昨日15日は郡市音楽会終了後、生徒は下校となり、地域の「亥の子祭り」がありました。
「亥の子祭り」とは、主に西日本の農村で古くから伝わる子どもの行事だそうです。地域の小学生・中学生が地域内の家々を回り、無病息災、子孫繁栄などを祈ります。
家の庭先で亥の子唄をうたいながら、菊の花を飾り付けた、縄をつけた石を突きます。
子ども達は西地区、里・口地区の2チームに分かれ、回っていきました。
縄に菊を取り付ける作業。この日のために、地域の人が菊を育て、集めてくれるそうです。
その後、学校にも回ってきてくれました。
里・口チーム。
梨桜さんがキャプテンです。
みんなで歌いながら、石を突きます。
昔から受け継がれ使っている石で、角がすり減っていました。それを見ても伝統ある祭りだとわかります。
その後、西チームも来てくれました。
こちらは心さんがキャプテン。
最終20時頃まで回っていたそうです。お疲れ様。
地域の子どもの行事ということで、一時途絶えていた地区もあったそうですが、合同で行うことで回れています。
そういった行事が受け継がれていくことがすばらしいですね。
今の小学生が中学生になっても、また下の子につながっていくんでしょうね。
そういった文化を大切にしていってほしいと思います。