《魔法使いの丘》 第20話 宝石は大好き♪

それから数時間、私は丘の斜面を登り続けた。

マーテル(もうすぐ頂上かしら)

そう思ったとき…

☆ガキンッ★　★ゴキンッ☆

？｢…！　…！｣

？｢────っ！　────っ！？｣

何かの作業をしているような騒がしい音や生き物の声が聞こえてきた。
私は足を止めて耳を澄ましてみる。

？｢アセンサアズ！　キセ！｣

不満そうな声…

☆タンッ★　★タンッ☆

足を踏み鳴らす音…

☆ガキンッ★　★ガキンッ☆

機械の金属音…

マ(何とも騒がしいわね…)

私は森の中に入った。そして用心しながら音のする方へ歩いていく。


・


・


・


少し進んだ所で木の陰に身を潜めて、そっと前方の空き地を覗いてみた。

マ｢…！！(((((*゜゜;*)｣

かなりの数のゴブリンがいるわ。

マ(見つかったら、面倒なことになりそう)

ゴブリンたちは輝く石や鈍く光る金塊を載せた大きな入れ物を抱えて、
重い足取りで洞窟を出たり入ったりしている。

マ(ここは採掘場ってわけね)

・宝物を狙って、素早く洞窟へ潜り込む

・鉱山を無視して脇から回り込み、元の道へ戻って丘を下る

間抜けなゴブリンたちを出し抜いて、財宝を頂くわよ♪(*。-∀-*)


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　15/20　　運勢ポイント　11/11

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣
背負い袋
金貨11枚
食料3食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
不思議な彫刻が施された斧(233という数字が刻まれている。攻撃力-1)
呪文の書(ページ数102)
蜜蝋

《魔法使いの丘》 第19話 じっくり考えて

旅の二日目の朝、私は冷たい空気の中を抜けて丘を進み続ける。


・


・


・


数百メートルほども歩くと、丘の張り出した部分に差し掛かった。

マーテル｢…！｣

私は思わず足を止めた。
向かって左手に開けた場所があり、数本の杭が打ち込まれている。

マ｢きゃあああーっ！！((((*；゜△゜*)))｣

私は悲鳴を上げずにいられなかった。それらの杭の先には…

マ｢く、首…｣

据えられて間もない首もあれば、半ば腐りかけている首もある。
人間の首…　ゴブリンの首…　そして正体不明の生き物の首…
それらの首の目と口は、太い糸で縫い合わされていた。

マ｢…！　このマークは…｣

目の前の大木にはペンキで大きく《✕》という印が描かれている。

マ(多分、『ここから先へは進むな』という警告ね)

だけど、前方の道は左右に分かれている。
どちらの道のことを言っているの？

・右の道に沿って、このまま進み続ける

・左の道を進んで、斜面を下ることにする

決めたわ。こっちへ進むわよ。


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　15/20　　運勢ポイント　11/11

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣
背負い袋
金貨11枚
食料3食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
不思議な彫刻が施された斧(233という数字が刻まれている。攻撃力-1)
呪文の書(ページ数102)
蜜蝋

《魔法使いの丘》 第18話 こんなペナルティが…

アナランドを発ってから丸一日が過ぎた。
な、何だか力が抜けていくような…(*×○×;*)

マーテル｢そ、そういえば、居留地を出てから何も食べていないわ｣

一日に一度は食事をしないと、栄養失調で体力を失うのね。
(体力ポイント-3、18→15)

このことは覚えておかなくちゃ…(*；´○｀*)


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　15/20　　運勢ポイント　11/11

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣
背負い袋
金貨11枚
食料3食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
不思議な彫刻が施された斧(233という数字が刻まれている。攻撃力-1)
呪文の書(ページ数102)
蜜蝋

《魔法使いの丘》 第17話 今日も快晴

そして朝が来た。

マーテル｢あ～、よく寝たわ♪(*о´∀`о*)｣

熟睡できたので、いくらか体力も回復したみたいね。
(体力ポイント+2、16→18)

さあ、頑張って進もう！


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　18/20　　運勢ポイント　11/11

★リーブラ召還＝可能

★持ち物0
剣
背負い袋
金貨11枚
食料3食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
不思議な彫刻が施された斧(233という数字が刻まれている。攻撃力-1)
呪文の書(ページ数102)
蜜蝋