来年2015年が来ると53歳になるが就活することにした。というよりそうする以外に思考が及ばない。
正直中高年の就活というカテゴリーでブログを更新することになるとは思っていなかった。
FXを始めた当初は50万円負けたらやめようと思っていた。それが100万円になり、最終的には200万円までリミットが拡張していった。
今日先週末までの負けの総額を計算したら220万円以上負けていた。
一時は損失が230万円を超えていたのだから、その後なんとか10万円位持ち直したことなる。
しかしこれが潮時というのだろうか、今度こそ退場することにした。一時はFXだけで最低賃金以上稼いでいれば、仕事をすることにこだわる必要もないのではないか。と楽天的なことを真面目に考えていたのだから自分でもお笑いである。
最近勝てていたのは110円から122円寸前までの上昇トレンドがあったから、それにチョコチョコ運よく便乗できていただけなのだ。
おまけに原油安などの情勢の変化に対応せずに自民圧勝で年内にも125円V字回復とか根拠もなく想定して損切りをしなかったのが、最大の失敗だった。確か121円90銭から117円台まで円高へ相場が急落。これはやばいと思って損切りしたのが120円割れ、悪い見本のように強気でナンピンし続けていたのでポジションも16Lot位に達していたのがダメージを大きくした。しかも118円前後でこれが底値と勝負を賭けたが、さらに下落して今度は117円台突入で底なし沼に突入したような恐怖を感じあっさり損切りするとそのチョイ先が底値だった。
結局今年からコツコツと勝ち続けて得た利益30万円がマイナス60万円の損益へとあっさり転落。
負けた人間が言うのもなんだが、自分のように焦って根拠もなくポジションを持ってしまう機を待てない人はFXには不向きだと思う。
それとFXで損失を出しても財布の現金が減るような実感がないためが、お金を失っているという感覚がマヒしてしまう。
雇用統計や要人発言の波に偶然乗り僅か数秒で何万円とかの利益があると、調子にのってその後の方向感の定まらない相場に翻弄され、それ以上負けてしまう展開もよくあった。まあ反省材料は枚挙にいとまがない。
そんなわけで来年2015年の目標は「地道にコツコツ努力する」にしようと思う。
とりあえず有言実行への第一歩としてファイナンシャルプランナー2級の過去問に着手することにした。
さようならFX、さようなら一攫千金の夢
損失を0にして最終回を迎えたかった...。