絶対に許せない！

　マーテル＝リゼール…　アナランドの勇士よ…

この透き通るような声は…




　大丈夫ですか？

マーテル｢女神リーブラ！｣

　ここは私が作り出した特殊な空間の中です。
　あなたを砦の中の危険から救ってあげることはできません。
　けれど、コンティニューモードは健在ですよ。
　それにしても、今回は悲惨でしたね…

マ｢あんな目に遭わされるとは思いませんでした…｣

　特別サービスで腕は元通りにしておきましたよ。

マ｢助かります…｣

　あなたには《王たちの冠》を取り戻すという使命があります。
　こんな所で倒れるわけにはいかないのですよ。さあ、冒険の再開を…

マ｢待ってください！｣　

　どうしましたか？　急に大声を上げて…

マ｢お願いがあります。あの連中のいる所から再開させてくれませんか？｣

　えっ！？

マ｢このままでは私の気が収まらないんです。
　あの三人だけは許せない…！　お灸を据えてやらなければ…｣

　なるほど、彼らに復讐したいというわけですか…

マ｢リーブラ、お願いします！｣

　わかりました。今回に限り、あなたの望み通りにしましょう。

マ｢ありがとうございます｣

　では、コンティニューモードを使います。えいっ！(*｀^´*)

マ｢きゃあああ～！｣


・


・


・


私はマンパン砦の中庭まで飛ばされた。
ステータスや持ち物もスローベン・ドアを抜けた直後の状態に戻っている。

マ｢見つけたわ｣

私は三人に近づく。

《王たちの冠》 第93話 耐え難い苦痛

？｢こいつ…｣

？｢いい度胸だぜ｣

？｢俺たちを怒らせるとはな｣

三人は無視されて頭に来たようだった。
いきなり駆け寄ってくると、私の前に立ちはだかる。

マーテル｢邪魔よ！｣

私は連中の間を通り抜けようとした。

ドサッ…

しかし、足を引っ掛けられて転んでしまう。

？｢この間抜け！　どこを見て歩いてるんだ？
　俺の仲間の足を蹴飛ばしておいて、謝らない気か？
　今すぐ謝れ！　謝って、こいつのブーツを磨くんだ！｣

マ｢……｣

私は立ち上がり、謝罪の意味で軽く会釈をしてみせた。だけど…

マ(女神リーブラの名に懸けて、こんな連中のブーツを磨く気は無いわ…！)

私に足を引っ掛けた一人が足を私の方に突き出した。

？｢ほら｣

？｢どうした？｣

？｢磨けって言ってるんだよ！　早くしろ！｣

マ(思い知りなさい…！)

私はブーツを磨くように見せかけて、その足首を強く引っ張った。

？｢うわっ！？｣

ドサッ…

相手は無様に地面に転がる。

マ｢あははははーっ、どっちが間抜けよ？｣

だけど、そんなことをしたのは間違いだった。
三人が待っていたのは謝罪ではなくて、戦いの口実…

？｢上等だ｣

？｢後悔しても遅いぜ｣

？｢食らえ！｣

ボオオオォォ…

三人が一斉に目を開き、私の腕に炎を浴びせる。

マ｢ああああ────！！｣

六本の火が私の腕を焼く！　悲鳴を上げずにはいられない。
腕が地面に転がり落ち、私の希望も崩れ去った。
あまりの痛みに意識が薄れていく…


・


・


・


気が付いたとき、黒焦げになった腕が地面に転がっていた。

マ(命だけは助かったようね。でも…)

これでは任務を遂行するなんて無理…




(GAME OVER)


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　17/20　　運勢ポイント　12/14

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨22枚
食料1食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×3
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉

《王たちの冠》 第92話 急いでいるのよ！

マーテル(感じ悪いわね)

私は彼らを避けて進むことにした。
すると、三人は行く手を塞ぐように私の方へ向かってくる。

マ(邪魔をするつもり…？)

不意に一人が目を開いた。

ボオオオォォ…

マ｢────！？｣

目から炎が噴き出したかと思うと、私の足元の地面を焦がす。

・向きを変えて三人の方へ行く

・無視して歩き続ける

そんな脅しには負けないわ。


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　17/20　　運勢ポイント　12/14

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨22枚
食料1食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×3
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉

《王たちの冠》 第91話 感じの悪い連中

近づいていくと、その一団が三人だということがわかった。

マーテル(どこかで見たような…)

三人共、枯れ木の枝のように痩せていて、汚ならしい服を着ている。
更に近づくと、彼らの目が異様に大きいことが見て取れた。




三人は申し合わせたように目を閉じていた。

マ｢────！｣

それを見た途端、私は反射的に身構えた。

マ(思い出したわ。カーレで私を追い回してきた連中と同じ…)

彼らは瞼を閉じていても、私が見えているはず…

マ(関わらないほうが賢明ね)

私は三人を迂回して通り過ぎようとした。
すると、中の一人が私に気付いて声を掛けてくる。

？｢おい、待てよ｣

私が避けようとしているのがわかったらしく、からかうような口調だわ。

？｢人の顔を見て逃げるなんて、失礼じゃねぇか｣

？｢こっちへ来な｣

他の二人も私を呼んでいる。やっぱり彼らには見えている！

・呼ばれるままに近づいていく

・無視して歩き続ける

相手にしないで進むわよ。


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　17/20　　運勢ポイント　12/14

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨22枚
食料1食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×3
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉

《王たちの冠》 第90話 注目の的

マーテル｢ほっ…(*〃´○｀*)=3｣

扉の中の様子を一目見て、私は胸を撫で下ろした。
そこは広い中庭になっている。
目を覚ました砦の住人たちが至る所に集まっている。

マ(住人の中に紛れ込めば、目立たずに先へ進むことができるかもしれない…)

私は扉を閉めて中庭へ入っていった。

マ｢……｣

できるだけ自然な感じで中庭の奥へ向かって歩いていく。
そっちの方に砦の本丸へ通じる道がありそうな気がするの。

マ(やっぱり目立っているわ)

歩いていくうちに、私は気付いた。

マ(中庭にいる者の中で人間は私だけ…　怪しまれるかも…)

そう思って、右の方へ向きを変えた。


・


・


・


少し進んだ辺りで、前方の一団が私に注意を向けているのがわかった。
一人が私の方を指差し、他の連中も私を見ている。

マ(彼らは敵意を抱いているの？　それとも…)

ここからでは、よくわからない。

マ(あら？)

左の方には木の枷で首と手を拘束された男の姿が見える。
何か悪いことをしたのかしら。

・このままの方向へ進み続ける

・左へ向きを変えて、拘束された男の方へ行ってみる

・前方の一団の左側を抜けて別の一団がいる方へ歩いていく

私は前方の一団を避けて別の一団の方へ向かう。


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　17/20　　運勢ポイント　12/14

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨22枚
食料1食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×3
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉