《王たちの冠》 第122話 早口な生き物

私は壁に沿って歩いて、中庭の右手の隅にある小さな木の戸口に近づいた。
用心しながら開けようとしたとき…

★バタンッ☆

出し抜けに戸口が開いたかと思うと、太った小さな生き物が出てきた。

マーテル(ノームだわ)

ノーム｢おい、ここへ何の用があるんだ？
　　　そうか！　お前もマカリティックを痛めつけるつもりだな？
　　　死なない程度にしてやれよ｣

マ｢？？？｣

ノーム｢何をしている？　さっさと入れ。
　　　マカリティックの所へ行きたいんだろう？
　　　左側の戸を通って行けばいい。さあ、早くしろ｣

マ｢マカリティックなんかに用は無いわよ｣

私が答えると、ノームは片方の眉を吊り上げた。

ノーム｢何だって！？　それじゃ、いったい何のために来たんだ？
　　　まさかスパイニー・ワンに会いたいわけでもないよな？
　　　どんな用があるって言うんだい？｣

マ｢あんたには関係ないわ｣

私が入った戸口の向かい側には二つの戸口が見える。

・左側の戸口を抜けて奥へ行きたいの

・右側の戸口を抜けて奥へ行きたいの

マカリティックは左側の戸口の奥にいるのね。


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　17/20　　運勢ポイント　15/15

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨41枚
食料4食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×3
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ
砂
膠
緑色の金属の指輪
首飾り
ティンパン川の聖なる水

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉

《王たちの冠》 第121話 間接キスは嫌…

私は両開きの扉の前で足を止めた。

マーテル｢…！？｣

突然、中庭の右手の隅から大きな生き物が歩いてきた。
溶けた黒いゴムのような肌をしていて、大きさは熊ほどもある。

マ｢ひええぇぇ！(((((((*・・;*)｣

私は思わず後ろへ下がった。その生き物は両開きの扉に近づいていく。

マ(あの扉を開けるつもりなの？)

私は生き物がどうやって両開きの扉を通り抜けるのか、
見ていることにした。

マ｢…！｣

生き物は取っ手に口を押しつけると、勢いよく回した。
すると、二枚の扉の右側が開いた。

マ｢あっ！｣

黒い肌の生き物は平然と中に入っていく。

マ｢ひゃーっ…(*゜□゜*)｣

私は驚きを隠せない。

・生き物と同じように取っ手に口を押し当ててみる

・中庭の右手の隅にある木製の扉の方へ歩いていく

・魔法を使う

　POP 　　HUF 　　ZAP 　　BIG 　　DOP

合言葉を知らなければ、この扉は開けられないのよね。
ジャビニーの忠告を信じて、ヴァルギニアとやらを捜すことにするわ。


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　17/20　　運勢ポイント　15/15

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨41枚
食料4食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×3
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ
砂
膠
緑色の金属の指輪
首飾り
ティンパン川の聖なる水

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉

思い出しました！

　マーテル＝リゼール…　アナランドの勇士よ…

誰かの声が聞こえる。

　私です。わかりますか？

私には何もわからない。自分の名前も、スリーサイズさえも…

　しっかりしなさい！　私の力で記憶を蘇らせてあげます。
　(*-◇-*)☆※。.:*:・'°☆

うう…　頭が痛い…

　これで大丈夫のはずです。

そ、その顔は…　確かに見覚えが…




　私がわかりますか？

マーテル｢女神リーブラ！｣

　やっと思い出してくれましたね。

マ｢私は…　確か第二のスローベン・ドアの取っ手に触れて…
　それからの記憶が…｣

　ジャビニーが言っていたでしょう。
　『合言葉がわかるまでは、決して開けようとしてはいけない』と…

マ｢本当に軽率でした。あんなことになってしまうとは…｣

　多分、あの黒い肌の生き物は合言葉を知っているのでしょう。
　取っ手にキスをしたのではなく、合言葉を囁いたのです。
　だからスローベン・ドアが開いたのですよ。

マ｢そういうことですか！(*゜ロ゜*)｣

　ヴァルギニアとやらに会う必要がありそうですね。

マ｢そのためにはマカリティックも避けて通れないとか…｣

　さあ、コンティニューモードを使います。
　今度こそマンパン砦の本丸へ入れるように願っていますよ。

マ｢きゃあああ～！｣


・


・


・


私は中庭にある両開きの扉の前まで飛ばされた。
ステータスや持ち物も扉の近くに来たときの状態に戻っている。

《王たちの冠》 第120話 記憶喪失

あの黒い肌の生き物がやったように、私は扉に手を触れないようにして、
取っ手に唇を押し当てた。

マーテル(何も起こらないわね。解錠されたのかしら？　それとも…)

私は片方の手で取っ手を握ってみる。

バチッ…

その瞬間、全身に電流が駆け巡るような感じがした。
だけど、それ以上のことは起こらなかった。

マ｢……｣

私は自分の手を見つめた。

マ(いったい私は何をしているの？)

私は後ろへ下がって辺りを見回した。

マ(ここはどこよ！？　なぜ私は…？　いや、私は誰…？)

次々と疑問が頭に浮かんでくる。そして私を悩ませる。
私は答えを出そうと必死になった。

しかし、疑問が解けることは永遠にないだろう。
スローベン・ドアには侵入者を防ぐための仕掛けが施されている。
資格の無い者が通り抜けようとすれば、心を白紙にされてしまうのである。
マーテルは自分に関する記憶も、自分の任務のことも、
永久に頭から消し去られてしまったわけだ。
ここでマーテルの旅は終わりを告げる…




(GAME OVER)


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　15/20　　運勢ポイント　15/15

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨41枚
食料4食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×3
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ
砂
膠
緑色の金属の指輪
首飾り
ティンパン川の聖なる水

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉

《王たちの冠》 第119話 グラマーすぎるサイズ

精神統一して呪文を唱える(体力ポイント-2、17→15)
私の体は一瞬にしてジャイアントのように大きくなった。

マーテル(服や下着が破れないのが不思議ね…)

そんなことになったら、一大事だけど…

マ(ジャイアントほどの腕力なら、強引に扉を開けられるかもしれないわ)

私は両開きの扉に近づいた。

・取っ手を回してみる

・さっきの生き物と同じように、取っ手に口を押し当てる

まずは黒い肌の生き物と同じようにやってみよう。


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　15/20　　運勢ポイント　15/15

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨41枚
食料4食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×3
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ
砂
膠
緑色の金属の指輪
首飾り
ティンパン川の聖なる水

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉