《城砦都市カーレ》 第5話 脱獄

精神統一して呪文を唱える(体力ポイント-2、20→18)

☆カチャリ★

魔法の効果が現れたのか、掛け金が音を立てた。
扉を押してみると、難なく開く。

マーテル｢これで逃げ出せるわ♪｣

私と老人は一緒に石牢を後にする。

老人｢おおっ、助かったわい。恩に着るぞ｣

老人は私に礼を言うと、恐ろしいほどのスピードで歩いていく。

マ｢と、年の割には元気なのね…(*゜△゜;*)｣

老人の足は非常に速く、瞬く間に私は置き去りにされてしまった。
私も老人の向かった方へ歩いていく。


・


・


・


しばらく歩くと、やがて分かれ道に出た。


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　18/20　　運勢ポイント　11/12

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
背負い袋
金貨15枚
食料1食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
ボンバの実(他の食べ物と一緒に食べると体力ポイントを二倍回復)
銅製の鍵(206という数字が刻まれている)
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる

《城砦都市カーレ》 第4話 権力者と四行の呪文

そこは窓に鉄格子の付いた石牢だった。
中にあるのは壁際に置かれたベンチだけで、そこには一人の老人が座っている。




薄汚いローブを羽織った老人は立ち上がると、右手を差し出した。
挨拶のつもりね。だけど、左の袖は垂れ下がっているわ。

マーテル(このお爺さんは片腕を…)

老人｢おば…じゃなくて、おねえさん、なぜこんな所へ来なすった？｣

老人が私に尋ねる。

マ｢カーレを抜けてバクランドへ行きたいのよ｣

私の言葉を聞くと、老人は首を大きく縦に振る。

老人｢ということは、お前さんは魔法使いなのじゃな。
　　わしも昔は────しかし、シャンカー鉱山のオーガのせいで────
　　ああ、わしの野望も、生涯の仕事も全て消え果ててしもうた…｣

嘆くように言いながら、老人は左の袖を差し出した。

老人｢魔法使いなら、権力者と同じように北門を開けられるじゃろうの｣

マ｢確かに私は魔法使いよ。でも、権力者って…？｣

老人の言葉を聞いて、私は戸惑った。

老人｢お前さん、北門の呪文を知っておるんじゃろう？｣

マ｢北門の呪文ですって！？　いったい何のことよ？｣

老人｢…！！｣

私が困惑した顔で聞くと、老人は大きく目を見開いて首を振った。

老人｢これは…　説明したほうが良さそうじゃな…｣

マ｢…？｣

私は老人の話を聞くことにする。


・


・


・


　北門はバクランドからの攻撃に備えて、魔法の力で閉じられている。
　特別な四行の呪文を唱えることで、初めて魔法が解ける。
　カーレで一番の権力者だけが全ての呪文を知っているのだが、
　他にも四人の権力者が呪文の一行を知っている。
　これは一人で勝手に北門を開けさせないための処置だ。
　おかげでカーレの街の安全は保証されているというわけである。


・


・


・


マ｢そういうことだったの｣

老人｢わしも四人の権力者については知らんのじゃ。
　　ただ、そのうちの一人は学者だとか聞いたことがあるのう｣

北門の呪文を知らなければ、バクランドへ行けないのね。
何としても権力者たちを見つけないと…

マ｢ところで…｣

老人｢何かな？｣

マ｢いつになったら、ここから出られるのよ？｣

老人｢あんたは侵略者ではないんじゃろう？
　　そのことを衛兵たちが確認すれば、明日には釈放されるはずじゃ｣

マ｢うげっ！　こんな所で一夜を越すなんて…｣

・釈放されるのを待つ

・魔法を使って脱獄する

　ZAP 　　POP 　　FIX 　　DOP 　　FIL

老人｢今夜は話し相手がいるから、退屈せずに済みそうじゃわい｣

マ｢残念だけど、長居するつもりはないわ｣

老人｢…！　どういう意味じゃ？｣

マ｢黙って見ていなさい｣

えっと、解錠の呪文は…


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　20/20　　運勢ポイント　11/12

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
背負い袋
金貨15枚
食料1食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
ボンバの実(他の食べ物と一緒に食べると体力ポイントを二倍回復)
銅製の鍵(206という数字が刻まれている)
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる

《城砦都市カーレ》 第3話 私は無実よ！(*♯｀○´*)

私は老人を無視して建物の周りを一巡りしてみる。

マーテル(どっちへ行こうかしら…)

そのとき…

マ(げげっ、誰か来る！)

背後に足音が聞こえたので、私は慌てて駆け出そうとした。

マ｢きゃあああーっ！！｣

しかし、相手のほうが素早かった。二本の腕が私を羽交い締めにする。

マ｢ひええぇ～！？(*;゜△゜*)｣

見上げると、鎧を着た衛兵の意地悪そうな顔が私の目に映った。

マ｢離して！　離してよぉーっ！！(*。>_<*)｣

衛兵は恐ろしい力で私を引き立てるようにして建物の方へ連れていく。
そして扉を開けると、その中へ私を押し込んだ。

☆ガチャンッ★

後ろで掛け金が施錠される音が冷たく響く…


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　20/20　　運勢ポイント　11/12

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
背負い袋
金貨15枚
食料1食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
ボンバの実(他の食べ物と一緒に食べると体力ポイントを二倍回復)
銅製の鍵(206という数字が刻まれている)
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる

《城砦都市カーレ》 第2話 慎重に…

私は背負い袋から南門の鍵を取り出すと、そっと鍵穴に差し込んでみた。

★カチャリ☆

小気味良い音と共に扉が開く。私は用心しながら中を覗いてみる。

マーテル(誰もいないようね…)

急いで門の中へ滑り込み、扉を閉める。

マ｢ふーっ(*〃´o｀*)=3｣

あっ、南門の鍵を鍵穴に差し込んだままだわ！

マ(仕方ないわね…)

アーチ道を抜き足差し足で歩き、そっと物陰に隠れて辺りの様子を窺う。
まだ空は明るいというのに、辺りは静まり返っている。

マ｢……｣

私は思い切って広い場所へ出てみた。
すぐ近くに石造りの建物があって、窓には格子が取り付けられている。
近づいて中を覗くと、一人の老人がベンチに座っていた。

・建物の中に入って老人に挨拶する

・先を急ぐ

明るいうちに街の中心部まで行ければいいけど…


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　20/20　　運勢ポイント　11/12

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
背負い袋
金貨15枚
食料1食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
ボンバの実(他の食べ物と一緒に食べると体力ポイントを二倍回復)
銅製の鍵(206という数字が刻まれている)
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる

《城砦都市カーレ》 第1話 無法の街

眼下に見えるシャムタンティの丘の麓には城砦で囲まれ、
雄大なジャバジ河で見事に二分された街がある。




丘の中腹まで下りてきたところで、自分の運命の行く末を思って、
私は立ち止まった。
こんな言い伝えを聞いたことがあるわ。

ラムール湖から海へと続くジャバジ河にある浅瀬に興ったのがカーレである

でも、これはどうも眉唾物ね。もう一つの説は…

ラムール湖とカクハバード海を往復する漁船を狙う海賊たちの居留地だった

多分、こっちが事実だと思うの。

どんな理由があったにしても、カーレは次第に栄えてきた。
居留地が村に────村が町に────そして時は流れ…

カーレはバクランドやシャムタンティから来た悪党共の巣窟になっていった。
靴紐を得るためだけに人を殺す邪悪な生き物たちが流れ込んできている。
無法の街を闊歩する悪人たちから身を守るために、カーレの住民は苦労して、
数々の精巧なトラップを作り上げた。

私の目指す場所はカーレの向こう側にある。
噂を耳にしている私としては、避けて通りたい街だわ。
だけど、カーレを抜ける以外にジャバジ河を渡る道は無いのよね。
街を取り囲む城砦に沿って進めば、トラブルに巻き込まれずに済むかも…

カーレと外の世界は二つの門で遮られている。
目の前に見えるのは、こちら側からの唯一の入口である南門、
街を挟んで反対側の端にはバクランドへ続く北門がある。

時は金なり────さあ、急ごう────

私が勇んで丘を下っていくと、間もなく門に着いた。
門には鍵が掛かっている。

・大声を出して衛兵を呼ぶ

・魔法を使う

　BAM 　　BIG 　　HUF 　　DOP 　　HOT

・他に考えがある

そうだわ。確かスヴィンの酋長に…


★ステータス
技量ポイント　10/10　　体力ポイント　20/20　　運勢ポイント　11/12

★リーブラ召還＝可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
背負い袋
金貨15枚
食料1食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
ボンバの実(他の食べ物と一緒に食べると体力ポイントを二倍回復)
銅製の鍵(206という数字が刻まれている)
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
南門の鍵

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる