな患者さんを治療したいのですか?



私達は医者ではありません。
必ず来た患者さんを診なければいけない義務もなく、自分で治療したい患者さんを選べます。


こんな事言うとたぶん嫌悪感を持たれるんでしょうね(;´Д`)笑


でも、誰に対しても平等と言う事は、結局誰の役にも立てないと言う事なんです。。。


変な奴が変な事を言っていたと覚えておいてください。そのうち分かる時が来るかも?しれません。








これは常々自分にも言い聞かせている事なんですが、、、



「患者さんの財布の心配をするのは失礼な事!」



これを自分のマインドセットに組み込んでいるのですが、難しいです(T_T)



でも、これ絶対失礼な事ですよ。自分の最高の治療を受けてもらう為の金額を減らしたりしてはいけません。



ホントは明日来るべきなのに、自費だし、、、1週間後でいいですよ(*^▽^*)



なんて絶対にしてはいけないのです!!



最善の方法を提案したうえで、患者さんと話し合って決めるべきなんです。








そあして、こんな事言っていると、、、



「ただ金儲けを正当化したいだけやないか!」



と感じる人がいるかもしれません。



そんな人はそうすればいい(;´Д`)



価値観は人それぞれですから。





私は、本気で患者さんを改善する為だけにベストを尽くすつもりです。



それが、成功への一番のポイントだと信じています。



誰よりも患者さんの為に。。。













おわり