《城砦都市カーレ》 第74話 再開

マーテル｢こんばんは｣

マスター｢いらっしゃい！　泊まりですかい？　それとも飯と酒ですかい？
　　　　部屋代は金貨4枚でさぁ。飯も金貨4枚になりやす。
　　　　金さえ頂けりゃ、たっぷりと食わせますぜ｣

・休む前に食事がしたい

・部屋代だけ払って、自分の食料を食べる

・どちらもできない

？｢お～い！｣

マーテル｢…！｣

部屋の片隅から聞き覚えのある声が聞こえてきた。


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　13/20　　運勢ポイント　12/12

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
背負い袋
金貨34枚
食料4食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
ボンバの実(他の食べ物と一緒に食べると体力ポイントを二倍回復)
銅製の鍵(206という数字が刻まれている)
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』

しばらく飲むのは控えます…(*;＞_＜*)

マーテル(奴隷にされて、早くも一週間…)

私は汚ならしい寝室に横になっていた。

マ(明日もトイレの掃除…　もう嫌…)

　マーテル＝リゼール…　アナランドの勇士よ…

マ｢…！｣

こ、この透き通るような声は…




　お元気そうで何よりです。

マ｢女神リーブラ！(*；゜∀゜*)｣

　私は全て見ていました。ちょっと羽目を外しすぎたのではありませんか？

マ｢た、確かに…(((*・・;*)　『奢る』と言われると、断れない性分ですので…｣

　それでも飲みすぎはいけませんね。

マ｢ここが無法の街ということを忘れていたかも…｣

　そういう問題ではありませんよ。いいですか？　あなたの使命は…

マ｢お、《王たちの冠》を大魔王から取り戻すことです…｣

　その通りです。先の長い旅ですので、息抜きをしたい気持ちもわかりますが…

マ｢は、反省しています…｣

　それでは、助けてあげましょう。コンティニューモードを使います。

マ｢きゃあああ～！｣


・


・


・


私は〈旅の宿〉へ戻された。
ステータスや持ち物も〈旅の宿〉に着いたときの状態に戻っている。

《城砦都市カーレ》 第73話 もう帰れません…

また数人が船内に投げ込まれた。だけど、船員たちは一向に姿を見せない。

マーテル｢どうすればいいの…？｣

時間だけが過ぎていく。


・


・


・


数時間後、騒々しい音が響いてきた。まさか…

マ｢もうすぐ船が出帆するのね！！(*゜Q゜*)｣

それなのに、まだ私には逃げ出すチャンスが巡ってこない！

マ｢ちょっと待って～！｣

私は必死に叫ぶ。

マ｢金貨でも食料でもあげるわ。
　だから私を降ろしてよぉ～！(*；∀； *)｣

しかし、船員たちは姿を見せなかった。

★ボオォ～ン★

マ｢き、汽笛の音！？｣

私は小窓から外を覗いてみた。船が港を離れていく。
カーレの街が次第に小さくなっていく。

マ｢ふええぇ～ん…(*｡≧△≦｡*)｣

私は残りの人生をガレー船の奴隷として過ごすことになった。
というわけで、《王たちの冠》を取り戻す旅も終わる…




(GAME OVER)


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　15/20　　運勢ポイント　12/12

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
背負い袋
金貨28枚
食料4食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
ボンバの実(他の食べ物と一緒に食べると体力ポイントを二倍回復)
銅製の鍵(206という数字が刻まれている)
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』

《城砦都市カーレ》 第72話 ミーティング

精神統一して呪文を唱える(体力ポイント-1、16→15)
緑色の鬘を頭に載せると、どんな種族の言葉も理解できるようになった。

マーテル｢さあ、作戦を練るわよ！｣

私は捕らわれた連中と共に、ガレー船から逃げ出す相談を始めた。

エルフ｢あの覗き窓に上るには梯子が無いと…｣

ドワーフ｢俺がウォーハンマーでも持っていれば、船体に穴を…｣

ノーム｢それは水没の危険も伴うぞ｣

ホビット｢どうすりゃいいんだ？｣

マ｢う～ん…｣


・


・


・


結局、誰も脱走の手段を思いつかなかった。


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　15/20　　運勢ポイント　12/12

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
背負い袋
金貨28枚
食料4食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
ボンバの実(他の食べ物と一緒に食べると体力ポイントを二倍回復)
銅製の鍵(206という数字が刻まれている)
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』

《城砦都市カーレ》 第71話 客船じゃなさそう

マーテル｢はっ？｣

私は目を覚ました。

マ｢うっ…｣

頭が激しく痛む…　
(体力ポイント-2、18→16)

マ(確か〈旅の宿〉でエールを飲んでいるときに殴られて…)

頭を撫でながら、私は辺りを見回す。何だか床が揺れているような…
完全に回復していないのかしら。それとも私は今、船の中にいるとでも…？

マ｢…！｣

天井には覗き窓があり、周りには木の壁が見えるだけ…

マ(どうやら後者が正解のようね)

まさかカクハバード一週旅行に当選したというの？




私以外にも大勢の人たちが床に倒れている。
そのうちの一人を私は揺り起こしてみる。

マ｢しっかりしなさい｣

男｢う、うう…｣

男は目を開けた。

男｢ここは…？　うわっ、ゴリラ！｣

マ｢誰がゴリラですって！？　寝ぼけるんじゃないわよ！｣

男｢失礼、おば…じゃなくて、女の人だったか。
　しかし、どうなっているんだ？　なぜ俺は船なんかに…｣

マ｢昨夜、何があったの？　よく思い出して｣

男｢そういえば、酒場で飲んでいたら、水夫がやってきて、
　エールを何杯も奢ってくれたんだよな。
　その後のことは覚えていない｣

マ｢…！　私も同じ手口でやられたのよ。
　こんな所へ連れ込んで、どうするつもりかしら？｣

男｢これはガレー船だ｣

マ｢ガレー船…？｣

男｢俺たちは奴隷にされ、ここで働かされることになる…｣

奴隷ですって！？((*゜□゜*))

マ｢冗談じゃないわ！　早く逃げ出さないと…｣

男｢無理だよ。あの覗き窓以外に出口は無い。もう終わりだ｣

男は自分の頭に手を当てながら、残念そうに言った。

マ｢梯子でも無ければ、あそこまでは上れないわね｣

・魔法を使う

　RAP 　　VIK 　　ZAP 　　ZEN 　　DUD

・何が起こるか、しばらく様子を見る

のんびりしていたら、残りの人生をガレー船で過ごすことになるわ。


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　16/20　　運勢ポイント　12/12

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
背負い袋
金貨28枚
食料4食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
ボンバの実(他の食べ物と一緒に食べると体力ポイントを二倍回復)
銅製の鍵(206という数字が刻まれている)
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』